今回は「鼻喰い田」の石碑を紹介します。
「鼻喰い田」とは何なのか?
碑文には次のように刻まれています。
鼻喰い田
昔 大井に追華城という小
さな城がありました ある時
大津川を挟んだ対岸の戸張城
と戦いになりました 時の追華
城主は坂巻若狭守 対する戸
張方の大将は戸張弾正 大井
勢が劣勢となり 弾正が追華
の城山まで登ってきました
そして 両将の一騎打ちとな
り 組合ながら下の田んぼ
に落ちて行きました 田んぼ
の泥の中で苦しさのあまり
相手の鼻に喰いついたことか
らこの田んぼを「鼻喰い田」
と呼ぶようになったそうです
今日では 鼻喰い田付近に
は住宅が建ち並んでいます