
鎌倉に大好きな生地屋さんがありまして。
→スワニー鎌倉
わたしが使っている布地はほぼすべてこちらで購入した物なのですが、
実際にそこに足を運び、布を見て、触って
あーだこーだど夢中で過ごして気づけば数時間…
この布をああいう形に仕立てたら似合いそうだなぁ、とか
あるいは、特に何に、というあてもないままに
ただただ惚れてしまった布たちをたくさん抱えてホクホクしながら帰ります。
そこから今度は、その布たちを最大限に活かすべくまたあーだこーだと試行錯誤。
布と出逢うことからすべてが始まるので
同じものを繰り返し創る、ということは基本的にできないのです。
その都度、自分自身のアンテナを磨き、信頼して、
パズルのピースをぱちっとはめるように
ひとつひとつ丁寧にデザインしていきます。
そして、形が決まり、縫製の手順を確認したら、そこからは実際に手を動かして創り出す作業。
今度は、1本1本の縫い目に集中して瞑想的に愉しみます。
完成した姿が現れた時のわぁ!という瞬間がそりゃもう楽しみすぎるんだけど
早くそれを見たくて急いでしまうと、途中のプロセスの愉しみがあっという間に台無しになっちゃうのです。
ひとつひとつの工程、
全部のプロセスを
大切にすればするだけ
全部が愉しい。
そんなものづくりを心がけてます。