まるつなぎ、というシンプルな図案をブルーとグリーン系の糸で全面に刺したてぬぐい。
実は、ここにたどり着くまでに何度も何度も刺してはほどき、を繰り返して
長い迷いの紆余曲折の末にたどり着いたもの。
という記事を以前書いたんだけれど、
その時に検討した水性のチャコペンも「インクが残る」と書いてあるものもあり、
結局いまだにフリクションボールペンを使っています。
そのフリクションボールペンを使って図案をあーだこーだやりつつ、
下書きしては消し、を何度も繰り返している…
下書き線は今はアイロンの熱ですべて消えてるので見えないんですが、
インク自体が消えているわけではないので見えないながらも残ってます。
そしてフリクションのインクはマイナス20℃以下になると線が復活するらしい。
ということは、
ヒマラヤ登山や北欧でのオーロラ見物や南極探検などの際には下書きが復活する、ということに。
(その辺の気温の詳しい事情は知らないのであくまでイメージ)
※ちなみに、復活してもアイロンかけたらまた線は消えますし、お洗濯を繰り返していくとインク自体も消えていくと思われます。
そして、刺した糸をほどいた跡がうっすら残ってしまってます(これはお洗濯で消えます)。
こんな感じでちょっとだけ布地がぼこぼこしてる箇所があります。
そんなこんなのワケアリ品…
普通に使っていただく分には全く不都合は無いかと思われますが、
ちょっとだけセール価格にさせていただきました。
にて出品中です~。
しかし…
刺し子は基本的にいつも試行錯誤の姿勢なので、下書き問題がどうしても起こってしまう。
なかなか悩ましいです。
紙の上で検討するのと、
実際に布地に刺すのとでは大違いなんだよなあ…。