荻伏共同育成場日誌

北海道浦河町にある競走馬育成牧場・荻伏共同育成場の場長が日々の風景をお届けする徒然日誌。

育成場のお仕事~早朝~

2015-06-23 06:15:36 | 仕事
 おはようございます。
 うちの育成場は朝6時スタートです。
 はじまるとすぐに検温します。同時に脚元や飼い葉の食べ残しがないかなどの食欲をチェックし、異常があれば報告してもらいます。
馬の体温は年齢にもよりますが2歳の育成馬は37.5~38.3℃と平熱を割と広い範囲に設定していますが、これは人間と同じく個体差があるからで平常時と明らかに違う体温の馬がいれば、たとえ平熱でも報告してもらいます。
 検温が終わると、今時期ならば夜間放牧している1歳の収牧を行い、調教を行う馬は準備体操としてウォーキングマシン運動を行うため1鞍目の馬をマシンに入れます。それが終わるとパドックへ馬を放していきます。とまあ朝から慌ただしいですね。故障休養している場合ではないです。
 大体これだけで1時間近くかかります。
 すべて終わったらいよいよ騎乗運動がはじまります。


朝の検温&脚元チェック


ウォーキングマシンの出し入れ


同業者の方やこの職に興味がある方はコメントくださいね。


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