最終日。
倉敷駅。
雨は上がったものの、この日も天気はイマイチ。
なので、美観地区など、倉敷市内の見物は、またの機会に回すことに。
ただ、このまま引き返すのでは、わざわざ倉敷に宿をとった意味がない。
今回、倉敷に立ち寄ったもうひとつの目的は、こちらです。
JR倉敷駅に隣接する、水島臨海鉄道・倉敷市駅。
上階は駐輪場となっています。
歴史を感じさせる、倉敷市駅の駅名標。
倉敷市駅のホーム。
右側には、山陽本線の線路も見えます。
なんとなく。
水島臨海鉄道MRT300形気動車。
水島臨海鉄道の大半の列車は、この形となっています。
倉敷市 800 -【水島臨海鉄道水島本線】- 828 三菱自工前
朝の通勤・通学ラッシュの時間帯だったので、それなりに混雑していました。
なんとか、座れましたけど。
水島臨海鉄道は、倉敷市の中心部と、臨海部の水島地区を結ぶ鉄道です。
もともとは貨物線として敷設されましたが、
昭和23年、その一部区間で旅客営業が開始されました。
一つ手前の水島で大半の乗客が降りた後、列車は終点の三菱自工前へ。
三菱自工前まで乗ってきた列車。
三菱自工前の駅名標。
三菱自工前駅の周辺は、水島臨海工業地帯の工場群となっています。
人家や商店などは見当たらず、歩く人の姿も皆無。
ただ、なんとなく。
三菱自工前のベンチ。
‥‥どうやって座るんですかコレ?って、一瞬、分からなかった。
少し考えて、ああ、こうか、と思ったけど、やっぱり座りづらかったです。
三菱自工前駅に入線してきた、水島臨海鉄道MRT300形気動車。
先ほどの列車とは外観が違いますが、形は同じです。
線路はこの先、貨物線と車両基地への引込線の兼用となっています。
三菱自工前 843-【水島臨海鉄道水島本線】- 915 倉敷市
三菱自工前を出た時点で、乗客は私ひとり。
次の水島までの一駅限りでしたが、列車の"独り占め"状態になりました。
水島駅の駅名標。
駅の周辺は、水島の市街地が広がっています。
三菱自工前を出た列車は、まもなく高架区間に入り、そこからしばらく高架区間が続きます。
それなりに歴史のある地方鉄道で、これだけ長い区間高架が続くのは、珍しいかも。
地上区間に入り‥‥。
福井駅。
もちろん、北陸にある福井駅ではありません。
水島臨海鉄道の沿線は、三菱自工前周辺を除けば、
都市化が進んで市街地が途切れない感じで、地方鉄道っぽさはあまり無いかも。
そんなこんなで、倉敷市駅に到着。
JRの倉敷駅に移動し、駅のキヨスクでお土産を買い、そのまま改札へ。
倉敷駅のホームに入線してきた、国鉄115系電車。
ここから、できるだけ新幹線を使わないで、九州まで帰ることにしました。