暮坪そば
毛越寺(もうつうじ・岩手県平泉町)での見学を済ませると、空腹となったため、
早めのランチをいただくことにしました。
平泉駅でもらった「岩手・平泉 散策ガイド・マップ」には飲食店の所在地も記されています。
各所にあるので、休憩場所に困ることはないでしょう。
毛越寺に最も近いおそば屋さん「麺房高松庵」に伺うことにしました。
お店の前に立て看板があり、「暮坪(くれつぼ)そば」とあります。
「暮坪そば」ってどんなおそばなのでしょう。
早速、暖簾をくぐることにしました。
ご主人の薦めもあり、やはり「暮坪そば・竹」(1,160円)をオーダー。
竹はおそば1枚、天麩羅がつきます。
「暮坪そば」とは「暮坪かぶ」をおろしたものを薬味にしていただくおそば。
「暮坪かぶ」は岩手県遠野市上郷町暮坪地区でしか採れない稀少なかぶです。
かぶですが、見かけは大根のよう。
ものすごく辛味が強いのですが、確かにかぶの香りと味がします。
暮坪かぶも「美味しんぼ」32巻も店のご主人が見せて下さいました。ありがとうございます!!
「美味しんぼ」32巻で海原雄山は、
「香りはひなびて みょうに郷愁を誘う… それは土の香り…」
と表しました。
(かぶの味がするとは言いませんでしたよ。さすが!)
おそばをいただきながら、こちらのお店を選んで良かったとつくづく思いました。
おそばは花巻産玄そばを使用。
この「暮坪そば」の良い所は、そば湯で割ったおつゆもこれまた美味しいということ。
最後の最後まで暮坪かぶを堪能することができます。
ご主人のご厚意で、最後に雁屋哲先生のサイン色紙と「暮坪かぶ」の2ショット写真を撮影させていただくことができました。
雁屋先生も来店されていたのですね。
それを知ってものすごくうれしくなりました!!(感激)
平泉に来て本当に良かったです。
ご主人、おいしかったです。本当に色々とありがとうございました!!
「暮坪そば」が人気のお店ですが、「平泉じゃじゃ麺」というオリジナルのメニューもあり、
こちらもおいしそうです。
どちらを選ぶか迷ってしまうかもしれません。