5月最後となる登山は
定山渓“さっぽろ湖”畔(木挽沢林道)から登る「烏帽子岳(1,110m)」と「神威岳(987m) 」です
ガスっていて視界の効かない烏帽子岳の頂上
Motoさんの膝の具合がよくなるまでの間、しばらくはToshiの一人登山です
今日は、思いの外雲の多い一日で、そして寒い
まだ5月なのだから、この程度の気温は平年並みとも言えますが、何せ暑いと
感じる日が多くなっている分、15℃を下回ると寒く感じます
さっぽろ湖、春は新緑、夏は深緑、秋は萌える紅葉、そして冬は国際スキー場に沢山の雪を降らせます
烏帽子岳・神威岳の登山ルートに、このさっぽろ湖畔を基点とするコースが
加わったのは最近のようで(夏山ガイド-①道央の山-2022年4月新版から)
それを知ったのは、昨年の9月に従来の百松橋を基点とするルートから登った
神威岳の頂上で、違うルートから登ってくる登山者から話を聞いてからのこと
なので、Toshiも初めてのコースということになります
こんな眺めの良い湖畔の観光スポットが登山口なんて、ちよっと贅沢
はい、百松沢コースは神威岳まで6.5kmなので、この木挽沢コースの方が2kmは短いようです
木挽沢林道の終点あたりまでは、沢と林道の高低差がかなりあります(つまり崖が多い)
百松沢コースよりも明らかに登山者が多い様子が登山道の雰囲気からもうかがえる・・
沢の渡渉地点まできても、一貫してこのルートは谷を遡上するコース
出迎えてくれるシラネアオイは、雨露の朝はうなだれていて元気なさげ
分岐地点まであと少し・・のあたりは昨日からの雨でぬかるんでいるので滑ります
神威岳までの7・8合目、百松沢コースとの分岐点
この先を見上げても上空はガスっぽいようで
小金湯あたりの先がかすかに望める程度・・
ツツジは雨の後、お元気そうに鮮やかです
983mの神威岳がこの眺めなら、さらに高い烏帽子岳はおして知るべし
神威岳は下りに寄るとして、烏帽子岳までのコル、そして登り返しは
朝露&前日の雨の残りでズボンがびちゃびちゃです
陽が射していれば温かいはずの登り返し、何やら雨も降っていないのにバラバラと音がします
なんと、5月も下旬だというのに霧氷が風で剥がれて飛び散る音でした(寒いはず)
この時期濡れない手袋は必須です
それにしても綺麗です桜の木の霧氷
烏帽子岳の頂上横にだけ、まるで池のように雪渓が残っています。
証拠写真にしかならないけど、
三等とはいえ三角点はしっかりしています
遠望が効かない登山の割に、画像はけっこうアップしておるなぁ~
神威岳のバックもガス
札幌岳から藤野三山あたりは望めています
何故か『虹と雪のバラード』を口ずさみたい、札幌の街も雲の合間から望めています
ほらね
下山途中、緑の濃くなってきた空沼岳から札幌岳はよく望めます
お休み処に手作りの椅子
分け入れば、そりゃああります春の幸
フキだって、至るところにそりゃあるわね
こんなに綺麗な景色を観られる登山道はなかなかです
なんでしょう、この
あそこに見えるダムの下の様子はこちら
さっぽろ湖側から望む「小天狗岳(765m)」
登山口となっている第一展望台に下山
第一展望台から望める景色は案内図で
普段眺められない景色なので、何故か写真を沢山上げてしまいました
こんな景色も、、
こんな景色も・・
定山渓天狗岳もこのように湖上に望める景色って、
ゆっくり観光でもする気分で車を止めないと見られない風景です。
あくせくと汗を飛ばして登山道を登り下りしているだけではいけませんね
そう、この木挽沢林道からの同コースは、ほとんどがカエデやドングリといった
広葉樹林ばかりですから、秋にはそれは美しい萌える紅葉が眺められるばず
で・す・ね
また来週
コメント有り難うございます。
実は廃道となった登山道の復活も夏山ガイドの新版には載っているようです。
ありがたいことに、日々笹刈りをしてそれらの旧道の手入れを少しずつされている方々がいらっしゃるということですね。
新版にだけ載っているそれらの登山道を歩いている人は、面白いことに皆さん着ているものが新品で、いかにもビギナーという人の方が多いように見受けられます。
年季の入った人の方がそのような情報に疎いと言えましょう。
Motoさんには7月のこともありますから、ご無理のないようにリハビリィをお願いしております