やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

素晴らしい仕事って

2020-01-15 18:03:45 | 日記

八郎「素晴らしい作品ってどういうの言う?」

三津「売れる作品です」

八郎「売れる作品?」

三津「はい!佐賀を回った時」
八郎「ふん」
三津「名もなき陶芸家を紹介されました。70位のお爺さんが、小さな工房でぐい飲みを作っていたんです。
前歯が二本虫歯なんです(笑)」
八郎「それ関係ある?」

三津「いや、印象的だったんで…(笑)」
八郎「陶芸とは…」
三津「関係ありません(笑)
それで、そのお爺さんがニコニコしながら何十年も作り続けて来たって言ってました。似たようなぐい飲みばかりをもくもくと作り続けて、もくもくと売り続けて、家族を養うために」
八郎「家族を養うため…」

三津「芸術を極めた作品もカッコいいですけど、前歯が虫歯のお爺さんもカッコよかったですよ!」

八郎「せやけど、歯医者は行った方がええなぁ(笑)」

#スカーレット

だーねー

喜美子(八郎の妻)は私に似ていて長女タイプ、優しくて愛する人のために気が利いて役に立つけど、鬱陶しいんだよね。
三津といると八郎は楽だと思います。

私も芸術畑の人間だったからよくわかる。
人に認められるような何かって、必ずしも自分の求めてるものとは違うからね。悩むよね…

私は逃げました。

それだけは大事にしたくてフェードアウトして、興味が多い振りして、好奇心旺盛なせいにして、関係ないことばかりやってきました。

根本から逃げているから、逃げ続けてもういく場所がありません。

でも、私にも子供がいたらもう少し歯止めが効くのかもしれない、変な拘りなく一心にお金のため頑張れるのかもしれない。



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