80年代後半から90年代初頭に撮影したモノクロシリーズ、成田臨繋がりで一枚。
モノクロを自分でタンク現像すると(ベルト式でもノーベルトでも)、巻かれたフィルムの間の現像液の循環が悪く、どうしてもフィルムの長手方向両端の現像が進み、中央部が適正露出でも両端が現像オーバーと言う事が良く起こります。
そこで、カラーネガと同じ処理でラボ現像出来るモノクロフィルム=イルフォードXP-2をこの頃から使い始めていました。(廃液の処理やらで、自分で現像するのが面倒になったことも一因)
ラボ現像でムラは解消出来ましたが...
XP-2はISO400ですが、粒状性はTri-Xよりも良さそうです。ただ、Tri-Xと比べるとコントラストが低く、エッジのシャープさが若干劣るように感じます。(個人の感想です)
それからカラーネガと同じように劣化していて、細かな白抜けが沢山あり日中なのに星空...レタッチが大変でした。(笑)
EF5861の白樺6輌編成牽引は一度だけでしたが、EF5889は4回撮影しています。その中から一枚...
定番撮影地で線路に近い方は大混雑でしたが、サイドは比較的空いていました。
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成田線 安食~小林
回9836レ、EF5889+白樺
1992年1月19日撮影、原板は66ネガ(XP-2)
単線片ポールはいいです。
レタッチ、お疲れ様でした。
編成が長いとどうしても線路寄りになりますが、7~8輌ならばこの程度が自分も好きです。
単線片ポール区間は良いですね。成田線は特にポールが逆光側だったので撮り易かったです。