助手席の側面にも小物を付けたくて、市販品が無かったのでミリタリーのモールシステムのプラットホーム(ベース)を
作り始めたのが前回のお話。
今回はその後編。
あらかたできたので仕上げから。
Amazonで買ったシートバックカバーには縁取りがしてあるので真似てみることにしました。
知識もないので買ってきたのが百均の手芸コーナーで見つけた「綾テープ」というもの。
縁取りに使うため半分に折ってアイロン掛けして癖付け。
後になってこういう縁取りに使うのに「バイアステープ」という便利な商品の存在を知りました。裁縫も奥が深い。
縁に綾テープを挟み込んで浮かないようにしてもミシン掛けしていても縁から離れてことがあるので
アクリル板の片を貼って、ずれないようにしてみました。
一生懸命、縁に沿って縫ったつもりでも縫い上がりをみたら蛇行してます。
Amazonで売られている中華製の製品の縫製が悪いとか言われていますが自分でやってみるとそう簡単ではないのが
分かります。
シートに取り付けるベルトの端は縁取りテープに飲み込ませました。
ぐるっと縁取りして最後は重ねて縫うんですが、どうしても写真のように重なりにずれが生じます。
市販品はもっときれいなのに・・・・。
先端はほつれないように折り返しているので、重なるところは三重になるので膨らんでしまって
あまりのクオリティの低さに一旦ほどいて縫い直し。
youtube先生から学習して端をV字カット。
それっぽく仕上がったんですが、V字の切り込みを入れたところがが露出しててしまってます。長さが足りなかったみたいです。
糸をほどいてやり直すにも綾テープの長さが足りません。
仕方がないのでベースの生地を少しカットで周長を短縮。
これ以上は無理なのでこれで諦めました。
寸足らずをごまかすために製品のサイズを変えるという自作品のアルアル。
製品出来てからそれに合わせて図面書くって恥ずかしいやつです。
シートに装着。
ボトルケース入りのガムとかそれを捨てる紙とか、後ろに座るとら母(嫁)と共有するものや、
車内でコンビニのおにぎりや弁当なんかを食べるときにでる包装紙とかを捨てる
ゴミ袋などをこれに引っ掛けて使ってます。
ハサミもあると何かと便利。
余談ですがキャンプ帰りの人が車からナイフ下ろし忘れて銃刀法で検挙されたというのを聞いて
ハサミを調べたら8センチより長いのは銃刀法にかかるそうです。
なのでこれは短いヤツです。
とりあえず「シートサイド用モールシステムのプラットフォーム」完成。
"あれば便利を形に"
何かのキャッチコピーみたいなですが、旅に出てちょっと不便に感じたり、「ここはこういうふうになってたら」みたいなのを
形にするのもオフラインでの楽しさでもあります。
それではまた