朝は来る 恋愛詩の章 by asawakuru

恋愛詩です。
Amebaブログをメインにしました。
https://ameblo.jp/asa8356/

出逢いとバスと鈍感男 中編

2020年06月15日 | ストーリー





その子は高校を卒業したら就職

本当は短大に行きたかったけど

家に余裕がないから諦めたと言った


大学は楽しいですか

工学部だから毎日朝から晩まで講義で

遊ぶ暇もなくて高校と変わらない

講義でないと留年しちゃうし

遊んでるのは文系だよ

あいつら遊ぶために大学行ってる


〇〇生って人気あるんですよ

みんな有名な会社に行くからって

そうなんだ まあ確かに就職はいいなぁ

イメージしてた学生生活と違うけど


大学は女の子もいて楽しいでしょう

工学部しかないから男ばっかり

学科で女の子は2人しかいないから

男しかいないし

あと寮に入ってるから男ばっかり ハハ


じゃ出会いがなくてつまらないですね

友達に連れられてサークルに入ってるから

周りの女子大とか短大とか出会いは

あるけど 


彼女さんはいるんですかあ

いないよ

サークルで出会いがあるのに?

テニスがしたいだけだから

妹みたいに懐いてくる子は何人いるけど

誰かと付き合ったら色々面倒だし

妹みたいな感じだし なんかね

別にいなくても気にならないしね


興味無いんですか!?

いやいやノーマルだから ほんと

疑ってるその目はやめて マジで


なんて たわいもない会話を続けてた

その子は途中から足が痛くなったと言って

すぐ隣に座ってた 

なんかいつの間にかとても近くなってた

その子は小柄だったから横から少し

見上げる感じで変わらず しっかり

目を見て話すのは変わらなかった

表情の豊かなその子が笑うと花のように

パッと華やかになった


校内放送が流れた

〇〇方面行きの最終バスは10分後に出ます


待合室の時計を見たらあと10分を切ってた

話し出して初めてその子から視線を外した

思ったより長く話してたな

あっという間に時間が過ぎた


そしてボクは視線をその子に戻したら

そこにいたその子は…


後編に続く…


出逢いとバスと鈍感男 前編

2020年06月14日 | ストーリー





大学2年の秋 自動車学校

卒検も合格して帰りのバスまで

時間があり座って待ってた

この間講義の調整したり友人に

代返してもらったり夜も学校に来て

短時間で卒検まで終わりほっとして

ボクは自宅に帰れる最終バスを待ってた

そして自動車学校に来る最後の日だった

あいにく自宅方面行きのバスまで時間があり

のんびり待合室のテレビの

バラエティを見て時間を潰してた

外はもう日が暮れて夜だった


暫くして女の子2人組と会話を始めた

多分向こうから話しかけられた

学生さんですか?と

〇〇大学の2年て答えた

自分達は今年で高校卒業ですって

会話が弾んだ

会話は2人組の片方の子が主だった

なにを言っても笑ってくれるその子

多分声をかけてきた方だと思う

自分は椅子に座っていたが

その子は目の前でしゃがんで

見上げるようにして話してた

とても可愛くて笑顔の素敵な子


暫くしてその子の連れの女の子が

用事があるから先に行くねって

行ってしまった

ボクは気にせずバイバイと言って

目の前の彼女もバイバイって言った

二人はそのままそこで会話を続けた

その子は相変わらず目の前で

しゃがんで話してとても楽しそうだった


その子はボクの目から目を逸らさず

真っ直ぐに見つめて話すのが印象的だった

ボクは楽しくて時間が過ぎるのも忘れてた


続く…




悲しい歌で溢れてしまわないように

2020年06月12日 | 





カーオディオから流れる

アナタの好きな

とても悲しい別れの曲


聴かないで欲しい

聴いてしまったら

アナタのココロの中に

溢れてしまう


隣のアナタを見れず

アナタの目から溢れる涙に

気付かないフリしてる










仕合わせ

2020年06月11日 | 





縦の糸はあなた 横の糸は私


逢うべき糸に 出逢えることを

人は 仕合わせと呼びます

人生は出逢い

いい出逢い

わるい出逢い

全てまとめて

仕合わせ





もし明日で世界が終わるのなら

2020年06月07日 | 




もし明日で世界が終わるのなら

明日は天気が良ければいいね

夕陽が綺麗だから散歩しようか

夕陽に照らされた君を眺めながら

決して忘れてしまわないように

ココロに焼き付けよう

明日この世界が終わる瞬間は

寂しがり屋のアナタのため

手を握っていてあげる





ブログ開設から10年経ちました。記事は395本。

2020年06月06日 | asawakuru の独り言
2010年7月6日の記事
~今を閉じ込めたい~
閉じた目を開かないで
そのまま 今のまま
今この時を
閉じ込めていたい

なんと気づけば10年経ってました👏

この期間、書いては休みを繰り返して
来てここまで来ました。

軽く過去ログを見直してもさほど上達する
ことなくよく続いて来たなあと思います。
子どもの頃から本を読むのが好きだった
ので妄想癖がありITの進化により気軽に
こうして作品を発表することで発散できた
のは幸せでした。
いい年こいたおっさんが恋愛詩を書いてる
なんて死んでも知られたくないので匿名性
が保障されているのは有り難いものです。

まあこんな感じなのでPVも上がらず
漢の恋愛詩なんて誰も興味を持たない
こんなブログを訪れて、且つコメントを
頂ける方は天使のような慈悲深く素敵な
方だと思ってます。絶対素敵な人の筈です!
これからもよろしくお願いします🤲


🔻
🔻














asawaku自己紹介タイム👏
興味ない!でしょうが、ここまで読んで
くださった稀有な素敵な皆様に感謝して!
えーっと関西在住でただのサラリーマンです。
テニス🎾が趣味です。
最近出来てなくお腹も気になるので
久しぶりに始めようと思ってます。



ラブストーリーは突然に

2020年06月05日 | asawakuru の独り言


君のために翼になる
君を守り続ける
柔らかく君を包む
あの風になる♪

思春期に聴いたこのフレーズが
自分の恋愛観となってる気がします。
今になって見てみるとすごい片想い。
今で言うとヘタレですね。
振り返るとこのフレーズのように
生きてきたような気がします(T-T)

次に好きなフレーズですが

君があんまり素敵だから
ただ素直に好きと言えないで♪

あぁだめだ…

30年近く前の曲なのに色褪せない
年齢を重ねても初めて聴いたように心に
響く名曲とは、この曲のことを言うのかも
しれませんね。
ブログを書きながらずっとリピートで
聴いてますが本当にいい曲です⭐️

今回初の試みですが
いかがでしたでしょうか?
お前の恋愛観なんか興味ない!とは
思いますが、なんかこれ楽しいな。
最後までご覧頂きありがとうございました❤️
10回くらいリピートしてたら頭の中💕



愛しい罪を犯したとしても

2020年06月05日 | 
どんなに愛しくても

運命が重ならなければ

磁石が反発するように

結ばれることは叶わないって?


視線が繋がったあの瞬間

潤んだ瞳に答えを避けた

あの頃のボクを殴りたい

胸に刻まれたキズが今も

ズキズキ痛む

運命とか誤魔化しても

何にもならない


愛しい罪を犯しても

抱きしめるべきだった

出てくる言葉もキスで

塞げば良かった




truth

2020年05月24日 | 
終わらない夜に

僅かな光を求めて彷徨う

たとえどんな終わりを迎えても構わない

闇夜を駆け抜けて

アナタの元にたどり着くまで

例えアナタは変わってしまっても

ボクは決して変わらない

これがボクのtruth




忘れ物

2020年05月24日 | 
もう二度と取りに行けない

忘れ物

今になって忘れてることに

気づいた忘れ物


本当にもう取りに行けないのだろうか

こんなに時間が過ぎてもぼくを縛る忘れ物

もうその場所にはないことは分かってる


世の中では勝ち組という立場なのに

何もなかった時代のたった一つの忘れ物が

ココロを締め付けて不自由にさせる


忘れ物のアナタのココロ

残り時間の方が短くなった今

今頃忘れ物を探しに行ってどうなるの

Bad Endしかないんだ

もうそこには忘れ物はないのに

他の誰かが持ち去ってるのに


ただ一目アナタの姿を見たくて

ただアナタの声が聴きたくて

ただアナタに触れたくて

抑えきれないこの気持ちを

風に乗せて届かないだろうか






『心が叫びたがってるんだ。』

2019年10月22日 | 
口から出た言葉は

なくせないし消せない


どんなに正しくても悪気がなくても

人の耳に届いた瞬間暴れまくる


けれでも言葉を心に閉じ込めてしまうと

心を傷つけ苦しみに沈めてしまう


だから

ボクにだけは叫び吐き出してほしい

どんなことがあってもボクはアナタの味方


アナタは気付いてないだろう

アナタの心が叫びたかってることを

ボクは分かってる


ボクならいつでも喉が枯れるまで聞かせてほしい

アナタが叫びきって最後に残された本当に言いたい

言霊をボクは待ってる


=====
「心が叫びたがってるんだ。」というアニメをAmazonプライムで見ました
とても秀逸な内容でした。ここを訪れている人は何人もいないかと思いますが
多分見てみればアナタの心に届くものがあると思います。お勧めの作品です。
https://www.kokosake.jp/




capybara 一休み

2019年09月23日 | ニュース





ボクの手

2019年09月20日 | 




うつむいたアナタの手

包んで暖めるのは

ボクの手だと思ってた


気づいたら

ボクの手は

アナタの手を見失った


当たり前が

当たり前でないことに

気づいて

ボクの手は

熱を失った

愛してるの5文字

2019年09月14日 | 
愛してる

愛してる

たった5文字

喉から出ていかない


今ごろ気づくなんて

こんな僕のことを愛してくれてるを


ふとアナタを見ると

その瞳に不安を滲ませて

僕を見つめてる


ふっと息を吐いて

喉から引っ張り出そう

たった5文字


どうしようもない鈍感な自分に

呆れつつ伝えよう 声に出して


愛してる

愛してるよ






珍しいかい

2019年09月13日 | 
ジッと真っ直ぐに見てくる

アナタに何も言えず

ただアナタの額から髪を

優しく愛しく撫でて

なにも言わないアナタに

僕も見つめるだけ


そんなに珍しいかな

僕みたいな男に会ったことない

って言うけど気付いてないだけだと思うよ

…と思う







ここまでご覧頂きありがとうごいます。

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