趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

闇鉄写真の再処理

2023-05-01 07:00:00 | 線路際で
 少し前にPureRAW3というソフトウェアの記事を書きましたが、これがなかなかの優れもので、闇鉄写真200枚以上を処理して、多くの写真が見違えるようになりました。
 そんな中から一例です。

 ニコンのRAW現像ソフトウェアには「アクティブD-ライティング」あるいは「D-ライティング」という機能があり、ハイライトやシャドウを調整することが出来ます。特に、シャドウを明るくしたりするのに結構重宝しています。
 ただ、露出不足のコマでシャドウを無理矢理持ち上げると大抵破綻します。(ノイズだらけになります)
 ところが、PureRAW3 を一度通してからD-ライティングでシャドウを持ち上げると、かなりノイズの少ない絵が得られました。レタッチ耐性が向上しています。

 以下2枚はこうして処理した写真です。機関車のナンバーもハッキリと見えるようになりました。(1枚目は多分初公開です)



 過去に掲載した2枚目と同じ写真はこちらに有ります。比較してみるとかなり良くなっていることが分かります。

 1レ北斗星 EF510-514
 2014年5月2日撮影


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おおっ! (tamura)
2023-05-01 08:48:35
厳しい条件下での撮影ですが見事に蘇っていますね。
RAW記録がようやく陽の目を見る時代が来た感じがします。
JPEGで十分と言われることもありますが、ノイズ処理に関しては雲泥の差がありますね。
私が使っているLightroomもAIノイズ処理機能が追加されましたので、ちょっと試してみましたが、効果は歴然、過去の撮影分を試してみようと思っています。
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ソフトの威力 (枯れ鉄)
2023-05-01 09:30:06
これは、効果的ですね。
とても同じ条件で撮った写真には見えないですね。
このソフトなら、手の届く範囲なので、要検討ですが、鉄模に忙しく、最近は写真(既撮影分に関しては皆目)に時間を割く余裕がない
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PureRAW3の試用 (電暖暖表示灯)
2023-05-01 11:45:25
 ご無沙汰しています。毎回、撮影地やら撮影技法等貴重な情報を活用させてもらっています。今回の画像処理ソフトについて自分も早速試用してみました。特に高感度域のノイズ処理には驚きました。こういった情報は撮り鉄の分野ではなかなか目にする事がなく、大変参考になる情報をありがとうございました。
 ヒガハスもそろそろ水鏡の季節ですね。
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Re:おおっ! (佐倉)
2023-05-01 16:30:19
tamuraさま

 フィルム時代のネガやポジがデジタル複写で甦り、今度はデジタル写真がAIでより綺麗になる...
 既に一歩手前まで来ていると思いますが、ボケた写真、ブレた写真をキチンと再生することも可能になるのでしょうね。良い時代になりました。
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Re:ソフトの威力 (佐倉)
2023-05-01 16:33:51
枯れ鉄さま

 ちょっとお高いので試用版で沢山試してみました。試用期間が終わったらどうするか考えます。(^^ゞ
 RAWファイルの規格が各社統一され、こういうソフトウェアがシームレスにRAW現像ソフトウェアと繋がると嬉しいですね。
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Re:PureRAW3の試用 (佐倉)
2023-05-01 16:37:55
電暖表示灯さま

 コメント有り難うございます。自分もさるプロカメラマンの方から教えて頂いたものでして、大変勉強になりました。(^^ゞ
 水鏡の時期になりましたね。またお目にかかれることを楽しみにしています。
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