2017.4月下旬の庭
気ぜわしく過ごしているうちに、庭の花はあっという間に花を咲かせています。
2月のかまくらはどこらへんに作ったのか忘れてしまいそうな陽気になってきました。
庭には、何色のチューリップやすいせんがどこに咲くかは咲いてみなければわかりません。土を掘るたびに球根が出てきて、まとめて植えたり、空いてる場所に移したりしているうちに、あちこちから兄弟たちが競い合って花をつけています。
植えてから30年近くたった黄色のカタクリは、かなり株数が多くなっています。
温暖な地に咲くミモザは、防寒着もなしに雪をまとっていたのに、何とか乗り切って春の演出に一役買っています。
オキナグサとイカリソウも、雪ぎえと同時に目を出して、未熟な葉の上に一人前の花を思いっきり咲かせています。
一冬中咲いていた寒椿は、4月の暖かい日に一斉に花びらを散らし春眠。替わって乙女椿が我が世の春とばかりに咲いています。
周囲の華やかさにかまわずに、春になっても急がずにゆっくりと芽を出す柿の木は、やっと枝の先に葉を出し始めています。
これからいろいろな花が咲き、蝶が舞う庭を眺めながら渋茶を一服。春うららです。