換気塔を下から見上げてみました。美しい。
≪前回からの続き
根津駅から東京ドームシティまでウォーキングしてみよう!
小石川後楽園の「八橋」を見て、当初の目的は果たせましたが
この庭園の隣には「東京ドーム」を擁する「東京ドームシティ」があり、
立ち寄らないわけにはいきません。
今回は「東京ドームシティ」を目指します。
(隣あるのに、目指すって?)
散策コース
コースは地図でも確認できます。こちらへ(Google Mapが開きます。)ウォーキング開始!
6.日中友好会館(地図:7)
小石川後楽園を出て、外堀通りに向かって歩きます。
すぐ、「日中友好会館」が見えてきます。
「日中友好会館」は日中友好活動の拠点として、
中国人に日本語を教える専門学校「日中学院」や中国人留学生のための宿舎「後楽寮」など
備えた施設です。
また、美術館もあります。
私が訪れた時は「モンゴル族の暮らし展」(終了)が行われていました。
移動式住居ゲルの実物や生活用品、民族衣装などが展示されていました。
実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた展示品を見ると、
環境に適応するため、創意工夫を重ね、生活を発展させてきた様子が分かります。
衣装を見ても、とても細かい作業を丹念に行っているのがよく分かります。
非常に良いものを拝見することができて、ラッキーでした。
日中友好会館美術館の展覧会スケジュールをお知りになりたい方は、
下のサイトでチェックしてみてください。
美術館スケジュール : http://www.jcfc.or.jp/institution/m_schedule.html
7.都営地下鉄・飯田橋駅換気塔(地図:8)
日中友好会館を出て、外堀通りに向おうとしたら、何やら不思議な建物が目に飛び込んできました。
一回気になると、確認せずにはいられないものですから、寄り道してみました。(笑)
なんでしょう、これは。
まるで有機生命体ではなく、人工生命体しか存在しない惑星に咲いている花のようです。
これは都営地下鉄飯田橋駅の換気塔です。
幸いなことに説明の書かれたプレートがありまして、それによりますと、
地下の駅の空気を、きれいに保つための施設とのこと。
木の葉のような、羽のような部分は、内部の機械を守りながら風の流れを調節するウイングで、
換気塔に親しんでもらうため、パブリックアート性を持つ設計としたそうです。
いいものを作りましたね!
これのおかげで、ちょっと寂しくなりがちな通りが、ちょっと楽しい感じになって、
辺りの雰囲気が良くなっています。
芸術的ですし、換気塔だなんて誰も思わないと思います。
ちなみに、こちらの換気塔の設計者は渡辺誠氏です。
えーーーーーーーーーーーーーーっ。
「渡辺誠」氏ですってーーーーーーーーーーっ。
また、渡辺誠氏の作品に出会ってしまいましたわっ。(興奮)
なんで興奮しているのかと思った方は下の記事をお読みください。
渡辺誠氏とその作品が紹介されております。
(私、愛を込めて「ヤッターアント」と呼んでおります。すばらしい!)
7月11日の記事 : 散策! 中目黒駅~渋谷駅(4)
私、ここで宣言いたしましょう!
今日から建築家・渡辺誠氏のファンになりますっ!
近くまでお越しの際には、ぜひご覧ください。
お世話になったサイト
財団法人 日中友好会館
http://www.jcfc.or.jp/
お隣の東京ドームシティにはまだたどりつきませんわっ。次回に続く。≫