朝は来る 恋愛詩の章 by asawakuru

恋愛詩です。
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一所懸命なアナタという存在

2020年12月27日 | 
いつも一所懸命なアナタに惹かれたんだ

それまで一所懸命なんて事もなく

要領よく生きてたんだ


一所懸命でやってるんだけど

天然で抜ける事も多くて失敗も多くて

その度にフォローしてたボクに

流石だね すごいとか褒めてくれた

いつも一所懸命褒めてくれたアナタ


あれから時間が流れて

他部署で評価を落としてる子がいれば

一所懸命な子なら引き取って

これでも何人も一人前にしてるんだよ


アナタは知らないでしょ

みんなアナタと同じような

笑顔を取り戻して行くんだ


アナタに会いたいな

やっぱりアナタの笑顔が足らないや

ボクの事をちゃん付けで呼んでくれる

唯一の大切なヒト


アナタの元に行きたいな

本当のボクを見てボク以上に

心配してくれるアナタのところに


そういえば

一人前にした子達は

アナタと同じように

ボクの事を心配してくれる事が多いんだ


案外ボクこそが問題児なのかな

フォローしてたつもりだったけども

本当はボクが助けてもらってたのかも

しれないな


ああ会いたいな





誕生日の夜

2020年12月23日 | 
誕生日の夜

毎年電話が鳴る

誕生日おめでとう

何歳になったね


ありがとう

元気にやってるわ

元気か?


膝が痛いから病院に行ったわ

あんたも身体にきをつけてね


ボクはハイハイって感じで

毎年めんどくさくて早々と電話を切った


けども

今年のこの日

電話はなることを知らない


お別れをしたあの日は平気だったのに

今になって

もう鳴らないと分かって

涙が止まらない

ただ一人

寂しさが止まらない








命のロウソクの火が消えてしまう

2020年12月23日 | 
ロウソクの火が小さくなっていく

身体は命のエネルギーを失い

小さくなっていく身体が震えてる


春までもたないと言われても

まだボクの準備が間に合わない

いや準備することを拒否してる


だけど時間はその日に向けて

刻むのを止めることを知らない


春はもうすぐなのに

こんなにも春が来るのが

待ち遠しくないのは初めて


この世に生まれて灯りはじめた

ロウソクの火は

もう弱く小さく

灯ることをやめようとしている


人は失う時初めて気づくんだろうな

僕を置いていかないでよ


そんな僕の頬に手を当てて

微笑んで貴方は言葉を発する

その手は冷たくひんやりしてる


私は大丈夫。

もうたくさん貴方から貰ったから

とても幸せだった

ありがとうね。

これからは貴方の幸せの為に

生きてくれたら嬉しいかな
















ここまでご覧頂きありがとうごいます。

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