コツコツ歩き隊!

お花で一休み(113) 北の街のハイビスカス

美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。


結構最近までこういう花を見たら、「ハイビスカス」と呼んでおりました。



こちらは「ムクゲ」であります。

「ハイビスカス」と言えば、日本では南国を象徴するお花。
その南国の花が札幌で咲くことはないだろう、適当にせず、ちゃんと名前を調べて覚えよう。
ある日のこと、そう考えました。



「ムクゲ」はアオイ科フヨウ属の植物。
中国原産で、日本には古くに渡来し、平安時代初期には植えられていたと言われています。
また、「ムクゲ」はいくつか別名を持っており、「ハチス」とか「モクゲ」などとも呼ばれています。
ちなみに英語の学名は「Hibiscus syriacus 」。
なんとここで、「ハイビスカス」が出てきました。
調べてみると、日本で「ハイビスカス」と呼んでいる花は主に「ブッソウゲ」(アオイ科フヨウ属)でありました。

葉は掌形ではなく卵形で縁が粗い鋸歯。

「ハイビスカス」はアオイ科フヨウ属を表す英語の学名で、そこに含まれる植物の総称とのこと。 
ということは、「ムクゲ」を「ハイビスカス」と呼んでも、あながち間違いではなかったのですね。 
「ムクゲ」は北の街でも楽しむことができる「ハイビスカス」なのでありました。

<参考資料>
  • ウィキペディア「ムクゲ」、「ハイビスカス」、「ブッソウゲ」


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