朝は来る 恋愛詩の章 by asawakuru

恋愛詩です。
Amebaブログをメインにしました。
https://ameblo.jp/asa8356/

アナタの声は聞けない

2023年03月18日 | 

とてもアナタを傷つけたこと

知ってる

ずっとココロの棘となって

後悔を消せずにいた


アナタの友達から聞いた

あの時の状況と

今の様子

三人に囲まれて

しこたま怒られました

いい友達をもってる


昔の自分の過ちは

今の自分が解決すると

決意した

もう逃げなくない

もう誤魔化さない

恐れない


過去の過ちにケリをつけよう

勇気を搾り出せ

何度も何度も

自分に言い聞かせて


スマホの連絡先の

アナタの名前を

見つめる

何度も消そうとして

消せなかった名前


この電話のアイコンを

ただ一回軽くタップすれば

アナタにつながってしまう

あまりの便利さが癪に障る


いろんな想いを抑えながら

通話アイコンを軽く触れる

遠くで呼び出し音が鳴り始める


ボクは

永遠に感じる時間に

胸を

締め付けられながら

呼び出し音が終わるのを待つ


呼び出し音がやんで

画面に通話中の表示が出る


ボクは口を開く


もう

過ちを過ちの

ままにしないと

決めたから


ボクからの電話だと

分かってるのか

アナタの声は聞こえない

胸を締め付けられながら

言葉を紡ぐ


この結末の行方より

ただ後悔を

終わらせたいだけ


ひどくわがままで

本当に身勝手で

自分勝手で

最悪な男だと言われようとも

言葉を絞り出す


アナタから見れば

今更なんだろう


ボクは本当に身勝手


暫くしても

アナタの声は聞こえない


ようやく聞こえたのは

嗚咽だけ


ロウソクの火が消えた

2023年03月17日 | 

ロウソクの火が

小さくなっていく

身体は命のエネルギーを失い
小さくなっていくのを感じて
ボクは震える


去年の夏に来年の春まで
持たないと言われた時
こんな元気なのにヤブ医者って
思って油断してた

だから
ボクの準備が間に合わない
いや本当は
準備することを拒否してる


だけど時間はその日に向けて
刻むのを止めることを知らない


春はもうすぐなのに
こんなにも春が来るのが
待ち遠しくないのは初めて


この世に生まれて灯りはじめた
ロウソクの火は
もう弱く小さく
灯ることをやめようとしている


人は失う時初めて気づくんだ
必ず
いつかは別れが訪れることを


ボクの目の前で
そのロウソクの火は
静かにゆっくりと
熱を失った

苦しい過去を越えるには

2023年03月15日 | 

アナタから綴られる

苦しかった出来事


アナタの止まらない涙に


何もできない



ボクが言えるのは


苦かった過去の経験は

ただ目の前の


悲しみ苦しんでいる人の

気持ちに寄り添うための


チカラになる筈



経験してない人間には


絶対分からない


絶対に理解はできない



そう思えれば

その苦しい過去を


越えられるんじゃ

ないかとボクは思う


だって


ボクがそうだったから


待たせてゴメン

2023年03月14日 | 
若く何もなかった頃は
すぐに駆けつけることが
できたのに

地位も名誉も金がある今が
一番不自由だなんて
思いもしなかった

自分のココロに正直に
生きるということは
とても難しかった

そして
いつの間にかアナタは
姿を消してしまった

ボクの成功を見届けて
ボクのポケットの指輪を
残したまま
消えてしまった

時が流れて

ひだまりの中
ベンチのアナタの隣に腰掛けて
お互いずっと前を見たまま
二人で静かでゆっくりと流れる
時間を味わう

ゆっくり アナタは
ボクの方を見る

久しぶりに見た君は
やっぱり綺麗で
暫し見惚れてしまった

そして
ボクはアナタの固く握った手を
開いて

薬指に指輪を挿した



いいの?


いいよ



アナタの頬の涙を指で拭って

抱き寄せて

そして耳元でようやく伝える


待たせてゴメン


アナタのためならボクは悪になります

2023年03月13日 | 

アナタのためなら


誰であろうと容赦しません


アナタのためなら

ボクは悪になります



もうすぐ

それも必要ない時が

近いようです

もうボクの役目は

終わりです


ただ もう少しだけ

アナタが

冷たい雨に濡れないように

アナタの傘にならせてください


アナタのために浴びた雨は

ボクのココロを

暖かくしてくれるんだ



ずるい人間だから

2023年03月12日 | 
実は気付いてるんでしょ?
気持ちに?

鈍感のフリをしてけど
鈍いボクでも気づいてる

アナタのココロに気づいてる
だけど
ボクのココロがわからない

なんとなくじゃなくては
嫌なんだ

だから
興味をなくされても
呆れて嫌われても
仕方がない

だから今は
ボクはずるい人間でいい



アナタの相談相手

2023年03月11日 | 

どうでもいい男ばっかり

誘ってくる


私って魅力ないのかな?


何が足らないと思う?


私じゃダメなのかな?


だからボクは

そうなんだ なんでだろね

こんないい女いないのに

みんな見る目がないねって


ボクは友人として

いつでも悩みを聞いてあげる

ボロボロ泣いたり

コロコロ笑ったり

忙しいアナタを

見守りたい


この心地よい友人関係は

不器用なアナタが大切な人に

出逢うまでだと知ってる



アナタの幸せのため

ボクの存在が邪魔に

ならないよう

ボクは

アナタに決して触れないと誓い

いつか訪れるさよならを

心に今日も秘めてる


だから腕を組もうとするのは

やめてね


どうすれば惹かれるのを止めれますか

2023年03月11日 | 

惹かれるのを止める方法を
誰か教えてください

僕の目は
無意識にアナタを探してます

僕の耳は
アナタの声は

雑踏の中でも聞き分けます


僕の鼻は
アナタの香りに

すぐ気がつきます


僕の手は
アナタに触れたがります



だから
無邪気に僕に話しかけないで
僕の目を見て話さないで


アナタは

じっと目を見て話すんだ

ボクのココロを覗くように



そして

あなたはちょっと近いんだ


せっかく惹かれるのを

止めるべく

一生懸命

避けているのに


小悪魔

2023年03月09日 | 
見えないアナタを探してる

けども

見つけたら 見つけたで

困ってしまう


だから 軽口を叩いてしまう


なにサボってる なんて言ってしまう


一緒にサボろ

隣空いてるよー 

横に動いて場所を開けてくる

そして いい天気だねって

首を折って下から見上げて
言ってきやがる

目を細めて破壊力抜群の甘い声で


そうやなって 前を向いたまま

出来るだけ 出来るだけ

そっけなく答える

ドキドキしてるくせにね

なんか体を寄せてきてるよな 

困る マジで困った


距離を取りたいけど
体が言うこと聞かない

吸い付けられたように動けない


前を向いたままのボクの頬を

下から見上げながら人差し指で
突いてくる 

ねえってばーって

いい天気だねって また言ってくる


どんな顔して突いてきてる見たいけど

スっごく我慢しながら

そうやねって また出来るだけ

そっけなく頬を突かれてることは

無視して完全に反応を殺して答える


ぶーってかわいい頬を
膨らませてるのを

視線の思い切り端っこで見えた

くそー可愛すぎる

その膨らませてる頬を
潰してみたいなんて
考えながら 

気づかないフリのポーカーフェイス


なんか不機嫌な波動感じたから

今度は自分のターン


同じように首を折って同じ横向きにして

目線を合わせて視線を合わせて

不機嫌のフリしてアナタの瞳を
覗き込む


瞬間びっくりして目を
見開いてくるけど

すぐに愛おしい瞳で微笑んでくる

多分こういうのを

小悪魔って言うだろうな


くそー勝てないなんて思いながら

経験値の足らないボクは途方に暮れて

小さな後悔と
止まらない溢れる嬉しさを

胸にしまいながら立ち上がるけど

ボクの服を摘んで

もうちょっと なんて言うアナタは

やっぱり小悪魔

この小悪魔は
ボクの前にしか姿を
現さないことを
ボクは知ってる

if

2023年03月03日 | 
偶然 友達からの呼び出しの電話があったから

偶然 出向く時間があったから

偶然 その場所に行ったから

偶然 同じ時間に

偶然 隣り合わせたから

偶然 言葉を交わしたから

偶然 共通の話題があったから

偶然 ・・・

たくさんの偶然から生まれた僕たちの出会い


if...

偶然が一つでも欠けたら 

君と出会ってなかったかも


僕は偶然は 必然だって信じてる

おはよう

2023年02月25日 | 
おはよう

なんで そんな嬉しそうなの

けど

嫌じゃないよ



違う明日

2023年02月24日 | 
いつからだろう

違う明日を見るようになってた二人


もうあの頃は戻らないのかな


永遠を感じさせてくれた

アナタの真っ直ぐな瞳に

疑うことなんてなかった


今のアナタの真っ直ぐな瞳には

もうボクは映ってない

最後のわがまま

2023年02月21日 | 



人生の最後 目を閉じる瞬間

いい人生だったと思いたいな

そして

最愛のアナタに隣で

お疲れ様でしたと言われたい

そしたら

ボクはありがとうと微笑んで

静かに目を閉じるんだ

ボクの密かな最大最高の願いさ

だから

決してボクより先に逝かないでね

これがボクの

人生最大で最後のわがまま





愛とは…

2023年02月18日 | 
愛は育てるもの

そうみんな知ってる

ただ誤解してる


愛は年単位で育てるもの

3年 5年 10年 それ以上

僅かに 少しだけ コツコツと

育てていくもの


ほとんどは途中で

色褪せて 萎れてしまい

愛が花咲く姿を見ることはない


大切なのは

愛を誓った時のそのココロ


愛を見失うたび

あの頃のココロを思い馳せる


そしていつか花咲くことを夢見て

信じ続ける この愛が本物であることを





ボクが最後に帰る場所

2023年02月11日 | 
ボクが忘れてはいけないこと


アナタに出逢えた喜びを

アナタを好きになった時の気持ちを


時の流れの中で それは

アナタを見失いそうなった時にボクが帰る場所


たとえアナタがボクから離れようとも

たとえアナタがボクのことを忘れようとも

アナタを見失ったら ボクはあの場所に帰るんだ


アナタが迷って悩んでボクを見失おうとも

ボクはいつでもあの場所でアナタを待ってる

帰ってきたらボクはアナタに言うよ

おかえりって

この場所はボクとアナタの二人の大切な場所







ここまでご覧頂きありがとうごいます。

にほんブログ村 ポエムブログ 恋愛詩へ
にほんブログ村