自分が注文したラーメンが出来上がり、ラーメンののったトレーを受け取ると、公園脇の客席に着きました。
連休2日目。
5丁目会場は多くの来場者でごった返しており、テーブル席が取れたのは実にラッキーでありました。
お腹はペコペコ。
急いで箸を取って麺を食べようとしました。
!
すると、突然、湯気が勢いよく立ち上がりました。
トッピングに味玉(200円)をつけました。
「さっぽろオータムフェスト2022」5丁目会場、「Mari iida」さんの「伝説の背脂煮干肉盛りラーメン」であります。
なぜ、突然、湯気が立ち上がったのか。
おそらく薄い油膜がラーメンの表面を覆っていたからではないかと思われます。
しかし、油でギラギラとラーメンの表面が光っていたわけではありませんでしたし、味も脂っこくありません。
私、しょっぱなからものすごく感動しました。
つかの間ではありましたが、モクモクと立ち上る湯気をぼーっと見ておりました。
そして、微かに唸りました。
改めて麺を一口いただきました。
!!
すると、今度は食感に驚きました。
中細ストレートの麺は、どちらかと言うと、「シコシコ」という食感。
煮干系のスープがよく絡み、咀嚼も楽しく、とても美味しいです。
こんなにラーメンの麺がおいしいと思ったのは、生まれて初めてであります。
続いてスープを一口いただきました。
!!!
なんと、塩味は実に良い塩梅。
麺によく絡んでいるので、きつめの塩味かと思いきや、ちょうど良い濃度。
(しょっぱくないの。本当にちょうど良いの!)
今度は衝撃が走りました。
ダシもこれまたちょうど良い塩梅。
(全然しつこくないの。いい香りなの!)
しかも、時にしつこさのある煮干しの風味を、煮干しを焙煎したのか、ちょっとした焦げの香ばしい香りが引き締めております。
この香りは舌で感じるのではなく、スープを飲みこんだ後に鼻を抜けていく感じ。
よって、スープを飲むたびに口の中がキリッとします。
こんなスープも、生まれて初めてであります。
唸りました。(←2度目)
唸り終えると、無我夢中でラーメンを食べ始めました。
実は苦手な「煮干系ラーメン」なのに、自分でも驚きであります。
そして、最後に王道のスープ一気飲み。
丼は見事に空となりました。
香ばしい苦味でキリッと締まりました。
まるで、フレンチ料理のようであります。
(本当は、フレンチの最後はコーヒーか葉巻で、コーヒーはデザートと一緒にはいただかないものであります。)
ついに、これぞというラーメンに巡り会いました。
「Mari iida」さんは JR 千歳線平和駅が最寄。
豊平区に住んでいた時よりも行きやすくなりました。
(豊平区に住んでいた時は、遠くて行けなかった…)
札幌に終の棲家をもって、本当に良かったと思うラーメンでありました。
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