高木医師「ルールとは、法律とはいったい何なんだろうと…」
諮問委員「では、君にとってその法律とは何なんだね?」
高木医師「幼い頃に教わったことです。
『人には優しくしなさい』『嘘をついてはいけません』『困った人がいたら助けてあげなさい』母親や父親、祖父母、学校の先生に教わったことです。」
人を助けるためとは言え仕方なくナースが違法行為をしていまう。その諮問委員会の1シーン。
ナースを庇って医師が退職を申し出ます。
ルール、法律…
人を取り締まる意味に取られがちですが、本来人が生活しやすいように、生きやすいように、喧嘩のないように、お互いの決め事だと思います。
しかし法律に触れなければ、守っていれば人は正しく生きているのでしょうか?立派な生き方なのでしょうか?
考えさせられる永遠のテーマです。
私はそのナースならやっていたなぁと、とても見殺しにはしてないと、逆にその人を思って殺してしまうかもしれない…と。
“法律は絶対ではない”
法律よりも優先してしまう人間としての感情がある。それを思うと、私みたいな人間は決して就いてはならない職業だと思います。
法は人が決めたもの、間違いも抜け道も足りない部分もあるはず。
その人の中の信念や倫理感に問いたいです。