今年は4年に一度の閏年で明日29日まで如月ですねー・・・! そして明後日から遂に三月弥生の春へとなりますね。三寒四温の水温むこの頃、季節の移ろいとともにやがて雪も融け、花咲き鳥が囀る日々が間もなくですねー・・・! 今回は去る10日に日帰りバスツアーで出かけて来た長野は蓼科近くにある横谷峡での氷柱などを撮る撮影行でした。当日は快晴の好天に恵まれて(普段の行いが良い所為でしょうか?)、大型バスに僅か20名での快適なバスの旅なのでした。澄み切った青空に美しく聳える八ヶ岳連峰の素晴らしい眺めなのでした。
今年は信州の山々も雪が少ないのか、それとも暖冬の所為なのか2月前半にして
この様な白銀の峯とその裾野の景観なのでした。
横谷峡・・・・、山間の1件だけの宿、横谷温泉旅館の近辺に素晴らしい滝や氷柱が
毎年鑑賞出来るとの 触れ込みに、楽しみにして着いた先の氷柱群なのでした。
陽光に照らされてキラキラと輝く氷柱群・・・、スケールはさほど大きくはありませんでしたが、
まるで滝が凍ったような造形美に、何枚もシャッターを押して撮りまくりました。
宿から少し登った場所にこの霧降の滝がありました、流れの水流もこんな感じで完全な氷瀑とは
なっていませんでした。
狭い水路では迸る流れとなり、壁際では上から落ちる滴が凍って厚い氷柱となっていたのでした。
日陰の岩壁には、この様な氷柱群が静かに春を待っているようでしたよ・・・!
あまり綺麗な氷柱ではなかったので、少しばかり氷らしさを表現してみました。如何でしょう・・・??
これらも氷の表現をそれらしく出してみたく一工夫して載せてみました。
そしてこの日の一番の見もの、豪快に流れ落ちる乙女の滝の水飛沫です!!
この小さな滝のように見える流れは、乙女の滝の上流にある清流なのです・
小さな社は、木戸口神社と出ていました、何でも歴史上ではこの地が武田軍の重要な街道筋で、
関所跡らしくて、後に神社を擁したようなことが書かれていました。
冷たそうな氷柱群ばかりでは少し冷えますので、由緒のある神社なども折角ですから・・・・!!
この乙女の滝には滝壺は無く岩肌に流れ落ちて水飛沫を立てていたのでした。
いつもなら冷え込む真冬にはこの滝が氷瀑となるんだそうですよ・・・?!
てなことで、また帰路に眺めた雄大な八ヶ岳の美しい眺めをご覧ください。
「ふるさとの山に向かひて 言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな 」と云う”啄木”の詩なども
脳裏を過ぎりますね!
最後にまた先ほどの氷柱群などご覧いただいて今回の旅の1日を閉じたいと思います。
岩肌に染み出す水が凍って徐々に大きくなり、この様な美しい造形美を醸し出しているのですよねー・・・、本当に自然の営みには頭の下がる思いが致します・・・・!
ハイ、それでは今回の冬の産物、氷柱群など如何でしたでしょうか・・・?最後までご覧頂きまして誠に有難うございました。 諸々の評価コメントなど頂ければ、今後の精進の糧に致したくよろしくお願い申し上げます。(__)