朝は来る 恋愛詩の章 by asawakuru

恋愛詩です。
Amebaブログをメインにしました。
https://ameblo.jp/asa8356/

自分の事を最優先に大切にして幸せになりなさい

2020年06月28日 | 




また言われてしまった


自分自身の事を最優先に大切にすること

自分自身の事を最優先に幸せにすること

そして

自分自身の人生を楽しみなさい

全員の事を幸せにしなければならないと

いう義務はないと


買い被り過ぎだ

ボクにはそんな力もないし能力もない


ただ目の前の苦しんでいる姿を見ると

ほっとけないだけ

1日でも1時間でも1分でも1秒でも早く

笑顔を取り返せるよう

寄り添い

そして苦しみの原因取り除く

例え敵を作っても悪者になっても

かまわない


笑顔を取り戻せるなら全てをかける事

ためらわない







追憶

2020年06月24日 | 





たった一人だけ 想い続けた

少年時代

キミは大人しくて目立たないけど

いつも気づけば目で追ってた


何十年振りの同窓会

懐かしい友たちは適当に

キミの姿を探したんだ


キミは今どうしてますか

ボクの中ではあの頃のまま

けども

見つけられなくてほっとしてる

キミはあの頃のキミのままで

いてほしいから

アナタに出逢いたくなかった

2020年06月21日 | 





両手から溢れ落ちたもの

必死に溢れないよう願ったもの


アナタは何も知らない


どれだけ私が天に願ったか

アナタは知らない


どれだけ私が涙を流したか

アナタは知らない


どれだけ私が壊れてしまったか

アナタは知らない


どれだけ周りが私の姿に悲しんでいるか

アナタは知らない


どれだけ私がアナタを愛しているか

アナタは知らない


どれだけ全てを忘れてしまいたいか

アナタに出逢いたくなかったか

アナタは知らない












出逢いとバスと鈍感男 後編

2020年06月16日 | ストーリー







このバスで帰るんですか

うん これが最後のバスだから

それに今日卒検合格したから

ここに来るのも最後なんだ

今日で卒業


そうなんですね

気のせいか瞳が揺らいだように見えた


もう友達も帰ったし遅いけど大丈夫?

大丈夫です 親が迎えに来るので

笑顔だけど なんかぎこちない


あと5分か もう行かなきゃ


そしてボクは立ち上がった

その子は座ったまま

言葉を発することなくボクを見上げた

手をグッと握ってるように見えた


付き合ってくれてありがとう

気をつけて帰ってよ


その子は はいってうなずいて

小さくバイバイをしてくれた

バイバイと言って背を向けた


待合室から玄関を出たら真っ暗だった

冬を告げる冷たい小雨が音もなく

静かに降ってた


玄関を出て左手を少し歩いたところに

寒そうなバスがポツンと止まってた

バスに乗り込んだら

一人女性が車内の左手に座ってた

反対側の学校側の右側に座った


学校から漏れる光で辺りを照らしてたけど

小雨のせいでおぼろげだった

やっと終わったと感慨にふけった


運転手が乗って来てエンジンをかけて

そして静かに進み出した


ぼんやり学校を見ながら

さっきの子はいい子だったな

帰り大丈夫だろうか


外を見ながらぼんやり考えてた


玄関の手前に二人の人影

バスがその前に差し掛かったとき

さっき話をした子と先に帰ったはずの

もう一人の子がバスを見上げてた

あの子は胸の前で手を握って

もう一人があの子の肩に手を回してた

外からはバスの中は見えないのか

目を凝らしているようだったけど

ボクには二人の姿がはっきり見えた


バスは真っ暗な小雨の中あっという間に

玄関前を通り過ぎて行く


時間としては一瞬だったけど

ボクにはスローモーションのように

二人の姿を捉えて離さなかった

通り過ぎても尚ガラスを凝視して

固まって動けなかった


どんな話でも楽しそうに笑う表情

バスの話をした時の表情

もうすぐ行くと言った時の表情

さよならと言った時の表情



全て分かってた

気づいてた

感じていた


呆然と目を見開いたまま

いつもの停留所で降りた


いつもこうだ

分かってるのにわからないように

誤魔化す弱い自分


この時から女性が目を見て話してくる時

目を見て話すのが苦痛になった

時間が経っても尚苦手のまま

遠い昔から心に残るトゲになった物語。






最後までお付き合いありがとうございました。
携帯もスマホもLineもメールもなかった
頃の鈍感男の昔話でした。
感想など頂けると嬉しいです。(^^)









出逢いとバスと鈍感男 中編

2020年06月15日 | ストーリー





その子は高校を卒業したら就職

本当は短大に行きたかったけど

家に余裕がないから諦めたと言った


大学は楽しいですか

工学部だから毎日朝から晩まで講義で

遊ぶ暇もなくて高校と変わらない

講義でないと留年しちゃうし

遊んでるのは文系だよ

あいつら遊ぶために大学行ってる


〇〇生って人気あるんですよ

みんな有名な会社に行くからって

そうなんだ まあ確かに就職はいいなぁ

イメージしてた学生生活と違うけど


大学は女の子もいて楽しいでしょう

工学部しかないから男ばっかり

学科で女の子は2人しかいないから

男しかいないし

あと寮に入ってるから男ばっかり ハハ


じゃ出会いがなくてつまらないですね

友達に連れられてサークルに入ってるから

周りの女子大とか短大とか出会いは

あるけど 


彼女さんはいるんですかあ

いないよ

サークルで出会いがあるのに?

テニスがしたいだけだから

妹みたいに懐いてくる子は何人いるけど

誰かと付き合ったら色々面倒だし

妹みたいな感じだし なんかね

別にいなくても気にならないしね


興味無いんですか!?

いやいやノーマルだから ほんと

疑ってるその目はやめて マジで


なんて たわいもない会話を続けてた

その子は途中から足が痛くなったと言って

すぐ隣に座ってた 

なんかいつの間にかとても近くなってた

その子は小柄だったから横から少し

見上げる感じで変わらず しっかり

目を見て話すのは変わらなかった

表情の豊かなその子が笑うと花のように

パッと華やかになった


校内放送が流れた

〇〇方面行きの最終バスは10分後に出ます


待合室の時計を見たらあと10分を切ってた

話し出して初めてその子から視線を外した

思ったより長く話してたな

あっという間に時間が過ぎた


そしてボクは視線をその子に戻したら

そこにいたその子は…


後編に続く…


出逢いとバスと鈍感男 前編

2020年06月14日 | ストーリー





大学2年の秋 自動車学校

卒検も合格して帰りのバスまで

時間があり座って待ってた

この間講義の調整したり友人に

代返してもらったり夜も学校に来て

短時間で卒検まで終わりほっとして

ボクは自宅に帰れる最終バスを待ってた

そして自動車学校に来る最後の日だった

あいにく自宅方面行きのバスまで時間があり

のんびり待合室のテレビの

バラエティを見て時間を潰してた

外はもう日が暮れて夜だった


暫くして女の子2人組と会話を始めた

多分向こうから話しかけられた

学生さんですか?と

〇〇大学の2年て答えた

自分達は今年で高校卒業ですって

会話が弾んだ

会話は2人組の片方の子が主だった

なにを言っても笑ってくれるその子

多分声をかけてきた方だと思う

自分は椅子に座っていたが

その子は目の前でしゃがんで

見上げるようにして話してた

とても可愛くて笑顔の素敵な子


暫くしてその子の連れの女の子が

用事があるから先に行くねって

行ってしまった

ボクは気にせずバイバイと言って

目の前の彼女もバイバイって言った

二人はそのままそこで会話を続けた

その子は相変わらず目の前で

しゃがんで話してとても楽しそうだった


その子はボクの目から目を逸らさず

真っ直ぐに見つめて話すのが印象的だった

ボクは楽しくて時間が過ぎるのも忘れてた


続く…




悲しい歌で溢れてしまわないように

2020年06月12日 | 





カーオディオから流れる

アナタの好きな

とても悲しい別れの曲


聴かないで欲しい

聴いてしまったら

アナタのココロの中に

溢れてしまう


隣のアナタを見れず

アナタの目から溢れる涙に

気付かないフリしてる










もし明日で世界が終わるのなら

2020年06月07日 | 




もし明日で世界が終わるのなら

明日は天気が良ければいいね

夕陽が綺麗だから散歩しようか

夕陽に照らされた君を眺めながら

決して忘れてしまわないように

ココロに焼き付けよう

明日この世界が終わる瞬間は

寂しがり屋のアナタのため

手を握っていてあげる





ブログ開設から10年経ちました。記事は395本。

2020年06月06日 | asawakuru の独り言
2010年7月6日の記事
~今を閉じ込めたい~
閉じた目を開かないで
そのまま 今のまま
今この時を
閉じ込めていたい

なんと気づけば10年経ってました👏

この期間、書いては休みを繰り返して
来てここまで来ました。

軽く過去ログを見直してもさほど上達する
ことなくよく続いて来たなあと思います。
子どもの頃から本を読むのが好きだった
ので妄想癖がありITの進化により気軽に
こうして作品を発表することで発散できた
のは幸せでした。
いい年こいたおっさんが恋愛詩を書いてる
なんて死んでも知られたくないので匿名性
が保障されているのは有り難いものです。

まあこんな感じなのでPVも上がらず
漢の恋愛詩なんて誰も興味を持たない
こんなブログを訪れて、且つコメントを
頂ける方は天使のような慈悲深く素敵な
方だと思ってます。絶対素敵な人の筈です!
これからもよろしくお願いします🤲


🔻
🔻














asawaku自己紹介タイム👏
興味ない!でしょうが、ここまで読んで
くださった稀有な素敵な皆様に感謝して!
えーっと関西在住でただのサラリーマンです。
テニス🎾が趣味です。
最近出来てなくお腹も気になるので
久しぶりに始めようと思ってます。



ラブストーリーは突然に

2020年06月05日 | asawakuru の独り言


君のために翼になる
君を守り続ける
柔らかく君を包む
あの風になる♪

思春期に聴いたこのフレーズが
自分の恋愛観となってる気がします。
今になって見てみるとすごい片想い。
今で言うとヘタレですね。
振り返るとこのフレーズのように
生きてきたような気がします(T-T)

次に好きなフレーズですが

君があんまり素敵だから
ただ素直に好きと言えないで♪

あぁだめだ…

30年近く前の曲なのに色褪せない
年齢を重ねても初めて聴いたように心に
響く名曲とは、この曲のことを言うのかも
しれませんね。
ブログを書きながらずっとリピートで
聴いてますが本当にいい曲です⭐️

今回初の試みですが
いかがでしたでしょうか?
お前の恋愛観なんか興味ない!とは
思いますが、なんかこれ楽しいな。
最後までご覧頂きありがとうございました❤️
10回くらいリピートしてたら頭の中💕



愛しい罪を犯したとしても

2020年06月05日 | 
どんなに愛しくても

運命が重ならなければ

磁石が反発するように

結ばれることは叶わないって?


視線が繋がったあの瞬間

潤んだ瞳に答えを避けた

あの頃のボクを殴りたい

胸に刻まれたキズが今も

ズキズキ痛む

運命とか誤魔化しても

何にもならない


愛しい罪を犯しても

抱きしめるべきだった

出てくる言葉もキスで

塞げば良かった




ここまでご覧頂きありがとうごいます。

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