やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

希少種の末路

2013-12-03 23:00:22 | 日記
しょっちゅう行っているカレーのアサノの開店待ちしていたら
仲見世にまた新しい店ができそう。

夢もって、上手くいくと信じて、店を出して。
夢破れて店閉めて。
こうしてまた誰か同じことする。
終わりのない欲望に人は支配される。



ビデオに撮って見た“リーガルハイ”

極端なキャラの辛辣な発言に、驚かされるが、妙に納得してしまうのは私だけではないはずだ。

理想を振りかざす若い弁護士羽生弁護士に、主人公の古美門弁護士がいい放つセリフ。

古 : “分かってないのは君だよ。
崇高な理念など欲望の前では無力だ。
所詮、人間は欲望の生き物なのだよ。
それを否定する生き方など出来はしないし、その欲望こそが文明を進化させてきた。
これからも進化し続け、決して後戻りはしない。
燃料廃棄物処理場を造り、高速道路を造り、ショッピングモールが出来、森が減り、希少種はいなくなり、いずれどこにでもある普通の街になるだろう。
そして失った昔を思って嘆くだろう。
だが、みんなそうしたいんだよ。
素晴らしいじゃないか!”

羽 : “愚かだ”

古 : “それが人間だ。”


そう…
崇高な理念など欲望の前では無力だ。
希少種は絶えていくのみ。

静岡の“ビールのヨコタ”さんご来店

2013-12-03 17:00:27 | 日記
静岡の“ビールのヨコタ”さんが十月祭に来てくれました!

店主の横ちゃんに初めて会ったのは、いつだったか?沼津のタップルームのカウンターにいた頃かな?
今より全然痩せてたねぇ。

ベアードビールの樽は、沼津でしか飲めなかったから、町田からロマンスカーに乗ってよく行ったなぁ。

その後、ベアードさゆり様に“中目黒にタップルーム作る”って伺って、行ったら横ちゃんがカウンターに居たっけ。

奥さんのキミちゃんも働いていたんだけど、その頃は印象なかった。
スゴく暇な午前中に伺った時、看板の絵が素敵で褒めたら“それ私が描いたんです”って照れてた。
それが私の初の印象。

そして二人が結婚するって聞いたっけ。

中目黒辞めて、静岡でビールの店を出すって。

開店時は行けなかったけど、一周年記念イベントに遠征した。

お花とマースをプレゼントした。

初の静岡駅前は、思ったより都会で驚いた。
震災後、都心は電力不足で暗かったから余計に眩しかった。
コンビニの物資も豊かだった。
町田は電力も物資も、ガソリンもなかったなぁ。

さすがにお二人と絡むことはなかったけど、行った仲間としぞ~かおでん横丁にも行った。

愉しい旅だった。


なーんて、調子よく思い出に浸っていたら、とんでもないオチがあった。
思い出はいつも一方通行。キミちゃんには別の思い出があった。

とても混んでいた中目黒タップルームで、ビールも列ができていた時、私が舌打ちしたって。
“やっちやりそー”
おきゃくさんも笑ったが、私もそう思った。
なんせ短気だからさ( ̄∇ ̄*)ゞ

記憶にないからピンと来ないし、実際イラッとくる理由があったんだろう。
しかし、まだ慣れていないキミちゃんを傷つけたのは何とも申し訳なく…
もう何年も経っているのにそれが私の印象か…
顔が知られているのは恐ろしい。
そこらのオバハンならそれほど記憶には残るまい。

不快な思いをさせたとは知らず、彼女のツイートが面白かったので、返事したり、交流していた自分が恥ずかしい…。

“やっちさんはじわじわ来るよね”

怖がられているのか?好かれているのか?
何度もそう言うキミちゃんの本意は何だったんだろね。

ま、えーわ

とにかくこの夜は皆でマースを酌み交わした。
マースあげたはずなのに、キミちゃんは初マースだったようだね。
ご夫婦ともいいペースでマースをあけた。

いつも来る常連さんたちと盛り上がり、次はってことで二次会場に移動。

私は店を閉めてから合流。

町田の夜は愉しく更けていった。

串焼きは串を外し、皿を配り、トイレットペーパーは三角折り、私にも周りにも始終気を遣っていたキミちゃんは楽しんでもらえただろうか?

ようこそ町田へ!

ありがとーございマース(⌒‐⌒)

今夜も営業頑張ってね!

Tシャツ王

2013-12-02 18:26:30 | 日記

今日は早めに来て、トラファルガーにてビアホッパーの精算でした。

毎年思うんだけど、精算方法が相性悪くてなかなか進みません( ̄▽ ̄;)
来年こそは?といつもお互い話しています。

トラのマサさん(O型)は、いつも総売上を競いたがるのね。

前売り、当日券、グラス販売…etc
(ランバリオンさんは初ですが)何一つコパ、トラには敵わない中で、毎年十月祭がダントツなのは
“Tシャツ販売枚数”。
トラ0、ランバ9、コパ12
そして、十月…27(^_^)v

みんなありがとう!
このお陰で、何とか顔向けできます。
来年もやるなら私がデザインすることになるでしょうね。

11月末で辞めちゃったコパのちえちゃん、三軒茶屋に勤務の瑞穂ちゃん、わざわざお疲れさまでした!

会場提供のマサさん、全面的にお世話になりました!
役立たずな私(A型)ですが、出来ることは頼ってね。


画像は町田駅前。
“まちだはまちだ”
って、何なんだこれ?( ̄▽ ̄;)



自殺大国の許されない救済方法

2013-12-01 13:26:27 | 日記
“人身事故でさぁ…”

遅れてきた方が顔色ひとつ変えずに言う。
あまりにも毎日、あちこちで起きるために、私たちはそれを日常の“些細な”こと、単なる迷惑話にしている。

“人身事故ってさあ、やっぱ飛び込みとかなのかなぁ?”

“そうなんじゃない”

都心部に住んでいると(町田が都心かは置いといて)日々起きる人身事故。


そう、日本は自殺大国。

ここまで来ると、国も改革が必要なんじゃないかって思うよ。


私も深く考えちゃう方なんで、悩みは尽きない。

だから呼んでしまうのか?自分の悩みも多いのに、人に相談されて仕方ない。

そう言う人は、閉店間際、閉店後、定休日に顔を出すことが多い。

仕事、就職、恋愛、生き方…
聞き流せたら良いのだけど、一緒に悩んでしまう。
やけ酒も明け方まで付き合ったことも多々ある。
精神科、占いでさえお金取ってるのに、水商売は割に合わない。

気持ちも分かるし嫌なんじゃない。

そうして心から親身になって何とか助けようとしてしまう。
しかも口が固いので自分の中にたまっていくばかり。

ところが、そうして私を悩ませた方に限ってプイと居なくなる。

私の中に蟠りだけが残る。

もうどうしていいのか分からないよ


昨日、行きつけの珈琲店でそんな話したっけ…

ここのオーナーは全然話を聞いてない。
しかも、必ずバラす( ̄▽ ̄;)。

“マスターに相談するのは拡散希望を意味するよねぇ”

彼の奥さんもそれを笑って聞いている。

彼女も愉しい人で、某ビアバーの店主の物真似をしてくれたことがある。

“うんうん”
“なるほど”

聞いてるようで聞いてないって皆で笑う。

聞き流し講座開いてくれよぉ…(´;ω;`)


いかんいかん。前置きが長いね( ̄∇ ̄*)ゞ。


死にたいほど悩むこと、消えてしまいたいと思うこと、誰だってある。

でも、私には救いたい命がたくさんある。

話すと完全にアウトな壮大な妄想。

“自殺したい人たちを集めて安楽死させてくれる施設”を作りたい。

場所は富士山が目の前に見える空気の良い所。隔離施設ではあるけれど、とても広い敷地。


入所には資格は要らない。

まず、面接があって、重度によってランク分けされる。

重症患者は個部屋で、執行日まで一月くらいの猶予を与えられる。

執行もベッドで寝たまま。
眠っているうちに逝かせてあげたい。


そうでない患者はランク別に共同生活をさせる。

断っておくが、刑務所ではないし受刑者でもないから、色彩のない世界にはしたくない。

壁は濃いめのアイボリー。
なるべく木材を使いたいなぁ。

食器も陶器でスペイン辺りの模様が入っているのがいい。

庭には芝生、大きな樹がいくつもあって、その下にはベンチがある。

ブランコも欲しいなぁ。

一日三食、栄養のある食事が与えられる。
低アルコール…ビールもいいねぇ。

夜明けから消灯まで自由にしていて構わない。

毎日美しい富士山を見てゆっくりする。

それだけで、生きる希望をもらえるかもしれないって思うんだ。

そうでなくとも、同じ苦しみを持った仲間がいるってことは、スゴく心強いんじゃないかって思うんだ。

また、社会復帰して頑張ってみようって思えないかなぁ…


悩んでいる時、誰もかれもスゴく眩しくみえる。

自分だけ取り残された気がする。

自分なんか居なくてもいいんじゃないかって思う。

自分なんか死んだ方がいいんじゃないかって思う。

“生きていれば必ずいいことあるよ”

って言われてもスゴく嘘っぽく聞こえる。

実際、いいことあるかもしれないが、悪いことだってまたやって来る。

誤魔化す、耐える、気にしない

それしかないのだよ。




それしかない。






人の見た目、声、表情筋に私たちは左右される。

話した、書いたワードに騙される。

逆に、自分もそうしているはずなのだ。


明日はないかもしれない。
今そこにいる人は二度と会えないかもしれない。
やっておけば良かったと思うかもしれない。

だから、言えるうちに言う。
嫌われたって誤解されたって仕方ない。

やれるうちにやる。
失敗したってやりなおせばいい。


私はそうやって生きている。

生きたかった人の分まで…





ちえちゃんラストナイト!

2013-12-01 04:31:34 | 日記
ビアホッパーでもご一緒させていただいた、地ビール厨房COPAのちえちゃんラスト営業に参加してきました!


店内の賑わい

やっぱりグラスはダブルで

マグナムボトル開栓!

ちえちゃん

いつもの仲間と

カンパーイ!(*´∀`)

ヒューガルデンバケツ回し飲み!

トラファルガーさんから(左)十月祭(右)
素敵なお花たち

トラファルガーの七海君
お花屋さんもやってるから彼の作品です。
見劣りしないちえちゃんも素晴らしい!

バグパイプの演奏!
みんなで足を踏み鳴らして!

COPAのスタッフからアルバムの授与
いい仲間に恵まれたね。

“お疲れさまでした!”

お店に入ったのは五年前。

一緒に働いたこともあり、懐かしい思い出ばかりでお恥ずかしながら泣けちゃいました。
これからも町田の飲食店で働くみたいなので、同業としてもまたよろしくお願いいたしマース(⌒‐⌒)