SSF 光夫天 ~ 詩と朗読と音楽と ~ 

◆ 言葉と音楽の『優しさ』の 散歩スケッチ ◆

「看護の日」に ちなんで・・・

2020-05-13 23:19:00 | 『コロナ:考』新しい試みです(2020年4月より)

      神戸赤十字病院 「今日の散歩スケッチ」by Furusaka yasushi

古くからの友人(神戸市在住)が、『最前線で働く人に感謝 COVID-19』の想いから、

日常の散歩の折、描いたものを、送ってくれました。とても、嬉しかったですね。

いただいたメッセージは、

「今日の散歩スケッチは、神戸赤十字病院。院内感染で苦労した病院です。まだまだ大変、応援したい思いで描きました!」

 

今回の動画は、古くからの友人が送ってくれたスケッチを見ながら、作ってみました。BGMは、数年目に魅せられたピアノの音と、ナレーションは、AI TALK 3(話者:のぞみ)を使用しました。

よろしければ、ぜひ、ご覧ください。

【動画作成 3分45秒】

【URL】https://youtu.be/NVxk-oU4N40

 

 

(本文)

◆毎年5月12日は「看護の日」。ナイチンゲールの生誕日に由来する。きのうがその日だった。

◆日本看護協会が募集する作文の今年の入選作に、感謝の思いを伝える言葉遊びを見かけた。作者は山口県の中野淳子さん。腸炎で入院中の体験をもとに、タイトルは<魔法の言葉「かんごしききます」>としてある。

<魔法の言葉「か ん ご し き き ま す」>

*(か)変わりないですか

*(ん)んーと、中野さん

*(ご)ご飯全部食べられましたか

*(し)失礼します

*(き)今日担当の○○です

*(き)気分はどうですか

*(ま)また何かあれば言って下さい

*(す)すぐ行きます――

§「ききます」は「聞く」「効く」のどちらにもとれるように平仮名なのだろう。

◆今この時間にも感染防護服に身を包み、魔法の言葉をかける人々がいるにちがいない。無事に退院する患者を見送ることもあれば、助けられなかった患者の最期を看取みとることもある。生死を分ける現場に身を投じる医療従事者の辛苦はいかばかりだろう。感染はピークを過ぎたのか減少傾向にある。病棟で身を粉にして働く人の頑張りが大きいことは言うまでもない。

§  効いています。

 

◆まだ緩んではいられない。

現場の負担を減らす努力なら、みなできる。

【読売新聞 編集手帳 2020年(令和2年)5月13日(水)】

 

ご覧いただき、ありがとうございました。



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