去年チャレンジした、トップダウン(襟ぐりから編み始めて裾に向かって編むやり方)で編むラグランスリーブのセーター。
今年は編み物するつもりじゃなかったんだけど、
去年の余り糸を今頃になって発見し、こんな時期から今シーズンの編み物が始まってしまった。
今年は、上の写真のターコイズブルーと、色違いのライトグレーを組み合わせます。
去年はあーだこーだと試行錯誤しながらだったのですが、
今年は2回目だし、覚書的にレシピをまとめておこうかと。
サイズは去年作ったやつがなかなかちょうどよかったので、基本的にはそのまま。
身幅を少しだけ狭めて、襟ぐりを少しだけ深めに調整しました。
まずは必要な寸法を出し、
ゲージをとったら、各寸法に何目、何段必要なのかを計算していく。
必要な段数と目数が出たら、
目の増減が必要な部分をどうするのか決める。
何段ごとに、何目増やす(減らす)のを何回やるか?
ということ。
この計算が結構面倒!
私は完全に自己流なので正しいのかどうかわかりませんが、
ラグラン線とか袖下とかは、できるだけ均等になるように、を基本に、
あとは、段数に対して目数の増減が少ないほど角度は急になるから、その辺を加味して決めてます。
逆に、襟ぐりとか、ちょっとカーブにしたい場合は、
前中心に近いところはできるだけ少ない段数でいっぱい目を増やして(ボトムから編む場合は減らし目)、横に近づくほど増やし目の頻度が減るようにする、ということ。
今回ラグラン線のところは、
身頃側は…2段ごとに1目増やすのを23回やったあと、3段ごとに1目増やすのを5回やって3段増減なしで編む。
袖側は…3段ごとに1目増やすのを16回やったあと、4段ごとに1目増やすのを4回やる。
にするとうまい具合に段数と増やし目の数がおさまるかなあ、という計算になりました。
この時、何を根拠にラグラン線の段数を設定するのか?が結構わかりづらいんだけど、
平らに置いた時に肩のラインから袖下までが何センチなのか?を根拠にします。
(下の写真で点線で24cと書いてあるとこ)
ゲージをもとに、その寸法が何段で編めるのか?を出せば(今回は64段)、
袖側も同じ段数になるので、自動的に袖側の袖下から襟ぐりまでの寸法が出る。
その袖下の位置で袖幅が何センチほしいのか?(今回は16.5cm)を決めれば、袖の目数も出せます。
さてさて、お次は襟ぐりについて。
ラグランスリーブの襟ぐりは、
前身ごろ、右袖、後ろ身頃、左袖の4パーツに分かれてますが、
トップダウンで輪針で編む場合はそれをあらかじめつなげた状態から編み始めます。
こいつがちょっとややこしい。
長くなってきたので別記事へ。
ちなみにこの、上の方に書いてる丸い図が襟ぐりの作り目。
②へ続きます!
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