山小屋「敬友山荘」の冬と春
この冬は雪が例年より多く、山の春は遅いのかなと思っていましたが、目に見えるほど雪消えが早く、山野草が一斉に咲き出しました。
山小屋に積もった雪は背丈くらいで、春になってもしばらくは溶けないで残っているだろうなと思っていたのが、嘘のようにあっという間に消えていました。
山小屋の近くの湿地にはミズバショウや山わさびが知らぬ間に花を咲かせ、山の斜面などには白と紫のキクザキイチゲや、カンアオイ、エンレイソウが、雪消えが待ちどうしかったよといわんばかりにきれいな花を咲かせています。
昨年シドケの種を採取した所を5月に入ってから見てみたら、1センチくらいのシドケの芽が出ていました。紅葉の葉のような小さな葉が出ていてこれからどんどん伸びていくことと思います。
今年は、仲間たちと山小屋の南側にデッキを作り、西側にトイレを整備しようと思っています。また、秋には昨年植えたマイタケが出てくるはずですし、ナメコも生えてくるでしょうから今から楽しみです。