“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/03/05『昆布岳BC』

2023-03-05 | バックカントリー

3月最初の山ボード&山スキーは、人口密度の少ない山を選びました

真狩、ニセコエリアの境界に位置する「昆布岳(1,045m)」です

人口密度といっても、北海道の山は何処へ向かっても人の数は知れていますが、

全道的に晴天予報の今日は、メジャーな山域はBC客で埋まっています。

 

上げる写真を選ぶのが大変

 

今日は、夏山シーズンと変わらない早朝からの移動でした。

目指す「昆布岳」東尾根の初挑戦ルートは、頂上までの距離が地図上で6.8km

実際に歩いてみるとその距離は7.8kmに及んでいました。

疲れるはずです

 

結果的に6時20分に出発した登山時間は8時間に及んだので、早起きは正解でした。

 

東から朝陽が射してくる。朝の気温はけっこう低くマイナス10℃ぐらい

 

登山開始直後の平原歩きから確認できる昆布岳の雄姿(千mちょっととは思えない北東斜面)

 

起伏の少ないトラバースを進むと昆布岳までの距離は着実に縮まってきます

 

どうですか、アップに堪えられるこの容姿を眺めると「果たして滑れるんかい?」とビビり気味に

 

今日は二人で写した写真の数が半端ない

 

朝の時間、まだ羊蹄山の1,300~1,600m辺りには雲がたなびいていたけれど・・

 

ここまでやってくると、

この先の苦労のイメージが消えるから不思議

 

2kmに及ぶ長い第2ゲレンデ(Toshiさん命名)を振り返る

 

右手の「尻別岳(1,107m)」が“ここ”より低く見えませんか???

 

ピークまで凡そ1km地点から望む東斜面

 

ここを越えると景色が変わります

 

広すぎて画像が収まらない内浦湾

 

クレバスの間から望む洞爺湖の先の有珠山

 

この地点、雪庇が北から南に向いている・・

 

この辺りからの景色は標高1,726mある芦別岳に匹敵する

 

頂上直下はこの斜度です

 

息をのむ東斜面、最後の登り

 

北方に並ぶニセコ連山を眺める余裕のない登り、、右は雪崩斜面

 

ジャン

とうちゃこの証、名物の昆布形標柱はこの時期も隠れておりません

 

広い広い内浦湾をパノラマで

 

ピークから滑り降りるのが山スキー&山ボードの醍醐味(その殆どは長い長いストック漕ぎだけどね~)

 

ニセコの山々、山座同定は省きます

 

頭を下げなくっても大丈夫、望めています

 

夏山登山道方向

 

西昆布岳の先に遠く狩場山塊が連なっています

 

ということで、後は降るだけ・・

 

右の斜面にシュプールを描きたかったけれど、あすこは雪崩ます

 

最後に、

いつも変わり映えしない動画も添えておきます

23/03/05『昆布岳BC』[2:55]

 

また来週

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (gusuberimama)
2023-03-06 08:46:51
絵になる写真満載だね🤳😀
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Unknown (Tak)
2023-03-06 17:29:02
素晴らしい!
返信する
絵になるかい? (Toshi)
2023-03-06 18:31:16
Akke

白いばかりで絵にするのは難しいんじゃないだろうかね?
でも、羊蹄山もニセコ連峰も夏山より残雪期の今の方が数段、山の陰影が近く美しく見えることは確かです
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Unknown (Toshi)
2023-03-06 18:33:24
Takさん

今年は春の訪れが早いようなので、一週間ごとにこの白さは失われていきそうです。
あっという間に店仕舞いです。
返信する

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