まるぞう備忘録

無題のドキュメント

右コーナー左コーナー。不寛容という心のウイルス。

2021-11-13 10:08:12 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
13日。丑の重なり。




この世に悪魔はいるのか。
この世に悪魔はいる。
それは私の心の中の小説のお話。
悪魔は私達の心の外の世界ではなく、
悪魔は私達の心の中にいる。

神様も私達の心の中にいるのと同様に
悪魔も私達の心の中にいる。

この世に生まれて来ている私達全員の心はその深いところでは繋がっている。
その繋がっている心という大きな世界の中に
悪魔がいる。神様もいる。



分岐点。不寛容な人と寛容な人。

社会に不寛容のウイルスを拡散させること。
もし悪魔がいるのなら、そのものの望みでありましょう。

不寛容な理不尽な態度を受けたならば、
人は憤慨し、
そして他の人への攻撃を始める。

攻撃を受けた人は、憤慨し
そして他の人への攻撃を始める。

このように、ウイルスが社会に拡散するように、
不寛容という心のウイルスが社会に蔓延することを望む。



感染症状「人のせい」

ウイルスに感染した人間は、
自分にとって攻撃しやすい対象を見つけ
それを攻撃することでウサを晴らす。

それは自分の部下であったり、
お店の店員であったり、
自分に歯向かって来ない相手
自分より弱い立場の人間に向けられる。

自分が弱者のポジションをとれば
誰からも攻撃されないことに味をしめた感染者は
そのポジションを利用して
本当の弱者への攻撃に嬉々とする。

感染した人は、
症状が軽症にしろ、重症化するにしろ、
「人のせい」
という症状が現れる。

「人のせい」が心の中で増殖していくと、
実際に不寛容という態度に現れる。
自分に歯向かわない相手を見つけて、
その人間を標的とした攻撃(発作)が始まる。



感染症状「自分のせい」

不寛容のウイルスに感染した人の中には
その攻撃は他人ではなくて、
自分自身に向ける人も出てくる。

そのウイルスは自分自身への否定と攻撃を始め
そして「自分なんか生きていても仕方ない」
そのように追い詰めていく。

もし悪魔という存在がいるのであれば、
それこそが、もっとも望んでいる社会。



誰でも不寛容を分解できる。本当は。

でも社会の中には
心の免疫力が強い人もいる。心の自然免疫。

不寛容の毒気にあてられて、
その瞬間は憤慨はするけれども、
でも自然と自分の心の中で分解してしまう人。



そう。
相手から不寛容の態度をぶつけられても、
半分は自分が悪いかも。
半分は相手が悪いかも。
そのように心のバランスをとることが出来る人。



呑み込まれないように。一歩心の距離を開けて。

だからもし
「〇〇のせい」って頭に血が上っている時は、
ちょっと待て。これってウイルスのせいかも。

だからもし
「私は生きている価値がない」って落ち込む時は、
ちょっと待て。これってウイルスのせいかも。

これから「不寛容ウイルス」の流行が始まるとするならば、
そのように、自分の心を観ることは、
心の免疫力に役に立ちます。



悪魔からすると、
心の目を蓋されたまま憤慨で呑み込まれる人が一番美味しい。


私達は
心が柔らかくて
心が強いバランスの
挑戦しがいありますね。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
何とか、私達一人一人、心の中で、自分との和解が出来ないものだろうかと思います。
個人の心の中の歴史(経験)の和解が、他者へ伝播していく過程で、いずれ民、国家という大きなそれぞれの歴史を、慈しみと共感という愛情をもって俯瞰していく事ができれば、どんなに幸せな事かと思います。その為に、後世生まれてきた意味が、私達にはあるように思うのです。

→ コメントありがとうございます。

==========
ん?と思い、時間を置いて何度か読み直しさらに自分に問いかけてみたのですが、やはり、ん?でして、今の私には自分を傷つけた相手と闘う気持ちはありません。今はただただ穏やかに過ごしたいだけです。そう思わせてしまう文章でしたか?

→ 記事は私の中の心の風景のメモなので。特定の方への私信ではありません。ピンと来ない部分は読み捨ててください。よろしくお願いいたします。
(多分数千名くらいはお読み頂いていると思います。モノ好きな方たちです。ありがとうございます。)

==========
過去に一度だけ自身の真実を見逃さなかった方が衿をただしてお詫びされる姿をお見受けしたことがありました。自分もきちんとお詫びできるひとになりたいなぁ。長い話すみません。

→ コメントありがとうございます。人生の短い期間の風景を味わいたいです。

==========
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/
きょうも微震ですが、だいたい揺れてるの最近このあたりですし。

→ 情報ありがとうございます。中央構造線。

==========
念のため確認です。
〉←これをつけての短いセンテンスの褒めたり助言されたりする米
これも、まるぞうさんではないですよね?
少なからず違和感をおぼえます。

→ はい。もちろん私ではありません。

==========
色々振り子が振れた結果、元々の弱い自分を否定して、違う人間に変わろうとしてきたことに申し訳ない気持ちになりました。
本当は弱いままの自分で問題がなかったことに、遠回りした結果気付くことができました。(弱いままではわからなかったことです)

→ コメントありがとうございます。本当に強いのは本当は柔らかい。

==========
私は強かですが弱い。柔らか頭ですが頑固な部分もあるし。筋を通すかと思えば矛盾してます。

→ コメントありがとうございます。峠道の醍醐味。

==========
毒親の漫画書いた人が言ってたけど、毒親って自分が良い娘じゃなくて良かったんだ、親を悪いって思って良かったんだ、と気づかせる為の言葉で、その子供時代をほっとさせる為の言葉なのに、マスコミに取材されたら、ほらこんなひどい毒親がいます、の方に舵を取られたそう。
毒親の原因でパニック発作や鬱状態の人達にあなたは悪くないんだよ、と思ってほしいということだった記憶が。

→ コメントありがとうございます。
心の傷を癒やすには有効な言葉1つであると思いますが、薄皮を通り過ぎて左コーナー(私が被害者だポジション)に気づかないまま風景が変わる要注意の言葉ですね。

自分の心の傷が癒えないうちに、左コーナーのハンドリング(他人のせい)は、悪魔にとって一番美味しい。私の心の風景です。

==========




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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2021-11-13 10:32:05
やっぱりできれば掲載お願いします。

こちらのコメント欄には「過ぎ去った」方が多いので、毒親ワードはいらない方ばかりかもしれないです。

私が載せたURLの漫画家さんは、ひどい鬱で自分の心の整理のために漫画を描き始めたそうです。まだ、今の時点で左ハンドルを考えるのには早いかも、と思いました。
また、結婚して親にもなっている自分が毒親にならないために書いている面もあるのかな、と。昨日の記事にまるぞうさんが書かれたいらした「早く真ん中に」、と望むには早すぎて酷なんじゃないかしらん、と思います。
返信する
Unknown (しろ)
2021-11-13 10:51:36
物好きな数千名のひとりです。イラスト見て、スナフキンは丸顔なんだと初めて気が付きました!
返信する
Unknown (SHO_KO)
2021-11-13 11:29:01
更新ありがとうございます。
不寛容をウイルスにしてしまう例えが斬新ですね(笑)
それなら、寛容という名のウイルスもあると思いますよ(^^)もらうし感染する特徴があります。

お返事ありがとうございます。
>質問を頂くことが一番ありがたいです。
意外でしたー!でも、質問されずに内心ホッとしました。やりとりする方がややこしくなりそうなので質問はベストだなと思いました。
それと、安易に質問するはご負担だろうとも思っていたのでハードルが下がりました。
>一見すると社会の不寛容が広がっているように見えること。これから増えていくことを懸念いたします。その意味。…
拝見しました。
辞書好きなので、調べました。
・不寛容[名・形動]心がせまく、人の言動を受け入れないこと。他の罪や欠点などをきびしくとがめだてすること。また、そのさま。
[類語]排他的・閉鎖的・排外主義・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外れ
今後の懸念する事態を「不寛容」というワードで括るのは端的でいいですね。

質問のヒントもありがとうございます。
>来たるべき不寛容の時代に備えて。浮き彫りにしたかったことがあったのだと思います。
なるほど~それは右左コーナーを書いていく事で浮き彫りにしたかったのですか。
それが、今回の本来の大きな目的(ゴール)だととらえていいでしょうか。
浮き彫りにしたいのは具体的に何でしょうか。
不寛容時代に何に備えたらよいか。
寛容になるためには何が必要でしょうか。
10/26の序章の書いた目的はなんだろうと読み返し、引っかかっています。
>ではどういう人から地獄から抜け出せるかというと、地獄の中で天国の生き方をしている人だ。

地獄でも天国の生き方をどうすれば出来るのか。
今後の記事で明かされるか楽しみにしています。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-11-13 12:06:22
中学生の時にすっごく嫌いな女の子がいました。大人しくて目立たないグループの女の子を睨みつけたり、「あなたはこっちに来ないで!」みたいな事を言うような子でした。

でも、先生がいるところでは優等生で、彼女は卒業式には答辞まで読みました。おそらく大半の大人は彼女の裏の顔を知らなかったと思います。「イジメ」と言われる直前のところでストップし、もしも現場を見られても「まさか、あの子がそんなことするわけない」と大人が思いとどまる程度の嫌がらせ(八つ当たり)をするタイプでした。

私は中学生の頃、今からは考えられないくらいオドオドとしていました。霊線が詰まっていたと思います。言い返すとかしないタイプだったというか。だから、時々、その彼女に八つ当たりで怒鳴られてりしたことがあったのでした。特に仲良しグループでもなく、所属するグループは違うくて、あ、いわゆるカーストで言ったら上位のグループの女の子だったかもしれません、今から思えば。中学校以来会うこともありませんでしたが、もともと執念深い私は大人になっても「あいつだけは許さん」、と
心のどこかで思っていました。

私は今年、地域の役員の長に近い立場なのですが、彼女は班長なので、広報等を配りに家まで行かなければならなくて、私は憂鬱でした。会いたくないなあ、と。感謝の教えを学んだので今では恨んでいませんが、苦手な人間だから会いたいとは決して思いませんでした。ありがたいことに、彼女は共働きで、家に居る彼女のお母さんが広報を受け取ってくれるため、春に役員になってから、彼女に会う事はなく、私は気楽に広報を配っていました。
 ですが、先月の自治会のお祭りの粗品を届けに行った際、ついに彼女と対面することになりました。彼女は自治会の粗品を受け取る際に「わざわざ、どうもありがとうございました」と丁重に低姿勢でお礼を言いました。普通よりも良い人な印象でした。(ちなみに私が中学の同級生だとは彼女は気付いていませんでしたし、私も彼女の容貌がかなり変化していたので、本当に彼女?と思いました)
丁重な御礼を聞いて、アレ???彼女、性格も変わった???年月経ったもんねえ、そりゃそうか、と一度は思ったのですが。
いや、変わったのは私かも、と思いました。中学生の私の霊線のつまりのままだったら、役員やっても田舎のおばちゃんたちに虐められて傷ついていたと思います。
そして、今は、役員の中でも長に近い立場。彼女が学校の先生にウケが良かったことも考えたら、私の今の立場から、昔の彼女の悪行を見ることは出来ないんだ、と思いました。だから、彼女が変わったかどうかは、私がもう一度弱い立場にならないと検証はできないわけで。
 人間の本性を見たかったら、ある程度弱い立場に居た方が見えやすくて。
 それで、霊線が綺麗になって幸せになることはありがたいことだけど、地雷があったりした方が、弱い立場の人の事を守れるんじゃないか、って思ったりもしているのでした。でも、そのせいで、被害者ポジションを望んでいる、と誤解を受けることもあります(笑)
 ただ、自分の場合、自分が被害者ポジションになるというよりかは、被害者の立場の人を庇って守る際に、ついでに自分の怒り発散☆を楽しんでしまう みたいなクセも持ってしまってはいるので、どちらにしても霊線が綺麗になってきて、弱い立場を経験することも減ってきている今は、既に左ハンドル気を付けろ、みたいなカーブに立っているんだろうなあ、と思います。
返信する
Unknown (今日もありがとうございます)
2021-11-13 13:29:04
会社を辞めると言っている職員がいます。他の人を批判してばかりしていたから、自分自身を許せないのでしょう。辞めて求職すると言っていますが、私は居て欲しいと思っています。でも、無理かな?その時々で出会う縁は大切ですね。私もたくさんの人達に助けられてきました。
返信する
Unknown (歌わない舎弟)
2021-11-13 14:57:03
>スナフキン♪。歌う川辺は♪ この付近♫

うまいっ!
返信する
Unknown (Unknown)
2021-11-13 14:59:32
kk氏についてどう思いますか?実父の墓参りもせず、お世話になった方へ解決金という名の返金。不義理だと思います。
返信する
寛容にならないとい寛容 (Unknown)
2021-11-13 15:53:31
まるぞう様 いつもありがとうございます。
スナフキンのツッコミの掛け合いがそっち回になっていますね。いいです。
右・左コーナーの続き編注意深く拝読しております。おおっと「崇拝しすぎると、自分が無くなる」
でしたね。世の中、両コーナーの「正義!?好き嫌い?の勝者は我の側にある」合戦が益々熱くなっております。不寛容から寛容の変革は如何に!思いやり、慈悲心の芽は何処からか?そこで仮説1コロナのパンデミックや自然災害などで痛みや死を覚悟の悲しい状況が訪れる。当たり前のことがいかに感謝だったことを思い知る。同じ境遇を背負った仲間、励ましや看護によって温かさを知る。甘えとわがままを超えて不寛容から寛容へ変革が起こる。そうなる前に「寛容」にならないとい寛容!宮城県の登米市の子ども園にナイフを持った不審者を職員が取り押さえらえて事件被害がなかったのも、被災でいたましい命の教訓が生かされたようです。思いやり、慈悲心、万事塞翁が馬がなせる業ですね。
返信する
Unknown (スナフキンはミィのお兄ちゃん)
2021-11-13 15:58:56
不寛容ということばと寛容ということばをみて脱線?しますが、思い出した、一節が有ります。聖書の
「コリント人への第1の手紙「第13章」で「愛は寛容であり、愛は情深い。 ... 愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない。 自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。という部分を15歳だった私は何度も読み返しては格好いいことばだなぁと、『寛容=愛』なのか?!深い意味もまだ解らなかった私はいや今もよく解っている気はしませんが、直感で人は寛容で有らねばならないと15歳の私は思っていました。それからうん十年経ってから縁あって『まるぞうさんのブログ』を拝見させて頂くようになって、何事も半分は自分が間違っていて半分は相手が間違っている。というバランスが大事なのだというスタンスというか見方も有るんだと、私には目から鱗でした。0か100かの白黒決めつけたがり、グレーを認めたがらない自分。でも、理想は寛容な心持ちを持った大人になりたいと思って生きてきました。でも、今現在色々経験して『悲しがる癖のある私』がいました。まさに左コーナー苦手な私でした。なのでこれからは心の免疫力をつけて色んなウイルスに負けない私を目指そうと思います。慌てて泣いてばかりいて悪魔の喜ぶ悲しがる癖の私から卒業しなくちゃです。いつも心にニコニコ太陽を思いながら…。まるぞうさんのブログいつも読ませてもらって励みにしています。感謝です。
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Unknown (心月)
2021-11-13 16:43:42
今日もありがとうございます様

>辞めて求職すると言っていますが、私は居て欲しいと思っています。

私も引き留めて頂きたいと思います。

批判的な意見でも、職場環境を俯瞰できる方は貴重な存在です、と
返信する

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