マンホール写真集(14)
私、一応、主婦でありまして、家事をやっております。
しかし、家事が好きかと尋ねられたら、答えは「No」。
家事とは好き嫌いで行うものではなく、必要だから行うものであります。
死ぬまでずーっとやり続けるものであると考えるため、
飽きっぽい私が取り組む際には工夫を施します。
そんな私がどういう訳か、子供の時から何があっても12月は大掃除をやるものだと決めていて、
どこに住もうとも必ず行ってきました。
でも1年に1回の大掃除って、そりゃぁ大変なんであります。
汚れがひどければひどいほど、掃除は比例して大変になります。
それゆえ、いつしか1年に数回、大掃除を行うようになってしまいました。
掃除好きではない私が、楽をしたいがために、掃除をしょっちゅう行う。
人生とは思い通りにいかないものでございます。
そんな訳で、12月の大掃除も負担が軽くなってしまったので、
師走だというのに、ちょこちょこウォーキングに出かけられるようになりました。
先日も風景印集めに出かけました。
場所は北千住(東京都足立区)。
北千住にはウォーキングでしょっちゅう来ているのですが、風景印集めとなりますと歩く場所が異なります。
初めて歩く場所も多く、結構楽しいウォーキングとなりました。
足立仲町郵便局に向かう途中のこと。
ちらっと確認のため見たマンホールに面白いものを見つけました。
国土地理院のマンホール蓋です。
蓋の真ん中に日本列島が!
私、思わず声を上げておりました。
「国土地理院」という名前の響きも良く、カッコいいなぁと眺めておりましたが、
よく見ると「水準点」という文字があります。
「水準点」ってなんでしょう。
水準点とは
基準点の一種。
基準点とは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定され、地図作成や各種測量の基準となるものである。
その他に三角点、電子基準点等がある。
水準点は、全国の主な国道又は主要地方道に沿った約2kmごとに設置されており、
土地の高さを精密に(mm単位)に求める際に利用される。
また、地殻変動、地盤沈下対策等に必要な土地の上下変動は、この水準点の測量を繰り返すことにより求められる。
(参考:「国土地理院」公式HP)
ほぉ、そうでしたか。
尚、水準点には工事や事故などによる破損を避けるため、半地下式の金属標式のものに改造される例が増えているそうで、
私が見たものはそのタイプのもののようです。
ウォーキングをしていると、時々勉強になります。(笑)