宮城県仙台市中心街西エリア散策レポート(2017年4月25日実施) その3
ウォーキング開始!
5.仙台市博物館
仙台城跡に別れを告げると、仙台市博物館に向かいます。
今度は下り坂なので楽ちんです。
道なりに行けば、案内板があるので、案内に従って進みます。
博物館に続く道も急な坂道でして、もし、国際センター駅から回るのでしたら、
私だったら、仙台城跡→博物館の順で行きます。
博物館に着くと、屋外にも色々と興味深いものがあります。
写真右は「仙台藩御用酒発祥の地」の石碑。
藩の御酒御用を務めた榧森又五郎は大和より柳生但馬守宗矩の仲介で仙台に来ました。
こちらにも伊達政宗公の像があります。実はこちら、伊達政宗騎馬像の初代であります。
現在の騎馬像は2代目。
第2次世界大戦中、物資不足解消のため初代騎馬像は軍に徴用され、この部分だけ残され、
塩竃市内に捨てられていたそうです。
林子平の碑(左)と魯迅の像と碑(右)。
魯迅の像は魯迅生誕の地である中国浙江省紹興市から贈られたものです。
屋外の碑を拝見すると、いよいよ入館です。
仙台市博物館は仙台城三の丸跡に位置し、建物内には8つの展示室のほか、情報資料センターやレストラン、
ミュージアムショップなどがあります。
ミニシアターで上映される「支倉常長 光と影」は必見であります!
ちなみに企画展は「伊達な優品 勢ぞろい PART.2」が行われていました。
常設展は「むかしの仙台」・「伊達政宗、仙台へ」・「城」・「藩」・「町」・「近代都市へのあゆみ」の6つのゾーンで
構成されています。
縄文土器の展示コーナーでは、文様の美しさに思わず興奮。こんな文様もあるのかと感心しました。
(写真撮影は可能なのですが、撮影禁止の展示品やエリアがあるので注意が必要です。)
常設展は、年4回展示替えを行い、季節ごとに内容が大きく変わるのだそうです。
内容がとても充実しているため、見学時間は大目に取る必要があるでしょう。
休憩を繰り返し取りながら、展示物を拝見しました。
伊達家の歴史や政宗公の花押など、興味深いものがたくさんありました。
刀の鑑賞ができるように、日本刀の勉強もどこかでしなくてはならないと思いました。
昼食のため館内のレストラン「三の丸」へ。(外に出なくても中から行けます。)
週替りランチ(800円)を注文。こちらのお店では非常にリーズナブルなメニューかと思います。
八丁味噌のソースがかかったチキンカツ。おいしかったです。
(甘ったるい味噌ソースよりこちらの方がご飯がすすみます。)
店内は観光で仙台を訪れた方が昼食でも良い思い出ができるように、上品な雰囲気となっており、
メニューも仙台らしさ、かつ高級感のあるものを揃えていますが、お店の方が親切なので、
女性一人でも気兼ねなく利用することができます。
できることなら、ちょっとゆっくり過ごしたかったのですが、まだまだ予定が詰まっていたので、
一息つくと、次の目的地へと向かうのでした。
散策マップ
参考資料
- 「仙台藩御用酒発祥の地」の石碑
- 伊達政宗像の説明板
- 仙台歴史ミュージアムネットワークシート「仙台市博物館」
- 仙台市博物館リーフレット
つづく