街歩きや散策の楽しみと言ったら、やはり「ランチ」であります。
その土地ならではの名物を食べてみたいですし、人気店や話題のお店で食事もしてみたいです。
あるいは気になったお店にぶらりと立ち寄ってみるのも楽しいです。
ラーメン、定食、B級グルメ、ご当地グルメ…
テーマは色々です。
テーマは色々です。
ラーメンの流行は情報番組に取り上げられる程、目立ち、分かりやすいですが、お蕎麦は目立たず、「いつからこの食べ方は始まったの?」、「どこが最初なの?」と思う程に、じんわりと広まっているように思います。
例えば、こちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ef/17fd308a83095f481786aa38eb62385e.jpg)
北海道のごまそば専門店「ごまそば八雲」さんの「鮭ちらしそば」(地域・期間限定メニュー)。
要チェックポイントは、お椀型のそばちょこであります。
このそばちょこをどう使うか(=作戦を立てること)によって、幾通りもの味を楽しむことができます。
- とりあえず、何もつけず、お蕎麦だけいただく。
黒ごまならではの風味が鼻の奥で感じ、とても繊細な香りを味わうことができます。 - お椀に蕎麦つゆを入れ(好みでネギとわさびを入れる)、お蕎麦をつけて、「もりそば」風でいただく。
- お椀に蕎麦(一部)と具材を移し、おつゆをかけて、「ぶっかけ」風でいただく。
- 後から供される蕎麦湯をお椀に注いで、蕎麦つゆで味付けして、蕎麦を入れ、「かけそば」風にしていただく。
この時、汁は飲み干す。 - 蕎麦がなくなったら、蕎麦湯をお椀に注ぎ、蕎麦湯のみを楽しむ。
- 蕎麦湯+蕎麦つゆ+ネギ+わさびで楽しむ。
(きっと他にもあるに違いない…)
このお椀は北海道ならではのものかと言うと、よく分かりません。
いずれにせよ、私はこのお蕎麦との出会いによって、コーヒー一杯飲むにも作戦を立てるようになりました。(笑)
続いてこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f4/8e782006e35ea1faca0a3e587b76ba67.jpg)
北海道議会食堂の「特ざるそば」。
温かくて具の入ったおつゆに、お蕎麦をつけていただきます。
いわゆる「つけそば」であります。
東京の「富士そば」にもつけそばメニューがあったので、北海道ご当地メニューなのかどうかはよく分かりませんが(東京に住んでいた時、つけそばメニューってあったかなぁ…)、こちらは昔からの人気メニュー。
「つけそば」は、北海道では定番となっております。
(具の種類も色々。)
私、最初は冷水でシメた蕎麦を、なぜわざわざ温かい汁につけて食さねばならないのか、なぜ、かけそばではだめなのか、「?」となったのですが、我が夫曰く、冷水でシメた蕎麦は美味しいし、温かい汁も食べたい。
(具も入っていますしね。)
どちらも満たしてくれるのが「つけそば」なのだそうです。
確かに温かいかけ蕎麦は、蕎麦が柔らかい(時に柔らかすぎる)。
一番美味しいのは、冷水でシメた蕎麦かもしれませんね。
(私は子供の頃からざるそばが大好物でした。)
冷たいそばを入れることにより、つけ汁はどんどんぬるくなっていきますが、それはそれでアリなのでしょう。
最後にこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/85/3a57449bcfc7a4a117416bbb4d6a625a.jpg)
ネギののった小皿に蕎麦猪口あり。
「手打ちそば さくら」さんの「合い盛りそば+鴨汁」であります。
つけ麺専門であるサッポロファクトリー店のメニューであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/45/9d4224c29cafcc6fed37af3cb5054885.jpg)
このメニューの面白いところは、まず、お蕎麦が2種類であること。
1つは、「さくら」さんならではの「極太ちぢれ麺」。
もう一つは「ごまそば(細麺)」であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/95/5fd3f683744daa6868894e3cb920f545.jpg)
これだけで、ご当地性抜群なのでありますが、さらに面白いのはおつゆも2種類ありまして、冷たいそばつゆと、温かくて具の入ったつけ汁がついてきます。
(ちなみに、おそばには必ず冷たいそばつゆが付きます。オプションで温かいおつゆを選びます。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8a/bf7c3947dc13158c18decb3d776d7603.jpg)
鴨肉が何枚も入ってます。
最低でも4通りの食べ方ができるという、なんとも楽しいメニューとなっています。
観光スポットである「サッポロファクトリー」を意識したものではないかとも思われ、来館の記念に、そしてお蕎麦の進化にも着目して食してみてほしいと思うメニューなのでありました。
年越し蕎麦をいただこうと思って、昨年末、「さくら」さんに行ったのですが、まさか冷たいそばつゆもくっついてくるとは思わなかったので、びっくりいたしまして(いやー、てっきり+〇〇円で冷たいそばつゆが、具入りの温かいおつゆになると思ったの!)、再度、「さくら」さんのおそば紹介となりました。
お蕎麦の世界も楽しいですね。
※先日、こちらの記事を紹介しました。参考までに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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