高校野球南大阪大会決勝:PLvs近大附属・・・『熱戦!』

2008-07-28 | スポーツ
昨日の決勝戦は素晴らしい試合だったな。
近大附属の粘りは凄かった。
3番手の投手は実に楽しそうにプレーをしていた。
一方、PLの選手はかなりプレッシャーがかかっていた。
その差が延長戦に出たな。

:::::::::::::::::::::::::::
試合を見て感じたんだが、
PL学園は、どうしてあんなにグランドで祈りを捧げるのかね??
グランド上で頭を垂れて拝むポーズを「美しい」とでも思ってるのかね?
ワシに言わせれば、「実に醜い。」

“プレーボール!!”・・・って、審判が宣言するでしょう?
あれはねぇ、「さぁ、ボール遊びをしなさい!」って言ってるのよ。
勝利を目指し、ボール遊びで鎬を削る!!・・・これが野球ぞ!!

グランド上で教祖様に何を願うのよ???
なんでそこに宗教が必要な訳??
宗教なんてモノは、人生に対して必要なのであって
野球のプレーには必要ないんだ。


同校の元監督が、何かの雑誌で言ってたな・・・。↓
「PLでは全てに感謝しています。
“(僕が)ヒットを打った!”のではなく
“(教祖様に)ヒットを打たせて頂いた”って考えるのです」
・・だと。


冗談じゃ無い!!
ワシがハッキリ言ってやろう!
“選手の実力がそこに出ただけ”さ!!

今回の延長12回でサヨナラエラーをしたPLのショート(主将)!
あの悪送球の理由はナンだ??教祖様が見放したのか??
日頃の信心が足りなかったからか??・・・違う!
精神力を含め、彼の実力がそこに表れたんだ!
 

それだけさ。

彼は素晴らしい選手だ。
彼のエラーで負けたんじゃぁ無い!
彼がエラーした時にゲームが終わっただけの事・・・。
他の選手だってエラーはやってるだろ!??

強いて言えば監督の責任だ。教祖様の責任でも無いぞ!(笑)
試合結果に於いては、監督が全ての責任を負えば良いだけの事。


それでも偉い人はまだ、神に祈らせるかね??

早く気付いて欲しいよ。

プレー毎に祈りを捧げるなんて、他力本願も良いトコロだぜ!
教祖が野球をやるんじゃ無い、選手が野球をやるんだ!
投げるのも打つのも走るのも捕るのも、みんな選手がやる事なのだ。


追いつかれたPL選手は9回に、どう感じたのかね?

「せっかくリードしてたのに、同点に追いつかれちゃった・・・助けて下さい教祖様!
教祖様は何処ですか?見捨てないで下さい教祖様・・・。ベンチでもっと拝んだ方が良いですか?」
・・・・・まさか???

グランドに立ったら、頼れるのは自分だけ!教祖さまなんて関係ない!
そういった覚悟が無いと、最後の最後でプレッシャーに押しつぶされるんだ。

さぁ!
PL学園の選手は教祖様に感謝するが良い!!
『教祖様のお陰で、決勝戦までコマを進め、素晴らしい試合をする事が出来ました。』・・と。

人生に関しては、宗教は有っても良し、


だけど、
高校野球に“ご利益(りやく)”は無い!
金と時間を費やした、各々の努力の成果が其処に在るだけだ・・・。
それ以外は何も無い。

近大附属の栄誉を祝し、
PL学園高校野球部の健闘を讃える!

両校選手、天晴れだ!