サッポロファクトリー3条館の真向かいにある人気店であります。
通りに面したカフェスペースは、夏季にはテラス席となり、とても素敵な雰囲気。
私も是非あちらでいただいてみたいものだ、と思います。
人気店なので、色々な人が足を運びます。
小学生の男の子が早足でやって来るほど。
気が付くと、自分の後ろには長蛇の列ができていたりします。
アメリカンスタイルのケーキやパイ、タルト、クッキーを揃えている洋菓子と紹介されることもありますが、みんなが大好き「モンブラン」や「プリン」などもあります。
「スイート・レディ・ジェーン」。
フルーツタルトや、とても可愛いアイシングクッキーも是非頂きたいのですが、私が興味をそそられるのは「アメリカン・パイ」の方であります。
先日はこちらの「ルバーブ・パイ」を紹介しました。
アップルパイも超絶美味しそうなのですが、作り手の独創性を感じさせるものに強く惹かれるものですから、今回はこちら、「道産味噌のチーズパイ」を頂きました。
（確かそんな名前…）
元々、ナチュラルチーズの中には味噌の風味がするものもあり、味噌とチーズの相性は悪くありません。
問題は味噌の味と風味をどこまで効かせるか、であります。
味噌のチーズパイと言うからには、味噌の存在感を示すため、味噌の味をしっかり出すのか、それともあまり主張させないようにするのか、どっちが良いのだろうか、考えました。
・・・。
どっちでもいいかな。（結論）
さて、こちらのパティシエはどう表現されるのでしょう。
ワクワクしながらいただきました。
パイ生地の上に収められたチーズのなんとおいしいこと！！
チーズの味がとてもふくよか、旨味がたっぷりであります。
こんなにおいしいチーズってありましょうか。
よーく味わって一口一口食べていると、クリームチーズの味なのだけれど、さっぱりした味のチーズが出てきました。
これは！？
どうも、ふくよかで旨味たっぷりのチーズは味噌が混じっているところで、さっぱりとした味のところは味噌が混じっていないところのようであります。
（コントラストが面白い！）
良い仕事をしております。お味噌！
パイの表面にはみたらしのような甘じょっぱいタレと黒ゴマのコーティング。
これがまたチーズによく合っていておいしい。
黒ゴマの香ばしさもナイスであります。
色々なチーズケーキやタルトを頂いてきましたが、こちらはバスクチーズケーキ以来の逸品。
大好物となりました。
またぜひ、頂きたい。
どこかで機会を作ろうと思います。
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