昨日は弟の歯医者にお手伝い。
先週2店舗目を相模原駅目の前に出して大忙し。
弟とはいえ男だ。やはり多店舗展開するんだね。
私が大井町で彼が旗の台。
私が川崎で東神奈川。
私が町田で相模原。
何故か偶然にいつもそばにいる、縁の深い、年の近い弟。
偶然、長崎のハウステンボスで会ったこともある…。
仕事ついでに歯の治療をしてもらう。
小柄で線の細い彼は指も華奢。そしていつもいい匂いがする。
今日もアロマに完璧リラックスしていたら…。
“やっちゃん、ロクシタンのシャンプーのいい匂いがする”
お互いに嗅いでいた…。
似た者姉弟(*´д`*)。
よく、パートナーは『尊敬できる人がいい』と言うじゃない。
何か一つ取り得があったとして、それを評価してくれたらいい話。
だが、9の長所を無視して1の欠点を指摘していたらその関係は空しい。
100パーセントの尊敬は有り得ないのだろうが、私の弟に対しての尊敬は100に近い。
ずっと近くにいて見てきたけれど、欠点が見つからない。
容姿端麗、頭脳明晰、明るく社交的で、しかも嫌味がない…。
幼稚園のお遊戯会の時は主役だった。先生にもいつもひいきされてた。
私は村の子供Cだった…。
実は嫉妬していた時期もあるんだ。
いつも真似するし、ついてきて嫌だったなぁ…。
よく面倒みたが、いつの間にか立場逆転。
今では全く頭が上がらない。
だって私が困った時は必ず助けてくれる。
ダメな姉で申し訳なく思っているのにさ…。
アイツの友達に聞いて驚いた。
『やっちゃんはスゴい。何でも出来る』っていつも褒めてるって…。
どこ見てるんだろね…f(^_^)。
小2から塾に行ってたアイツと違って、私は自由だった。
親の希望だったのだろうが、私は勉強しろと言われたことがない。
習い事もよくある習字に始まり、ピアノ、エレクトーン、ヴァイオリン、歌、クラシックバレエ、絵画…転勤する家だったのでどれも中途半端だが、親の方向性がわかる。
イイトコに嫁に行かせる気だったんだろう。
身体が弱かったのもあって、見事な文科系。まんまと家庭的に育った。
ま、残念ながら何を間違ったか、キャリアの道を進んでしまった。
嫁には行ったが戻ってくるし、孫は産めないし…
頑張っても何してもダメだし、どこに出しても恥ずかしい娘になってしまった。
そこは申し訳なく思っていてもどうしようもない。
しかし弟は、こんな私の欠点を見ない。
泥酔しても、失敗しても、迷惑かけても。
鼻で笑って気にしない。
彼は私の長所しか見ない。
相変わらず『スゴいお姉ちゃん』でいるらしい。
30過ぎて彼は、ピアノを始め、絵を描き始めた。
アイツにとって私は、出来なかった自由な自分なんだろう。
お互いに尊敬し合えるなんて理想だが上手く行くのは稀。
しかし、それが身近にある幸せ。
しかも一生。
画像は小六の卒業アルバム。授業風景とクラブ活動。調理クラブの部長でした。