茨城グルメ
人間って、時々気まぐれを起こしやしませんか。
なぜなら、チョコレートでコーティングした納豆なんて普段なら絶対手を出しません。
なのに、この日は偕楽園(茨城県水戸市)の梅の花が咲き始めたのを発見して、
うれしくなってしまったものですから、
「先入観や偏見で食べてもいないものを勝手に変だと思うのは良くないことだ」
なんて冒険心がふっと湧いてきて、面白がって買ってしまったのです。
茨城名物 チョコ納豆です。
チョコ納豆とは
納豆及び納豆加工品類の製造販売を行う「だるま食品株式会社」(水戸市)の製品である。
ドライ納豆をチョコレートでコーティングしたものである。
食べやすく個包装になっている。(8g×10包)
540円也。
尚、ホワイトチョコ納豆もある。
ドキドキしながら口に入れました。
思ったより、納豆の味や香りがしません。
というか、ほとんどしません。
(本当にちょっとだけ。)
多分、「チョコ納豆」だと言わなかったら、気づく人はいないんじゃないでしょうか。
(余程の納豆嫌いの人しか分からないんじゃないかな。)
「チョコ納豆」というくらいですから、きっと納豆の味や粘り、香りを期待する人もいるかもしれません。
しかし、納豆の特徴である味、粘り、香りはかなり抑えられています。
では、この商品の売りは何なのでしょう。
私、「チョコ納豆」をほおばりながら、考えました。
(いけるんですよ。これが。おいしいですよ。)
そして、気がつきました。
「食感」でございます。みなさま。
噛みごたえが、麦チョコとピーナッツチョコの中間にありまして、噛み心地がすごく良いのです。
一口に「ドライ納豆」と申しましても、その固さは製造会社によって様々。
ものすごく固いものもあれば、固さを残しつつ、クリスピー感を出したものなど、
色々あるのです。
この「チョコ納豆」の場合は、噛んだらクシャッとぶれるものを使用しておりまして、
こういうドライ納豆もあるのかと、感心しました。
そう、「チョコ納豆」はドライ納豆の食感と奥深さを楽しむ商品なのです。
この商品を楽しむ時は、ぜひ、他のドライ納豆も試してみてほしいと思います。
少量ずつ小分けされた「チョコ納豆」。
ちょっとだけ甘いものが食べたい時に、おすすめのお菓子です。
(でも食べ始めたら、止まらなくなっちゃうんだけどね。)