防災カレンダー
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きっと縄文の人たちが私達の畑を観たら驚くかもしれません。
どうして一生懸命草取りしてるの?どうして虫を殺す薬を撒いているの?
そんなことをしなくても、自然は半分収穫を分けてくれるのに。と。
まずは教科書どおり始めました。
マンションの管理人室の裏にある4畳ほどの空き地です。
前の管理人さんは趣味で園芸をやっていたようだけど私はやらないのでどうしようかなと思ってるんだよ。じゃあ私達が何か植えてもいいですか?ああ、まるぞうさんやってみれば。どうぞどうぞ。
と、トントン拍子に話が進み、初めて家庭菜園をやることとなりました。5年前のことです。
ホームセンターで種やら苗やら化学肥料を買ってきて、家庭菜園の教科書どおり育てると、どの作物もすくすく育ちます。
それまではヨメがベランダのプランターで菜園していましたが、やはり地面直植えだと育ち方が違うわ。と言います。
それは虫との戦いだった!
しかし虫の発生の仕方も違いました。
ある一定の高さ以上だと、ベランダのプランターにはなかなか虫が卵を産みに来ないため、害虫の発生はほとんどありませんでした。
しかし地植えだと虫が発生し、大事に育てた作物はどんどん虫食い穴になってしまいます。
木酢液とか、焼酎の唐辛子漬液とか、片栗粉液とか、いろいろネットにある防虫対策を試しますが、10の被害が8ぐらいには減っているのかもしれませんが。
「芋虫はその場で踏み潰せばいいんですよ」
園芸をやっている友人に聞くと、芋虫は見つけたらその場で踏み潰すこと。これが一番だといいます。その踏み潰された臭いで親の蛾は警戒して寄って来なくなります。だそうです。ちょっと待ってよ。そんなことしたくないよ。と心で思います。
それまでは芋虫を見つけたら割り箸で容器に入れて、近くの公園まで歩いてそこに芋虫を放していました。なかなか近くに空き地がないので大変です。でも駆除しても駆除しても虫は湧いてきます。
でもさ。この虫を見つけ次第その場で毎回踏み潰さなきゃいけないのなら、もう家庭菜園やめようか。そこまでして育てたくないよ。と思います。
かといってホームセンターで推奨している農薬を撒くのも。もうそこまでしてはやりたくないよ。と思います。
化学肥料をやめると虫は減る。
そんなある日、ネットで「虫はメタボ野菜に寄ってくる。特に窒素系肥料。無肥料だと野菜の育ちはそれほどだけど、虫も来ない」という記事を見つけました。
それから私は肥料を与えるのを止めました。するとあれほど虫が湧いていたうちの菜園にその季節から虫の発生が激減しました。
更に「雑草と一緒に植えると虫食いが発生しない」という記事もあり、それを試すと、本当に虫食いがほとんどありません。少しは食われますが、そこで収まります。前のように作物の葉がほぼ全滅という食われ方はもうないです。
たどり着いたのは自然から半分分けて頂く農法。
私達は畑の雑草を抜くことが正しい農法だと教わります。それは雑草が養分を横取りするから作物が育たないからという理由です。虫も農薬で退治するのは、私達の大切な作物が全部食われてしまうからです。
なるほど。横取りされるのをいかに防ぐか。という視点です。
でも今の私の感想は少し違います。大地に半分お返しして、半分頂く。そういう農法です。
一旦更地にして、種を撒いたり苗を植えたあと、その畑の土が呼ぶ雑草と一緒に育てます。大地の収穫の半分を私が頂きますが、半分はその土地の雑草や虫たちが生きていくのにお使いください。
・耕すことも不要です。
・草取りも不要です。
・化学肥料も不要です。
・虫取り農薬も不要です。
「自然(雑草や虫)からの横取りを如何に防ぐか」という視点ではなく「自然の恵みを半分頂きます」という視点は、心が安らぐ農法で、私は個人的には好きです。
きっと縄文の人たちが私達の畑を観たら驚くかもしれません。
どうして一生懸命草取りしてるの?どうして虫を殺す薬を撒いているの?
そんなことをしなくても、自然は半分収穫を分けてくれるのに。と。
農家の方々に感謝。
ただこの雑草農法は私の趣味だから出来ることです。
私達が毎日食べているスーパーや八百屋さんで買う野菜は、農家の方々が慣行農法で作ってくださったものです。
今の私達の文明はそのように回っている。そのようにして生かされております。
農家の方々、流通の方々、販売の方々ありがとうございます。
話は変わりますが、一見雑草茫々に見えるまるぞう畑の風景は、心が落ち着きます。雑草農法を興味津々見てくださっている管理人さんの寛大さも感謝です。


サツマイモの葉を食べるバッタさんです。何枚かが虫食い葉っぱはありますが、自然とそれで収まるところが不思議です。大自然のバランスです。
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まんまるさん
・・・
第六感的なことが増えたのは、ここ最近今年に入ってから増えてる気がします。
→ 大きな災難災害に遭遇する前にそれを感じる人は増えて来るのじゃないかという未来小説です。
・ちょっと違和感がある時
・ちょっとここは避けた方がいいかもと思う時。
・ちょっとここは離れた方がいいかもと思う時。
いつもと違う「なにか」は意味があるかもという仮説実験です。
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まんまるさん
・・・
第六感的なことが増えたのは、ここ最近今年に入ってから増えてる気がします。
→ 大きな災難災害に遭遇する前にそれを感じる人は増えて来るのじゃないかという未来小説です。
・ちょっと違和感がある時
・ちょっとここは避けた方がいいかもと思う時。
・ちょっとここは離れた方がいいかもと思う時。
いつもと違う「なにか」は意味があるかもという仮説実験です。
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話は変わり、子供の頃、原っぱが大好きでした、柔らかい草や素朴な花が咲いてました。虫さんもにぎやかでした。そこに風が吹いたり雨が降ったりお日様が柔だったり。もう本当に幸せで贅沢でした。あの頃の私、あの場所でまだずっと遊んでいます。精霊さんなのか神様なのか仏様なのか御先祖様なのか、見守られながら。まるぞうさん、場所をお借りしてありがとうございました。
まるぞうさんのいう虫とは、アブラムシのことでしょうか?それとも肥料をやるとバッタや夜盗虫なども増えましたか?
まるぞうさんの方法を参考にさせてらもらってますが、こちらは田舎だからでしょうか。
肥料は一切やっていないし、水も雨のみですが、バッタや夜盗虫などで全ての葉っぱがそれぞれ2割くらい食べられてしまい、8月以降は楽しみにしていたサツマイモの葉っぱは収穫できずでした。
一応、地域により色々なパターンがあることを知ってもらいたいと思い、投稿しました。
もちろん、まるぞうさんの雑草農法は賛成です。お芋さんの収穫記事も楽しみにしております。
私がもともと農業としてイメージしていた「虫との戦い、雑草との戦い」の「戦い」系な農業はとてもとても自分には無理だと思ってたので、こうした共存農法を紹介していただいて励まされます。
「朝顔に釣瓶取られてもらい水」という俳句のような、おだやかでのんびりした心の風土を思い出しますね。
機会を伺って自分もこうした共存農業にチャレンジしたいなー。
励まされる記事、写真をありがとうございます!
もう4年ですか。価値観から環境まで全てガラッと変わりました。苦しくて仕方なかったですが、この変化は塞翁が馬でしかなかったとよくわかります。リスクが高い東京暮らしですし、これからどうなるかわかりません。でも死自体は終わりではない事がわかっただけでも、この4年間の経験はギフトでした。