ロウソクの火が小さくなっていく
身体は命のエネルギーを失い
小さくなっていく身体が震えてる
春までもたないと言われても
まだボクの準備が間に合わない
いや準備することを拒否してる
だけど時間はその日に向けて
刻むのを止めることを知らない
春はもうすぐなのに
こんなにも春が来るのが
待ち遠しくないのは初めて
この世に生まれて灯りはじめた
ロウソクの火は
もう弱く小さく
灯ることをやめようとしている
人は失う時初めて気づくんだろうな
僕を置いていかないでよ
そんな僕の頬に手を当てて
微笑んで貴方は言葉を発する
その手は冷たくひんやりしてる
私は大丈夫。
もうたくさん貴方から貰ったから
とても幸せだった
ありがとうね。
これからは貴方の幸せの為に
生きてくれたら嬉しいかな
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