赤倉鉱山
中奥のヒルに転戦を余儀なくされ、R169を南下。
上北山村天ヶ瀬の赤倉銅山跡を探索に。
旧天ケ瀬集落近辺で聞き込むと、気のいいオイチャンが
「銅山知ってるぞー 案内したるからついといでー」と軽トラで先導してくれる!
グネグネ ウニウニ ザブーンと進むこと20分ほどで到着。
「この谷いくのに左から回り込んで上がってから谷を詰めて浅くなったら渡り、
右の尾根に取り付いて詰めていけば確か有ったぞ」
ふむふむ 了解です。
「秋にはマツタkeも、めっちゃでるからナー」との事。
ほな、秋は山に入ったらマズイですね? と聞くと
「マツtaケは 別に誰が採ってもかまわんなー」 マジデスカ???
気をつけてなー と言い残し、オイチャンはUターンして去って行かれた。 有難うございます。
再度 装備を整え スパイク長靴にヒル避けを塗りたくり入山。
斜面の獣道に取り付きながら進むと、ほどなくギンリョウソウの群生に出会う。
さすがマtuタケ山やなーと感心しながらしばらく進むと、
鉱滓が転がりだし期待度が上がる。
谷筋の直曝を巻きながら標高を上げてゆく。幸いヒルは居ない。
踏み跡の無い赤松交じりの尾根筋を 木の根に摑まりながら登る。
徐々に大岩に進路を阻まれる。斜度もキツく ロッククライミング調になる。
1時間ほど登ると急に視界が開け、ズリのような場所に出た。
しかし鉱石でなく崩落のようで、銅山にある緑や青の石や鉱滓は無かった。
針のような水晶は チョロチョロ。持ち帰らず。
時間も夕方が迫ってきて、水分の残量も2人で200cc程度となり尾根は断念。
谷に下り帰路に着く。
ザザザーと礫を滑り降り、谷筋を進むとワイヤーロープと トロッコのレールの切れ端が。
持った湯飲みをバッタリ落とし、小膝叩いてにっこり笑いたいところだが、
ズリや抗口が見当たらない。
再調査。 特に鼻を効かせて秋。
情報は得たけど 石はボウズな日