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川瀬谷露頭の巻

2011年09月12日 | 鉱物採集 奈良
ウズウズする。

一皮剥けて、キラキラ輝いとらんか!? とウズウズする。

TVでは連日、孤立した十津川村など台風被害の模様を流してる。

自粛もイイが、邪魔にならぬなら奈良県に銭落としに行くのも良いかと、天川村へ

入りたい山への道は、依然として全面通行止め。
洞川方面は通行できるとの事なので、文献を漁って気になってた五代松鉱山から東へ約2km
川瀬谷露頭をチェックしに行く。




洞川のゴロゴロ水、五代松を抜け山上川沿いに走る。
水は濁り無く透明で、水害とイメージが結び付かない。
毛又谷出合いの橋を渡らず右手(東側)、川瀬谷へ。

大峰山登山口あたり、山伏の装束で法螺貝を 「ぷぉ~ ぷぽ~」と吹き鳴らす集団と出会う。
人間、色んな楽しみ方が有るもんやなぁ。

もちょい進んで、文献を参考に目星をつけた辺りにさしかかると、山側を新しい金属製ネットで覆われた、黒く焼けた岩肌があった。 ここかな?

道端には自然崩落した石が、河原にむけて転がってた。
その中に一部、磁石に反応する磁鉄鉱が転がる。




よーし! と柘榴石を探すが見当たらない。
何故じゃ?

石英も非常に少ない。
水晶になりかけが1つ転がってただけ。



どうしてじゃ??



文献には川の左右両岸に露頭は存在するとあるが水量多く、長靴では渡河できなさそうだったので対岸は未調査。

車ベタ付け場所やから、取り尽くされた?とも考え難いし。。




「こんな産地なんやって!」 と自分のゴーストが囁く。
従ってUターン。

後に「 対岸には レインボーで覆われた日本式双晶がゴロゴロしてましたよ」とか嫌やなぁ。。


と アホな妄想しつつ、
ボウズ逃れに他所の植林の中の露頭でちょっと拾って帰る~