奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

伝説の仲間達

2008-07-29 08:00:21 | スタッフルーム
 北信越大会、準決勝残り9秒で、ゴール下のノーマークシュートを落として、延長戦突入、無念の敗退。8年前の出来事です。
 昨日、その仲間達と、酒を酌み交わすことになりました。
 「タイムアウトが怖かった。」
 「なぜ、なぐられたのかおぼえていません。」
 「よく、走らされたなぁ。」
 みんな、恐怖体験を楽しそうに語っていました。
 伝説のY井キャプテンの話もよくでていました。
 「コーチのいないときは、楽しくやろうぜ。」
 「ふざけるな。おれが、怒られるやろう。」
 そういって、コーチ不在のときは、Y井キャプテンは、孤独に、みんなを敵にまわしていました。手抜きは、徹底的に注意したそうです。(笑顔をみせることは、決してなかったそうであります。)
 放課後の練習をちょっと見に行った時、床が少し滑るなぁと、ぼくが、床をキュッキュッとならしただけで、一斉に雑巾がけを始めたというエピソードがあります。コーチが、何を考えているか、絶えず伺っていた、そんなキャプテンでありました。
 シュート以外のことは、考えるなと言われた。K君。
 リバウンドが取れなくなるからと、ボール運びに関わらなくいい。とセンターH君。
 (この2人は、そんな指導のせいで、大学では、苦労したそうです。)
 思わず、北信越1回戦で、フェイスガードされて、喜んでしまったガードのT君。
 シュートは、打たなくていい。リバウンドと、ルーズそして、ボール運びだ。
 きついこと、苦しいことをこつこつこなしてくれた。キャプテンY井君。
 伝説の仲間達に、「コーチのおかげで今日があります。」と言われ、思わず調子に乗ってしまった自分であります。