魔法

もう少しだけ

もう少しだけ

もう少しだけ



君との会話が頭に入らない



このひと時を

永遠にする

魔法がほしい



会話が切れそうになるたび

頭をフル回転させて

引き延ばす



君のココロが分かる

魔法もほしいな

怖れ

残された時間は

どうして こんなに

早く感じるの


別れのカウントダウン


今頃気づいた本当の気持ち


いや


本当の気持ちに向き合う勇気が

なかっただけなんだね



君を送る その時


僕は 怖い

怖くて仕方がない


大切なものを失うことに。

目が離せない

人の目を見て話しなさい

これが世の中のルール


前は君を見るときは

目なんて見れない

心の高鳴りが邪魔した


けども 今は



一分一秒 君から目が離せない

君の瞳

君の唇

君の鼻

君の髪

君の白い肌



いつもの一瞬の一時

燃え上がる愛しさが

この胸を強烈に焦がす

別れの予感

君は

平気なの?



別れの時に

準備はできてるの？



別れの予感に

僕のココロは

張り裂けそう



僕はこの気持ちに

押し潰されてる

時間よ止まれ

残された時間は

もう少し


会えないと分かって

気づいたこの気持ち


時間よ 止まれ

離れたくない

離したくない

君の心にいるのは？

勘違い?

気のせい?

考えすぎ?

自意識過剰?



君のその瞳に映っているのは

僕ですか？

私服

私服の君に

目が離せなくて

いや

目を離したくなくて

今必要ないことばを

繋ぐ僕は

滑稽だよね

女ゴコロ

女ゴコロって

なんですか？


どうして

みんなでため息をつくの？

女ゴコロが分かってないって



鈍感なボクでも分かってる




大事に思えば思うほど

好きになればなるほど

臆病になるんだ


男らしくないよね

言葉にできない

本当に好きだから

好きですって

言葉にできないんだって

君は言う


その横顔に


僕は

口を開くことができない

言葉にできない

好きだって言えない

幸せって

本当の幸せって


幸せになることでなく


幸せを感じられること


どんな些細なことも


幸せに感じる


これが


本当の幸せ

愛したい

愛したい


愛することを


拒まれることは


なによりも


つらいよ