コツコツ歩き隊!

散策!札幌(5) 新琴似神社をお参りして、安春川沿いを歩く

JR札幌駅

仙台(宮城県)在住中に、地下鉄、在来線、バス、新幹線等を駆使し、
色々な街に出かけて行ったため、
遠くへ出かけることが全く苦ではなくなりました。
初めてのバスや電車でも、特に緊張することなく乗れるようになりました。

北海道の交通について一切知識がないので、JR札幌駅内で札沼線(学園都市線)に乗るには、
一体何番線に行けば良いのか分からなくても、どういう訳か落ち着いておりました。

ただ、JR北海道さんに申し上げたい。
電光掲示板など、フォームに電車の名前が記されていないのは、ちょっと困ります。
北海道に引越し等でやってきて、地理に詳しくない者には、
終着駅の名前だけ記されても、すぐには分かりません。

改札を通った後、「?」状態となりましたが、無事電車に乗ることができました。

という訳で、JR札沼線(学園都市線)「新琴似駅」が最寄りの「新琴似神社」と「安春川」に行って参りました。

ウォーキング開始!

1.JR新琴似駅からスタート

札沼線は1時間に3本くらいあるので、助かりました。

駅の正面はこちらのようなのですが、安春川方面は反対方向。
自分の立ち位置を確認するのにちょっと手間取りました。(汗)

2.新琴似神社

風景印収集が趣味となっている私でありますが、新琴似の郵便局のものを調べると、
テーマが「屯田兵中隊本部」となっているものが多いため、ぜひ拝見しようと新琴似神社に向かいました。

「西5丁目樽川通」にある新琴似神社。

こちらは明治20年(1887)、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が新琴似の地に入植したのと同時に、
開拓の守護神として奉斎されたことから、神社としての歴史が始まります。

御祭神は天照皇大御神、豊受大神、神武天皇です。

そのご本殿の隣に「屯田兵中隊本部」があります。

こちらの建物は九州各地の士族146戸の入植により発足した新琴似兵村の本部として、
明治19年に建てられました。

明治36年、屯田兵役解除後は、自治会や産業組合、中学校仮教室に使用されるなど、街の発展に寄与しました。

3.安春川

続いてやはり屯田兵とゆかりのある「安春川」に向かいます。
風景印のテーマ見学は地元の歴史をより詳しく知ることができるため、一味違った散策ができ、おすすめです。

こちらが安春川です。素敵な遊歩道が整備されています。

安春川は最初、水害防止と湿地帯の農地化を目指して造られた灌漑用排水路でありました。
明治20年、開拓と防備を兼ねて屯田兵が入植した時、この辺りは低湿地帯で開拓は困難を極めたと言います。

札幌市の発展に伴い、宅地化が進むと、雨水排除の河川となった安春川は、
一度、水枯れ状態となってしまったこともあったそうです。

そこで、川と人々のふれあいを取り戻すため、「先人の苦労を偲ぶリバー・プロムナード」をテーマとして、
整備事業を展開し、流水を復活させました。

安春川沿いの散策は春の到来を肌で感じることができ、とても楽しいものでした。
同時に開拓の大変さを知ることができた貴重な散策となりました。

ウォーキング・マップ

参考資料


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