今日の東京は本当に真冬並みの寒さでした。
— おかにゃん (@okanyan599) 2019年4月10日 - 23:59
どうやら、松岡修造さんが、スケートの取材で福岡に行ってしまったようです。
事実、その福岡では、比較的穏やかな天候だったようです。
修造、カムバッ〜ク!
鳩山代表が,民主党公約に記載した「2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する」旨を国連会合で表明することを明らかにしました。
これまでの政府方針が「1990年比で8%減」ということでしたので,大幅な削減を提示したことになります。
これに対し,EUからは,「日本は最下位争いをしていたが,一気に上位争いに加わることになる」と高く評価されています。
しかし,国内の経済界からは「無理だ」,「不景気に拍車がかかる」など,この表明に批判的な見解が寄せられています。
鳩山代表「25%減」明言 温室効果ガス 国連会合で表明へ(産経新聞) - goo ニュース
ビジネスチャンスもかなりあるのですが
この政策,前提として,「国民に対する痛み」もかなり伴います。まず,その点は,もっとはっきりと国民に対して説明するべきです。その一方で,「地球のため」っていう免罪符だけを掲げるのではなく,「これにより結果的に将来にツケを残さない生活が期待できるし,良い環境で過ごせるというメリットがある」などということをきちんと説明しなければならないでしょう。そうしなければ,いずれ導入されるであろう環境税等の議論の際,「聞いてない」,「結局民主党も自民党と同じだ」などという批判にさらされる羽目に合うのは目に見えています。
ところで,この政策に対し,企業からはものすごいブーイングが出ています。それはそのはずで,平たく言えば「儲けにならない環境対策費用をさらに支出することになり,今まで以上に経費だけが出てしまう」っていうそろばん勘定のみで判断しているからです。
しかし,果たしてそうでしょうか。この方針に対し,トヨタやホンダは露骨に嫌悪感を示していますが,一方で,これを達成するためには自動車のハイブリッド化への転換が大前提となっています。っていうことは,自動車業界にしてみたら「ビッグビジネスチャンス」なのです。大もうけできる機会なのですから,当然の費用として環境対策にある程度費用を講じることも必要なのではないでしょうか。
「車が売れるのは大賛成,だけど環境対策の設備導入大反対」っていうのは,あまりにエゴですし,発想が1960年代の公害問題が出始めたころと同じです。
また,個人に対する負担がかなり強いられますが,っていうことは,多くの企業がこの「CO2商売」に便乗できる可能性があります。つまり,ビジネスチャンスなのです。自動車業界同様,もうけるつもりであれば,それなりのリスクも甘受するべきなのです。
さらに,「環境に配慮した企業」と,「環境に無頓着な企業」,同じような商品を作っているとしたら,どちらから購入したいと思いますか?また,金額に差があった場合,どの程度までなら譲れるでしょうか?そもそも,企業イメージはどううつりますか?
そう考えると,きちんと対応したほうが,企業イメージも良くなり,結果,集客力がアップしうるのではないでしょうか。
つまり,この政策は,「文句を言っている企業にとって,案外メリットがある」といえるのです。この政策をつぶしてしまうと,こうしたビジネスチャンスは一気になくなります。のみならず,EU諸国からの信用もなくなり,海外市場での競争にすら勝てなくなり,結果,さらに日本経済が悪化するということにもなりかねません。
あまり目先のことだけを考えるのでなく,やはり長期的視野にたって企業も対応するべきでしょう。
そして,免罪符的な言葉ではありますが,「地球のため」なのです。未来にツケを残さないのは財政赤字だけではなく,きれいな地球環境っていう点もあると思います。
あとは,民主党政権として,「個人の痛み」にどのような配慮をするかです。この点,ほとんど配慮しなかった小泉政権の反省をどのように生かすのか,はたまた二の轍を踏むのか,鳩山代表らの今後の言動に注目したいと思います。
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http://bbrsun.blog.eonet.jp/bbr/2009/09/post-34a2.html
これまでの政府方針が「1990年比で8%減」ということでしたので,大幅な削減を提示したことになります。
これに対し,EUからは,「日本は最下位争いをしていたが,一気に上位争いに加わることになる」と高く評価されています。
しかし,国内の経済界からは「無理だ」,「不景気に拍車がかかる」など,この表明に批判的な見解が寄せられています。
鳩山代表「25%減」明言 温室効果ガス 国連会合で表明へ(産経新聞) - goo ニュース
ビジネスチャンスもかなりあるのですが
この政策,前提として,「国民に対する痛み」もかなり伴います。まず,その点は,もっとはっきりと国民に対して説明するべきです。その一方で,「地球のため」っていう免罪符だけを掲げるのではなく,「これにより結果的に将来にツケを残さない生活が期待できるし,良い環境で過ごせるというメリットがある」などということをきちんと説明しなければならないでしょう。そうしなければ,いずれ導入されるであろう環境税等の議論の際,「聞いてない」,「結局民主党も自民党と同じだ」などという批判にさらされる羽目に合うのは目に見えています。
ところで,この政策に対し,企業からはものすごいブーイングが出ています。それはそのはずで,平たく言えば「儲けにならない環境対策費用をさらに支出することになり,今まで以上に経費だけが出てしまう」っていうそろばん勘定のみで判断しているからです。
しかし,果たしてそうでしょうか。この方針に対し,トヨタやホンダは露骨に嫌悪感を示していますが,一方で,これを達成するためには自動車のハイブリッド化への転換が大前提となっています。っていうことは,自動車業界にしてみたら「ビッグビジネスチャンス」なのです。大もうけできる機会なのですから,当然の費用として環境対策にある程度費用を講じることも必要なのではないでしょうか。
「車が売れるのは大賛成,だけど環境対策の設備導入大反対」っていうのは,あまりにエゴですし,発想が1960年代の公害問題が出始めたころと同じです。
また,個人に対する負担がかなり強いられますが,っていうことは,多くの企業がこの「CO2商売」に便乗できる可能性があります。つまり,ビジネスチャンスなのです。自動車業界同様,もうけるつもりであれば,それなりのリスクも甘受するべきなのです。
さらに,「環境に配慮した企業」と,「環境に無頓着な企業」,同じような商品を作っているとしたら,どちらから購入したいと思いますか?また,金額に差があった場合,どの程度までなら譲れるでしょうか?そもそも,企業イメージはどううつりますか?
そう考えると,きちんと対応したほうが,企業イメージも良くなり,結果,集客力がアップしうるのではないでしょうか。
つまり,この政策は,「文句を言っている企業にとって,案外メリットがある」といえるのです。この政策をつぶしてしまうと,こうしたビジネスチャンスは一気になくなります。のみならず,EU諸国からの信用もなくなり,海外市場での競争にすら勝てなくなり,結果,さらに日本経済が悪化するということにもなりかねません。
あまり目先のことだけを考えるのでなく,やはり長期的視野にたって企業も対応するべきでしょう。
そして,免罪符的な言葉ではありますが,「地球のため」なのです。未来にツケを残さないのは財政赤字だけではなく,きれいな地球環境っていう点もあると思います。
あとは,民主党政権として,「個人の痛み」にどのような配慮をするかです。この点,ほとんど配慮しなかった小泉政権の反省をどのように生かすのか,はたまた二の轍を踏むのか,鳩山代表らの今後の言動に注目したいと思います。
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東京で22日桜の開花宣言がでました。平年より6日早い開花ということで,見ごろは来週の週末頃になる見込みとの事です。
静岡・熊本・東京都心で桜開花 全国トップ(朝日新聞) - goo ニュース
入学式にはもう葉桜かも
「桜の花の作4月,新しいランドセルを背負っての入学式」なんていう台詞をよく耳にしたものですが,最近では,「桜の葉っぱを見ながらの入学式」というのが実情になってしまっています。3月中に満開というのが定番です。
また,「新入社員の最初の仕事は花見の場所取り」なんていう会社もありましたが,今では新入社員を迎える前に花見が終わってしまうため,むしろ「新入社員の一年の締めの仕事」に変わりつつあるようです。
さて,今年の開花は平年より6日早いということですが,今年のイメージ(東京周辺)としては,「雪も降ったし,全体的に去年より寒かった」という感じでしたが,桜の開花が早いということは,結果的には「やっぱり暖冬」ということだったようです。
ただ,「平年より」というのは,過去数十年の平均値を取ってのものです。おそらく,平成以降の平均にしたら,もっと開花時期が早いのではないでしょうか。そうなると,今年の開花は平年並みくらいになるのかもしれませんね。気象庁もためしに「修正開花平均日」みたいなデータを作ってくれないかなあ,って思います。
いずれにせよ,もう春です。心機一転,張り切っていきましょう!
ただ,毎年3月の桜を見るたびに,「やっぱり地球の環境は何かおかしくなっている」という気もしてなりません。地球規模の錯乱が起こっているのかもしれませんね。
ちなみに,私事ですが,今年は花見をゆっくりやれる余裕がありません。その理由は追ってお話します(別に変な理由ではありませんので,ご心配なく。)。
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入学式にはもう葉桜かも
「桜の花の作4月,新しいランドセルを背負っての入学式」なんていう台詞をよく耳にしたものですが,最近では,「桜の葉っぱを見ながらの入学式」というのが実情になってしまっています。3月中に満開というのが定番です。
また,「新入社員の最初の仕事は花見の場所取り」なんていう会社もありましたが,今では新入社員を迎える前に花見が終わってしまうため,むしろ「新入社員の一年の締めの仕事」に変わりつつあるようです。
さて,今年の開花は平年より6日早いということですが,今年のイメージ(東京周辺)としては,「雪も降ったし,全体的に去年より寒かった」という感じでしたが,桜の開花が早いということは,結果的には「やっぱり暖冬」ということだったようです。
ただ,「平年より」というのは,過去数十年の平均値を取ってのものです。おそらく,平成以降の平均にしたら,もっと開花時期が早いのではないでしょうか。そうなると,今年の開花は平年並みくらいになるのかもしれませんね。気象庁もためしに「修正開花平均日」みたいなデータを作ってくれないかなあ,って思います。
いずれにせよ,もう春です。心機一転,張り切っていきましょう!
ただ,毎年3月の桜を見るたびに,「やっぱり地球の環境は何かおかしくなっている」という気もしてなりません。地球規模の錯乱が起こっているのかもしれませんね。
ちなみに,私事ですが,今年は花見をゆっくりやれる余裕がありません。その理由は追ってお話します(別に変な理由ではありませんので,ご心配なく。)。
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東京電力が17年ぶりに電力の需給調整の要請を大口需要先に要請したようです。原因は,連日の猛暑によるエアコン使用の急増と,柏崎刈羽原発の停止など原子力発電所が使えないことによるそうです。
東電、17年ぶり需給調整 電力10社の発電量が過去最高(産経新聞) - goo ニュース
電気を大切にね
まず,誰が良い悪いは別にして,節電をすること自体は非常に大切なことです。首都圏在住の方に限らず,常日頃節電は心がけるようにしましょう。また,エアコンの温度も28度にするなど,とにかく気を使うに越したことはありません。
さて,その上で今回の件ですが,東電の自業自得といってしまえばそれまでですが,原発が使えないから節電してというのは本来的にはちょっと短絡的な発想なのではと思います。
確かに,原発が建設された背景として,「ピーク時の電力不足」が懸念されたからです。そして,ピーク時とはまさに真夏の日中です。すなわち,「エアコンのために原発ができた」といっても過言ではありません。とすれば,まさにこの猛暑を乗り切るためには原発は必需品であるといえそうです。
でも,本当にそうでしょうか。そもそも,「エアコンのための原発」という論理が本当に正しいといえるでしょうか。
実は,現在,水力や火力発電で止まっている発電施設は結構あります。そして,その多くは,ある程度のメンテナンスですぐに動かすことができます。
とすれば,この夏,無事乗りきることができるならば,そもそも「原発なくても電気たりるじゃん」ということになるのではないでしょうか。
また,この猛暑の原因を「地球温暖化」と言い切っている人たちが多いですが,その対策をきかれると,多くの専門家が「まず電気の無駄遣いを減らす」という急に小さな話になってしまいます。もちろん,冒頭にも書きましたとおり無駄な電気をこまめに消すことは重要です。ただ,温暖化対策といえるのか?とちょっとばかり疑問がありました。
しかも,一部専門家は,「原発は火力の用に何か燃やす訳ではないので,地球温暖化対策に持ってこい」などと説明しています。
しかし,そうともいえません。原発が海に流す水は,結構高温になっています。そして,これが海水温の上昇に影響したと考えられています。したがって,原発が地球温暖化の救世主になるというのは妥当ではありません。
電力問題と原発安全性問題とは切り離して考えるべきですが,ここぞとばかりに変な誘導をすることだけは止めてほしいと思います。
また,東電は「エコキュート」など電力をたくさん使う商品市場の開拓に務めています。しかし,電力不足に陥ると,それこそエコキュートは「絵に描いた餅」になってしまうのではないでしょうか。
このような商売を始めるならば,「安定電力の確保」が第一でしょう。東電の商売がどうなるのか,この点も注目です。
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http://machizukur.exblog.jp/6033419/
http://blog.goo.ne.jp/chopin5028/e/e1960d08067991615551186fc668851b
http://blog.livedoor.jp/duskin/archives/51016138.html
東電、17年ぶり需給調整 電力10社の発電量が過去最高(産経新聞) - goo ニュース
電気を大切にね
まず,誰が良い悪いは別にして,節電をすること自体は非常に大切なことです。首都圏在住の方に限らず,常日頃節電は心がけるようにしましょう。また,エアコンの温度も28度にするなど,とにかく気を使うに越したことはありません。
さて,その上で今回の件ですが,東電の自業自得といってしまえばそれまでですが,原発が使えないから節電してというのは本来的にはちょっと短絡的な発想なのではと思います。
確かに,原発が建設された背景として,「ピーク時の電力不足」が懸念されたからです。そして,ピーク時とはまさに真夏の日中です。すなわち,「エアコンのために原発ができた」といっても過言ではありません。とすれば,まさにこの猛暑を乗り切るためには原発は必需品であるといえそうです。
でも,本当にそうでしょうか。そもそも,「エアコンのための原発」という論理が本当に正しいといえるでしょうか。
実は,現在,水力や火力発電で止まっている発電施設は結構あります。そして,その多くは,ある程度のメンテナンスですぐに動かすことができます。
とすれば,この夏,無事乗りきることができるならば,そもそも「原発なくても電気たりるじゃん」ということになるのではないでしょうか。
また,この猛暑の原因を「地球温暖化」と言い切っている人たちが多いですが,その対策をきかれると,多くの専門家が「まず電気の無駄遣いを減らす」という急に小さな話になってしまいます。もちろん,冒頭にも書きましたとおり無駄な電気をこまめに消すことは重要です。ただ,温暖化対策といえるのか?とちょっとばかり疑問がありました。
しかも,一部専門家は,「原発は火力の用に何か燃やす訳ではないので,地球温暖化対策に持ってこい」などと説明しています。
しかし,そうともいえません。原発が海に流す水は,結構高温になっています。そして,これが海水温の上昇に影響したと考えられています。したがって,原発が地球温暖化の救世主になるというのは妥当ではありません。
電力問題と原発安全性問題とは切り離して考えるべきですが,ここぞとばかりに変な誘導をすることだけは止めてほしいと思います。
また,東電は「エコキュート」など電力をたくさん使う商品市場の開拓に務めています。しかし,電力不足に陥ると,それこそエコキュートは「絵に描いた餅」になってしまうのではないでしょうか。
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関東地方では猛暑というか酷暑が続きます。群馬県館林市では40.2度を観測するなど,関東北部を中心に40度近い気温を観測しました。この暑さ,あと2,3日は続くそうです。
群馬の館林で40・2度 猛暑、43地点で観測史上最高(共同通信) - goo ニュース
体力がもたない・・
日中は一応建物の中にいるのですが,エアコンの効きが悪いことや,駅から職場まで歩くだけでも汗だくになってしまうことなどから,今は完全にグロッキー状態です。家でもエアコンがないとやっていけないです。
セミもここ数年は日中になかず,夕方から夜中にかけて泣きまくるようになりました。したがって,夜更かしするためか,午前中は全くセミが鳴いていない状態です。
しかし,なんでこんなに暑いのでしょうか。気象庁はラニーニャ現象と説明していますが,実はラニーニャ現象と異常気象との因果関係は十分に解明されきっていません。したがって,猛暑の要素とはなっているのでしょうが,これがすべてとはいいがたい可能性もあります。
ただ,「そんなの関係ねー」(by小島よしお)。とにかく暑いのをどうにかしてほしいものです。今のシミュレーションによると,日本でも30年後には,40度以上が普通になるそうです。
ちなみに,今のハワイの最高気温は31度くらいです。常夏の島ハワイが,「日本の避暑地」になる日もそう遠い話ではないのかもしれません。「ハワイに涼みに行こう」,んー,やっぱりなんか変ですよね。
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http://selgae.exblog.jp/5975948/
http://omegatribe1964.blog69.fc2.com/blog-entry-385.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51692610.html
http://atsuko85583.seesaa.net/
http://ameblo.jp/takeyan/entry-10043680349.html
群馬の館林で40・2度 猛暑、43地点で観測史上最高(共同通信) - goo ニュース
体力がもたない・・
日中は一応建物の中にいるのですが,エアコンの効きが悪いことや,駅から職場まで歩くだけでも汗だくになってしまうことなどから,今は完全にグロッキー状態です。家でもエアコンがないとやっていけないです。
セミもここ数年は日中になかず,夕方から夜中にかけて泣きまくるようになりました。したがって,夜更かしするためか,午前中は全くセミが鳴いていない状態です。
しかし,なんでこんなに暑いのでしょうか。気象庁はラニーニャ現象と説明していますが,実はラニーニャ現象と異常気象との因果関係は十分に解明されきっていません。したがって,猛暑の要素とはなっているのでしょうが,これがすべてとはいいがたい可能性もあります。
ただ,「そんなの関係ねー」(by小島よしお)。とにかく暑いのをどうにかしてほしいものです。今のシミュレーションによると,日本でも30年後には,40度以上が普通になるそうです。
ちなみに,今のハワイの最高気温は31度くらいです。常夏の島ハワイが,「日本の避暑地」になる日もそう遠い話ではないのかもしれません。「ハワイに涼みに行こう」,んー,やっぱりなんか変ですよね。
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今年は暖冬の影響のためでしょうか,街中では早くも小さな花が咲き始めたり,木の芽が出始めたりするなど,すっかり春の様相になってきました。
そんな中,東京都心の桜の開花予想がさらに早まり3月16日頃(平年は3月28日頃)となる見込みであると気象庁が発表するらしいです。
心待ち桜、都心は記録的早咲き? 気象庁7日に開花予想(朝日新聞) - goo ニュース
3月中に花見と桜祭?
そういえば,数年前にやはり暖冬の影響でやたら桜が早く咲いたことがありました。そのときも,4月上旬にはほとんどが葉桜になってしまい,桜祭を中止したり,無理やり4月にやったりするなど結構てんやわんやしていたような記憶があります。
今年は,さらに早く咲くみたいです。仮に気象庁発表どおりだとしたら,花見ベストシーズンはお彼岸開けの土日(25日頃)ということになるでしょう。そして,4月には既に葉桜になってしまい,もはや花見はできないということになります。
すると,小さな問題としては,新入社員の最初の仕事である「花見の場所取り」これができなくなってしまい,逆に去年の新入社員が,3月に「もう一度」花見の場所取りを行うという悲惨な状況が出てくるかもしれません。
また,「さくら祭」の時期も大変です。多くは役所や観光協会が主催しているため,一度日にちを決めたら,日程変更は難しいです。しかも,4月に行うことを想定しているため,予算は来年度に設定しています。それを3月に行うとなると,今年度の予算で実行しなければなりませんが,残念ながら年度末で予算はなく,しかも議会決議が取れない以上,3月中に「急遽開催」ということはかなり難しいでしょう。
そうなると,「桜祭中止」とするか,それかもしたら「予算ついているから葉桜であっても桜祭を行う」という役所的発想で祭を強行するのかもしれません。
ただ,はっきりいって,これらはどうでも話です。
こんなに桜が早く咲くというのは,明らかに「異常気象」です。本来は,能天気に「いやあ,暖冬ですなあ」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
南極の氷が減り始め,キリマンジャロ等の雪も相当減ってきています。一方で,ツバル共和国は水没の危機に瀕しているなど,明らかに地球規模でおかしなことが起こってきています。
もちろん,この影響は日本にもきており,魚の生態系が狂い始めているなど,食生活にも支障をきたしかねない状態にあるようです。
今回の「超早い花見」を通じ,私たちは地球環境についてもっと本気で「何ができるか」を考えるべきなのかもしれません。そういう意味では,単なる「桜祭」ではなく「地球環境を考える桜祭」を開催しても良いかもしれませんね。
とりあえず,花見は「地球に優しく」やりましょう。例えば,ごみを持ち帰るとか,桜の枝を折らずに見るだけにするなど,「ごく当たり前のこと」をみんなで守るだけでも大きな成果になるでしょうね。
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そんな中,東京都心の桜の開花予想がさらに早まり3月16日頃(平年は3月28日頃)となる見込みであると気象庁が発表するらしいです。
心待ち桜、都心は記録的早咲き? 気象庁7日に開花予想(朝日新聞) - goo ニュース
3月中に花見と桜祭?
そういえば,数年前にやはり暖冬の影響でやたら桜が早く咲いたことがありました。そのときも,4月上旬にはほとんどが葉桜になってしまい,桜祭を中止したり,無理やり4月にやったりするなど結構てんやわんやしていたような記憶があります。
今年は,さらに早く咲くみたいです。仮に気象庁発表どおりだとしたら,花見ベストシーズンはお彼岸開けの土日(25日頃)ということになるでしょう。そして,4月には既に葉桜になってしまい,もはや花見はできないということになります。
すると,小さな問題としては,新入社員の最初の仕事である「花見の場所取り」これができなくなってしまい,逆に去年の新入社員が,3月に「もう一度」花見の場所取りを行うという悲惨な状況が出てくるかもしれません。
また,「さくら祭」の時期も大変です。多くは役所や観光協会が主催しているため,一度日にちを決めたら,日程変更は難しいです。しかも,4月に行うことを想定しているため,予算は来年度に設定しています。それを3月に行うとなると,今年度の予算で実行しなければなりませんが,残念ながら年度末で予算はなく,しかも議会決議が取れない以上,3月中に「急遽開催」ということはかなり難しいでしょう。
そうなると,「桜祭中止」とするか,それかもしたら「予算ついているから葉桜であっても桜祭を行う」という役所的発想で祭を強行するのかもしれません。
ただ,はっきりいって,これらはどうでも話です。
こんなに桜が早く咲くというのは,明らかに「異常気象」です。本来は,能天気に「いやあ,暖冬ですなあ」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
南極の氷が減り始め,キリマンジャロ等の雪も相当減ってきています。一方で,ツバル共和国は水没の危機に瀕しているなど,明らかに地球規模でおかしなことが起こってきています。
もちろん,この影響は日本にもきており,魚の生態系が狂い始めているなど,食生活にも支障をきたしかねない状態にあるようです。
今回の「超早い花見」を通じ,私たちは地球環境についてもっと本気で「何ができるか」を考えるべきなのかもしれません。そういう意味では,単なる「桜祭」ではなく「地球環境を考える桜祭」を開催しても良いかもしれませんね。
とりあえず,花見は「地球に優しく」やりましょう。例えば,ごみを持ち帰るとか,桜の枝を折らずに見るだけにするなど,「ごく当たり前のこと」をみんなで守るだけでも大きな成果になるでしょうね。
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世界遺産の登録候補として新たに18カ所名乗りが上がりましたが,一方で富士山の世界遺産登録に地元観光業者が中心となって反対運動が出始めました。
富士五湖まで含まれると開発規制されることから,建物の増改築に支障を来すということだそうです。
富士山の世界遺産化に地元反対 「五湖観光の妨げに」(朝日新聞) - goo ニュース
ならば,世界遺産を止めて観光地として売っていこう
富士山はいうまでもなく日本一の山です。そして,多くの観光客が訪れます。したがって,その観光客をターゲットにした観光業者がいろんな営業をすることは当然必要といえます。当然,観光地としての開発を行うことも当然ありでしょう。
一方で,世界遺産とは,開発から歴史的自然的価値のあるものを世界的組織で守ろうという趣旨で始まったものであり,基本的に世界遺産に登録されると,新たな開発行為はできなくなります(もっとも,それは各国の法律による規制ということになり,日本でも文化財保護法や自然公園法などの規定で規制されているに過ぎません。)。
したがって,世界遺産登録というのは,観光地化の開発行為は完全に抑制されるものであるといえます。よって,世界遺産にして観光客を増やそう,という発想は本来は矛盾したものなのです。
今回の富士山については,当初は五合目より上という条件で準備していたそうですが,やはり富士山といえば,富士五湖まで含むのが一般的な発想でしょうから,世界遺産の登録もそこまで含むのが筋でしょう。山の先っぽだけ世界的に保護してもあまり意味がありませんから。
とすると,静岡,山梨の選択肢は「それでも登録するか,登録を止めて観光開発をしやすくしておくか」の二者択一ということになるでしょう。そして,現実的には,地元町長も含めて反対している以上,世界遺産の登録はあきらめるべきといえます。
ただ,今回の18カ所をはじめとして,全国各地では様々な自然や文化的遺産を世界遺産に登録しようという動きが出ています。もちろん,そのような運動自体はその自然や文化などを見直すいい機会なので,どんどん進めてほしいと思います。
しかし,世界遺産に登録する場合,「基本的に開発は無理」という前提で考えておく必要があるでしょう。これは,たとえ県の担当者と「規制しない」という口約束をもらっていても同じことです。この口約束は,全く意味がありません(知床の世界遺産認定の際も,この点の認識違いが後に漁業組合ともめる原因となり,それは今日もなお続いています。)。なぜなら,最後は「ユネスコ」判断であり,県職員にその権限はないからです。
「観光客を呼ぶために世界遺産にしよう」と企んでいるのであれば,早々に方針転換をした方がいいでしょう。繰り返しますが,自然や文化財の保護,これが世界遺産の目的ですから。
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富士五湖まで含まれると開発規制されることから,建物の増改築に支障を来すということだそうです。
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ならば,世界遺産を止めて観光地として売っていこう
富士山はいうまでもなく日本一の山です。そして,多くの観光客が訪れます。したがって,その観光客をターゲットにした観光業者がいろんな営業をすることは当然必要といえます。当然,観光地としての開発を行うことも当然ありでしょう。
一方で,世界遺産とは,開発から歴史的自然的価値のあるものを世界的組織で守ろうという趣旨で始まったものであり,基本的に世界遺産に登録されると,新たな開発行為はできなくなります(もっとも,それは各国の法律による規制ということになり,日本でも文化財保護法や自然公園法などの規定で規制されているに過ぎません。)。
したがって,世界遺産登録というのは,観光地化の開発行為は完全に抑制されるものであるといえます。よって,世界遺産にして観光客を増やそう,という発想は本来は矛盾したものなのです。
今回の富士山については,当初は五合目より上という条件で準備していたそうですが,やはり富士山といえば,富士五湖まで含むのが一般的な発想でしょうから,世界遺産の登録もそこまで含むのが筋でしょう。山の先っぽだけ世界的に保護してもあまり意味がありませんから。
とすると,静岡,山梨の選択肢は「それでも登録するか,登録を止めて観光開発をしやすくしておくか」の二者択一ということになるでしょう。そして,現実的には,地元町長も含めて反対している以上,世界遺産の登録はあきらめるべきといえます。
ただ,今回の18カ所をはじめとして,全国各地では様々な自然や文化的遺産を世界遺産に登録しようという動きが出ています。もちろん,そのような運動自体はその自然や文化などを見直すいい機会なので,どんどん進めてほしいと思います。
しかし,世界遺産に登録する場合,「基本的に開発は無理」という前提で考えておく必要があるでしょう。これは,たとえ県の担当者と「規制しない」という口約束をもらっていても同じことです。この口約束は,全く意味がありません(知床の世界遺産認定の際も,この点の認識違いが後に漁業組合ともめる原因となり,それは今日もなお続いています。)。なぜなら,最後は「ユネスコ」判断であり,県職員にその権限はないからです。
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livedoor ニュース
石川県志賀町の北陸電力志賀原発2号機の差し止めを巡る裁判で,金沢地裁は住民らの請求を認め,原発運転差し止めの判決を下しました。それに対し,北陸電力側は控訴する意向を明らかにしています。
この判決自体,想定外でした
正直驚いています。原発賛否以前に,これまでの裁判例を踏まえると,原発建設前の取消を認めたものがあったものの,今動いている原発を止めるという事例がなかったからです。
ところで,この判決ですが,判決本文を読んでいないため,報道内容をベースにしますが,判決の肝は,「マグニチュード6.5に耐える設計であるが,実際はこの地域ではマグニチュード7.6まで起こりうるため,今のままだと『想定外』の被害が発生するおそれがある」ことと「20年前に策定した安全基準に基づく設計であるが,はっきりいって古い。」という点にあろうと思います。
そして,この件について,いろんな方面から議論が錯綜していますが,ここで改めて整理しますと,次のようになります。
1 この裁判では,原発政策自体の可否については全く問題となっていないこと(したがって,この判決が原発不要論である,という議論は成立しない。)。
2 この裁判によって,直ちに原発の運転は停止しないこと。
3 控訴審,上告審で反対の結論が出る可能性もあること(裁判は確定していないこと)。
4 今回の裁判では,この志賀原発の設計建設において「どこまで安全を確保できるか」の安全基準のレベルが問題となっていたこと(原発一般の危険性の議論ではないこと)。
5 今回の判決は,「志賀原発が危険である」と言ったのではなく,「志賀原発が安全といえる立証が不十分であった」と言っているに過ぎないこと(本当に危険かどうかまでは分からない。また,4のとおり,他の原発の危険性についての判断まではしていないし,審理の対象になっていない。)。
6 今回の判決は,遠くは熊本県の住民までも周辺住民としてあつかったこと。
以上を踏まえ,ちょっと私見を述べます。
まず,原発自体の必要性については,これだけの電気文明であり,かつ原子力を越える発電手法が見いだせない現状においては,設置もやむを得ないといえるでしょう。まず,原発を絶対に作りたくないのであれば,昭和30年代頃までの生活に日本国民全員が戻す必要があります(クーラーと冷蔵庫のない暮らし)。特に,真夏のエアコン需要のために原発があるといっても過言ではありません。
ただ,一方で,自分の町に原発ができて欲しくないという心情も当然理解できますし,私もそれは同じ考えです。
では,なぜそう考えるのでしょうか。理由は単純で「何となく不安だから」です。
したがって,国や電力会社は,この「何となく不安」を解消するための努力をする必要があります。
そして,この努力とは,単にCMやチラシ,講演会などといったPR活動だけで留まるものではなく,そもそも原発の設計,運営,維持管理などあらゆる面において,安全性を第一にした検証,検討,是正活動を行うことも含まれます。
今回の判決では,裁判所は,「古い基準のままで本当に大丈夫なの?」という問題を提起したことになります。それに対して,北陸電力はいろいろ反論はしたはずですが,少なくとも金沢地裁は,「その程度の反論じゃあ,住民の『なんとなく不安』はぬぐえないなあ」と結論づけたことになります。
もちろん,今後,高裁や最高裁では,「その反論で十分」と反対の結論を出すかもしれませんが,少なくとも地裁レベルでこのような結論を出したということは,仮に最高裁で北陸電力勝訴となったとしても,それによって周辺住民の「なんとなく不安」は解消されないでしょう。
私は,電力政策上,原発は必要であると考えています。しかし,同時に「まず安全第一」を徹底するべきであると考えます。そして,その安全基準とは「99%」ではなく「100%」にしなければなりません。
とすると,様々な安全基準については,日々見直しを行い,常に最新の基準に基づいて新設の際の設計基準にしたり,既存施設の補強改修工事などを行うべきでしょう。しかも,当然想定外のことはたくさん起こりえます。そのすべてを予測することは不可能に近いでしょうが,原発事故が起こってしまった場合,「想定外」では済まないことになりますから,かなり無駄な投資であったとしても,安全性確保のために最大限尽力するべきであるといえます。
それに対して,「それではお金がかかりすぎて非効率的だ」という批判が予想されます。しかし,効率化,利益率を第一に考えすぎるとどうなるのか,それは去年の福知山線の事故をはじめとして,さまざまな事件事故が発生して問題となっていることをみれば,妥当しない批判であると考えます。
さらに,今回の判決をベースにすると,万一の事故の際,石川県の原発が,遠く熊本県の住民にも被爆の可能性があると指摘しています。とすると,他の原発はともかく,少なくともこの地域で大地震が発生した場合,ほぼ日本全国に対して放射能汚染があり得るということにもなります。
とすると,今回の判決は,決して志賀原発周辺住民に対するものだけではなく,日本国民全員に対しての安全性の確保を図るべきであることを裁判所は言いたかったのではないでしょうか。
国や各電力会社は,今回の判決を真摯に受け止め,こと安全対策については,もっと真剣に議論し,検討を進めてほしいものです。それは,例え高裁や最高裁で電力会社勝訴となったとしても,同じことです。
安全第一,当たり前の言葉ですが,これをモットーにもっと真剣に今後の原発行政を考えてほしいものです。
よろしければ1クリックお願いしますm(__)m→人気blogランキングへ
TB先一覧
http://sfjohndo.exblog.jp/4297814/
http://blog.livedoor.jp/luckymentai/archives/50476448.html
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1798473/detail
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1799797/detail
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1800152/detail
http://tokyufubai.jugem.jp/?eid=128
http://184.tea-nifty.com/bousai/2006/03/post_e1ec.html
http://love.ap.teacup.com/kouhei2/205.html
石川県志賀町の北陸電力志賀原発2号機の差し止めを巡る裁判で,金沢地裁は住民らの請求を認め,原発運転差し止めの判決を下しました。それに対し,北陸電力側は控訴する意向を明らかにしています。
この判決自体,想定外でした
正直驚いています。原発賛否以前に,これまでの裁判例を踏まえると,原発建設前の取消を認めたものがあったものの,今動いている原発を止めるという事例がなかったからです。
ところで,この判決ですが,判決本文を読んでいないため,報道内容をベースにしますが,判決の肝は,「マグニチュード6.5に耐える設計であるが,実際はこの地域ではマグニチュード7.6まで起こりうるため,今のままだと『想定外』の被害が発生するおそれがある」ことと「20年前に策定した安全基準に基づく設計であるが,はっきりいって古い。」という点にあろうと思います。
そして,この件について,いろんな方面から議論が錯綜していますが,ここで改めて整理しますと,次のようになります。
1 この裁判では,原発政策自体の可否については全く問題となっていないこと(したがって,この判決が原発不要論である,という議論は成立しない。)。
2 この裁判によって,直ちに原発の運転は停止しないこと。
3 控訴審,上告審で反対の結論が出る可能性もあること(裁判は確定していないこと)。
4 今回の裁判では,この志賀原発の設計建設において「どこまで安全を確保できるか」の安全基準のレベルが問題となっていたこと(原発一般の危険性の議論ではないこと)。
5 今回の判決は,「志賀原発が危険である」と言ったのではなく,「志賀原発が安全といえる立証が不十分であった」と言っているに過ぎないこと(本当に危険かどうかまでは分からない。また,4のとおり,他の原発の危険性についての判断まではしていないし,審理の対象になっていない。)。
6 今回の判決は,遠くは熊本県の住民までも周辺住民としてあつかったこと。
以上を踏まえ,ちょっと私見を述べます。
まず,原発自体の必要性については,これだけの電気文明であり,かつ原子力を越える発電手法が見いだせない現状においては,設置もやむを得ないといえるでしょう。まず,原発を絶対に作りたくないのであれば,昭和30年代頃までの生活に日本国民全員が戻す必要があります(クーラーと冷蔵庫のない暮らし)。特に,真夏のエアコン需要のために原発があるといっても過言ではありません。
ただ,一方で,自分の町に原発ができて欲しくないという心情も当然理解できますし,私もそれは同じ考えです。
では,なぜそう考えるのでしょうか。理由は単純で「何となく不安だから」です。
したがって,国や電力会社は,この「何となく不安」を解消するための努力をする必要があります。
そして,この努力とは,単にCMやチラシ,講演会などといったPR活動だけで留まるものではなく,そもそも原発の設計,運営,維持管理などあらゆる面において,安全性を第一にした検証,検討,是正活動を行うことも含まれます。
今回の判決では,裁判所は,「古い基準のままで本当に大丈夫なの?」という問題を提起したことになります。それに対して,北陸電力はいろいろ反論はしたはずですが,少なくとも金沢地裁は,「その程度の反論じゃあ,住民の『なんとなく不安』はぬぐえないなあ」と結論づけたことになります。
もちろん,今後,高裁や最高裁では,「その反論で十分」と反対の結論を出すかもしれませんが,少なくとも地裁レベルでこのような結論を出したということは,仮に最高裁で北陸電力勝訴となったとしても,それによって周辺住民の「なんとなく不安」は解消されないでしょう。
私は,電力政策上,原発は必要であると考えています。しかし,同時に「まず安全第一」を徹底するべきであると考えます。そして,その安全基準とは「99%」ではなく「100%」にしなければなりません。
とすると,様々な安全基準については,日々見直しを行い,常に最新の基準に基づいて新設の際の設計基準にしたり,既存施設の補強改修工事などを行うべきでしょう。しかも,当然想定外のことはたくさん起こりえます。そのすべてを予測することは不可能に近いでしょうが,原発事故が起こってしまった場合,「想定外」では済まないことになりますから,かなり無駄な投資であったとしても,安全性確保のために最大限尽力するべきであるといえます。
それに対して,「それではお金がかかりすぎて非効率的だ」という批判が予想されます。しかし,効率化,利益率を第一に考えすぎるとどうなるのか,それは去年の福知山線の事故をはじめとして,さまざまな事件事故が発生して問題となっていることをみれば,妥当しない批判であると考えます。
さらに,今回の判決をベースにすると,万一の事故の際,石川県の原発が,遠く熊本県の住民にも被爆の可能性があると指摘しています。とすると,他の原発はともかく,少なくともこの地域で大地震が発生した場合,ほぼ日本全国に対して放射能汚染があり得るということにもなります。
とすると,今回の判決は,決して志賀原発周辺住民に対するものだけではなく,日本国民全員に対しての安全性の確保を図るべきであることを裁判所は言いたかったのではないでしょうか。
国や各電力会社は,今回の判決を真摯に受け止め,こと安全対策については,もっと真剣に議論し,検討を進めてほしいものです。それは,例え高裁や最高裁で電力会社勝訴となったとしても,同じことです。
安全第一,当たり前の言葉ですが,これをモットーにもっと真剣に今後の原発行政を考えてほしいものです。
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http://sfjohndo.exblog.jp/4297814/
http://blog.livedoor.jp/luckymentai/archives/50476448.html
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http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1799797/detail
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1800152/detail
http://tokyufubai.jugem.jp/?eid=128
http://184.tea-nifty.com/bousai/2006/03/post_e1ec.html
http://love.ap.teacup.com/kouhei2/205.html
先日,電車が人身事故で止まってしまい,復旧まで1時間以上要するという状態に巻き込まれてしまいました。
まあ,これについては言いたいことはいろいろあるのですが,鉄道会社が好きで起こした事故ではないので,特にこの点には触れません。
問題なのは,この1時間以上の間,禁煙のホームでかなりの人がたばこを吸っていたということです。
まあ,これも1時間以上電車が止まり,たばこを吸うには駅の外に出なければならないという事情を考えると,片目つぶることはできます。
でも,絶対に許せないことがありました。ホームですっている人たちは,ほぼ全員が吸い殻をポイ捨てし始めたのです。
携帯灰皿持ち歩け!!
そもそも,たばこの灰を地面に平気で捨てること自体,神経を疑います。灰だってゴミですから。しかも,空中に舞うため,煙同様他人が吸い込む可能性だってあるわけです。
まして,吸い殻のポイ捨ては言語道断。自分の部屋に他人が吸い殻を捨てていったらどう思うのか,よーく考えてほしいものです。
そこから,話が飛びますが,歩きたばこの人,相変わらず多いですね。しかも,人混みで平然と吸っている人が実に多いです。さらに,これまたほぼ全員が携帯灰皿を持っていません。すなわち,ポイ捨てです。
人混みでは,煙(紫煙)をまともに吸い込んでしまい,むせかえしてしまうことがよくあります。そして,ご存じのとおり,紫煙は普通にたばこを吸う以上に有害です。さらに,歩きながらずーっと口にたばこをくわえているのではなく,手に持って歩くこともあります。人混みだと,それが人に当たることもあるばかりか,子供の顔の位置になる場合もあり,一歩間違えると大問題になります。
人混みでの喫煙は,そういうリスクをよく考えて吸ってほしいものです。
と以上のようなことをいうと,喫煙者から必ず次のような反論があります。
「だって,今吸う場所がないから仕方ないよ。」と。
確かに,公共施設では,今ほとんど禁煙となりました。また,地域によっては路上喫煙も禁止されています。職場でも健康増進法を踏まえて,デスクでの喫煙を禁止している会社が大半なのではないかと思います。
そうなると,「吸う場所がない」という反論は一見するとごもっともようにも思えます。
しかし,さらに考えてみますと,そもそもそのように喫煙場所を狭めていったのは,他ならぬ「喫煙者自身」です。すなわち,平気であちこちにポイ捨てをする,たばこが苦手な人のことも考えずに人前に煙をぷかぷかだす,人混みで平気で吸って他人にやけどをさせたことがある等々喫煙者の傍若無人な態度と,タバコそれ自体の害を抑えるということから,徐々に喫煙場所が狭められているわけです。
ってことは,冒頭のように相も変わらずポイ捨てが続くようだと,いよいよ「禁煙法」が施行されても不思議ではない状態になるのかもしれません。
禁煙法はオーバーにしても,禁煙場所の拡大や,禁煙場所での喫煙や人混みでの喫煙はしないなど常識的なことまで法律で処罰対象とせざるを得なくなるかもしれません。
こうならないためにどうすればよいでしょうか。それは,「自分の権利は自分で守る」ということです。
すなわち,喫煙者は自らの手で,喫煙場所の確保を図る必要があります。具体的には,「喫煙マナーの向上」です。
例えば,禁煙場所でタバコを吸っている不届きものがいた場合,それを注意するのは「喫煙者」です。彼を放置することで,禁煙場所が拡大するかもしれないからです。
また,ポイ捨てを発見したら厳しく指導するのも「喫煙者」です。さらには,携帯灰皿の推進を図るのも「喫煙者」です。
このように,タバコを吸う人は,自分の権利を守るため,自分のモラル向上はもちろんのこと,他の喫煙者のモラルを向上するための努力を行ってください。
私のようにタバコ嫌いの人間にとっては,この努力を怠ることで,禁煙場所が増えることや法律で処罰されるようになることは大歓迎です。
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まあ,これについては言いたいことはいろいろあるのですが,鉄道会社が好きで起こした事故ではないので,特にこの点には触れません。
問題なのは,この1時間以上の間,禁煙のホームでかなりの人がたばこを吸っていたということです。
まあ,これも1時間以上電車が止まり,たばこを吸うには駅の外に出なければならないという事情を考えると,片目つぶることはできます。
でも,絶対に許せないことがありました。ホームですっている人たちは,ほぼ全員が吸い殻をポイ捨てし始めたのです。
携帯灰皿持ち歩け!!
そもそも,たばこの灰を地面に平気で捨てること自体,神経を疑います。灰だってゴミですから。しかも,空中に舞うため,煙同様他人が吸い込む可能性だってあるわけです。
まして,吸い殻のポイ捨ては言語道断。自分の部屋に他人が吸い殻を捨てていったらどう思うのか,よーく考えてほしいものです。
そこから,話が飛びますが,歩きたばこの人,相変わらず多いですね。しかも,人混みで平然と吸っている人が実に多いです。さらに,これまたほぼ全員が携帯灰皿を持っていません。すなわち,ポイ捨てです。
人混みでは,煙(紫煙)をまともに吸い込んでしまい,むせかえしてしまうことがよくあります。そして,ご存じのとおり,紫煙は普通にたばこを吸う以上に有害です。さらに,歩きながらずーっと口にたばこをくわえているのではなく,手に持って歩くこともあります。人混みだと,それが人に当たることもあるばかりか,子供の顔の位置になる場合もあり,一歩間違えると大問題になります。
人混みでの喫煙は,そういうリスクをよく考えて吸ってほしいものです。
と以上のようなことをいうと,喫煙者から必ず次のような反論があります。
「だって,今吸う場所がないから仕方ないよ。」と。
確かに,公共施設では,今ほとんど禁煙となりました。また,地域によっては路上喫煙も禁止されています。職場でも健康増進法を踏まえて,デスクでの喫煙を禁止している会社が大半なのではないかと思います。
そうなると,「吸う場所がない」という反論は一見するとごもっともようにも思えます。
しかし,さらに考えてみますと,そもそもそのように喫煙場所を狭めていったのは,他ならぬ「喫煙者自身」です。すなわち,平気であちこちにポイ捨てをする,たばこが苦手な人のことも考えずに人前に煙をぷかぷかだす,人混みで平気で吸って他人にやけどをさせたことがある等々喫煙者の傍若無人な態度と,タバコそれ自体の害を抑えるということから,徐々に喫煙場所が狭められているわけです。
ってことは,冒頭のように相も変わらずポイ捨てが続くようだと,いよいよ「禁煙法」が施行されても不思議ではない状態になるのかもしれません。
禁煙法はオーバーにしても,禁煙場所の拡大や,禁煙場所での喫煙や人混みでの喫煙はしないなど常識的なことまで法律で処罰対象とせざるを得なくなるかもしれません。
こうならないためにどうすればよいでしょうか。それは,「自分の権利は自分で守る」ということです。
すなわち,喫煙者は自らの手で,喫煙場所の確保を図る必要があります。具体的には,「喫煙マナーの向上」です。
例えば,禁煙場所でタバコを吸っている不届きものがいた場合,それを注意するのは「喫煙者」です。彼を放置することで,禁煙場所が拡大するかもしれないからです。
また,ポイ捨てを発見したら厳しく指導するのも「喫煙者」です。さらには,携帯灰皿の推進を図るのも「喫煙者」です。
このように,タバコを吸う人は,自分の権利を守るため,自分のモラル向上はもちろんのこと,他の喫煙者のモラルを向上するための努力を行ってください。
私のようにタバコ嫌いの人間にとっては,この努力を怠ることで,禁煙場所が増えることや法律で処罰されるようになることは大歓迎です。
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