2010-04-20
2010-04-21 2例目
>
1例目は直ちに対象家畜の殺処分や汚染物品の焼埋却等を実施。
また、家伝法に基づき、移動制限や搬出制限区域を設け、消毒ポイント等も設置している。
2010-04-22
>4ヶ所の消毒ポイントは24時間体制で動いている。
2010-04-26
>今回の一連の発生は2000年当時とは比較できない程大規模(殺処分対象の家畜は牛豚を含め1100頭を超える)であり、加えて畜産環境が厳しさを増す中での発生であるので、制限区域の畜産農家さんはもとより、県内全域の畜産関係者の方々の物理的・経済的・精神的ダメージは計り知れない。
2010-05-06 農水省への要望が出た。
>感染源・感染ルートは依然不明である。農水省には解明を急いで欲しい。防疫指針(ガイドライン)も早急に見直して頂きたい。というか、その特例措置でも緊急に検討して頂きたい。
現場での対応としては、農場間の人や物、車等の行き来はストップしているし、その消毒等も徹底して行っている。
感染媒体として、昆虫類や小動物、はたまた餌や水や空気なども考えられる。
いずれにしろ、野生の偶蹄類に感染したら万事休すである。
見えない敵と見えないゴールとの戦いである。
2010-05-09 やや楽観視
>今回は移動制限と搬出制限を多少追加しなければならないが、大きく見て、都農と川南以外で新たに発生していないところを見ると、ここでの封じ込め・拡散防止対策は一定の成果が出ていると現時点では見ていいのではないだろうか?
2010-05-10 赤松大臣来県
2010-05-11
>家伝法に基づく防疫指針に沿った、出来うる限りの防疫対策・蔓延防止対策に全力で取り組んでいるが、感染拡大が止まらない。
2010-05-12
>現場は壮絶である。殺処分される家畜の悲壮な鳴き声、・・・・
2010-05-16とうとう家畜改良事業団(高鍋町)まで拡大
↑:
この日の日記は重要だ。
2010-05-17 非常事態
2010-05-18 非常事態宣言
2010-05-19
>今回の本県での口蹄疫の問題、初期の頃から全国的に殆どと言っていいくらい報道されていなかったが、今月10日、赤松農水相が来県された辺りから徐々に報道されるようになった。
同時に、県や国の初動防疫体制・対策や第一例目とそれ以前の疑似患畜に関しての獣医師の対応の瑕疵等を追究する報道も目立つようになってきた。いわゆる犯人捜しである。余り言いたくはないが、このような場合、メンタルダウンや場合によっては自殺者が出るケースもある。
2010-05-20全頭殺処分
>国の方針として、移動制限区域内のワクチン接種(結果全頭殺処分)実施が発表された。しかし、このことはずっと言わせて頂いて来たが、ワクチン接種は、対象農家や関係農家等への十分な生活支援・経営支援・再生支援がセットでないと地元の了解はとても得られない。対象農家を始め、地元の理解と協力が得られなければ、ワクチン接種など出来ない。
>国には、どれくらいの、どんな支援をして頂けるのか?早急に明示して頂く必要がある。
2010-05-21
>話は違うが、地元自治体や当事者(発生農家・関係者等)が検討中の事案や不明な事案がどうしていきなり地元を飛び越えて本省から発信・発表されたりするのか?
そういうことが頻繁に起こると地元と国との信頼関係が築けない。こういう類の問題・課題解決は、地元の理解と協力が無ければ一歩も進まない。
先程、山田副大臣との会談でそういうことについて指摘させて頂いた。副大臣は、「私と本省との連絡ミスもあり、大変申し訳無かった」と謝罪されておられたが、どうも腑に落ちない。
情報の管理等は特に厳重な気配りを頂かないと困る。今回の口蹄疫の問題は、複雑でデリケートでセンシティブな問題であるので、十分な配慮をお願いしたい。
2010-05-22断腸の思い