うすい君が突然来たので、仕事切り上げて二軒隣の龍さんへ。
うちも終わるの遅いからなかなか行けてないけど、私の町田のお兄ちゃんみたいな存在。
十月祭の開店前から通ってる。
初めてノーゲスだった夜も、泣きながら“もうやっていけない”って言った。
下北沢の某有名ビアバーのオーナーも、ノーゲスの日があったら辞める気だったと言ってた。
飲食店、暇な日はある。しかしノーゲスはキツイ。
慰めてくれるかと思ったら、
“そんな弱気ならやめちまえ!”って、逆に叱られた。
翌日、そこそこお客さん来て、外を通りすがった龍さんは、私に親指立てて笑ってくれたっけ。
手術が決まった日も、やはり行った。
不思議な巡り合わせで、同じ病気を克服した女性客がいた。親にさえ、誰にも話せずにいた私だった。
神様はいるんだと思った。
そんなお店。
なんか今夜は出来たばかりのアイスバインがあった!
ウマウマだった!