3月最初の山ボード&山スキーは、人口密度の少ない山を選びました
真狩、ニセコエリアの境界に位置する「昆布岳(1,045m)」です
人口密度といっても、北海道の山は何処へ向かっても人の数は知れていますが、
全道的に晴天予報の今日は、メジャーな山域はBC客で埋まっています。
上げる写真を選ぶのが大変
今日は、夏山シーズンと変わらない早朝からの移動でした。
目指す「昆布岳」東尾根の初挑戦ルートは、頂上までの距離が地図上で6.8km
実際に歩いてみるとその距離は7.8kmに及んでいました。
疲れるはずです
結果的に6時20分に出発した登山時間は8時間に及んだので、早起きは正解でした。
東から朝陽が射してくる。朝の気温はけっこう低くマイナス10℃ぐらい
登山開始直後の平原歩きから確認できる昆布岳の雄姿(千mちょっととは思えない北東斜面)
起伏の少ないトラバースを進むと昆布岳までの距離は着実に縮まってきます
どうですか、アップに堪えられるこの容姿を眺めると「果たして滑れるんかい?」とビビり気味に
今日は二人で写した写真の数が半端ない
朝の時間、まだ羊蹄山の1,300~1,600m辺りには雲がたなびいていたけれど・・
ここまでやってくると、
この先の苦労のイメージが消えるから不思議
2kmに及ぶ長い第2ゲレンデ(Toshiさん命名)を振り返る
右手の「尻別岳(1,107m)」が“ここ”より低く見えませんか???
ピークまで凡そ1km地点から望む東斜面
ここを越えると景色が変わります
広すぎて画像が収まらない内浦湾
クレバスの間から望む洞爺湖の先の有珠山
この地点、雪庇が北から南に向いている・・
この辺りからの景色は標高1,726mある芦別岳に匹敵する
頂上直下はこの斜度です
息をのむ東斜面、最後の登り
北方に並ぶニセコ連山を眺める余裕のない登り、、右は雪崩斜面
ジャン
とうちゃこの証、名物の昆布形標柱はこの時期も隠れておりません
広い広い内浦湾をパノラマで
ピークから滑り降りるのが山スキー&山ボードの醍醐味(その殆どは長い長いストック漕ぎだけどね~)
ニセコの山々、山座同定は省きます
頭を下げなくっても大丈夫、望めています
夏山登山道方向
西昆布岳の先に遠く狩場山塊が連なっています
ということで、後は降るだけ・・
右の斜面にシュプールを描きたかったけれど、あすこは雪崩ます
最後に、
いつも変わり映えしない動画も添えておきます
23/03/05『昆布岳BC』[2:55]
また来週
白いばかりで絵にするのは難しいんじゃないだろうかね?
でも、羊蹄山もニセコ連峰も夏山より残雪期の今の方が数段、山の陰影が近く美しく見えることは確かです
今年は春の訪れが早いようなので、一週間ごとにこの白さは失われていきそうです。
あっという間に店仕舞いです。