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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ハイエース その26 助手席の背もたれ側面に付けるモールシステムのプラットフォーム(ベース)の製作 前編

2023-07-17 01:09:59 | 200系6型ハイエース
ハイエース用にサイドバーを作っている最中ですが、先に作ったモノについて書きたいと思います。


ミリタリーの質実剛健さが好きでハイエースの車内も生活感が出やすいコロコロや箱ティッシュなんかの便利品や
娘のお絵描きセットやお菓子なんかをミリタリーのモールシステムになったシートバックカバーのマガジンポーチに
収納させたという話をしたのがこちら。









とら母(嫁)と娘用のシートバックカバーはカーキ色で、自分用にも助手席背もたれの前側に黒色のを付けているんですが
前と後ろの両方で使う物用に、背もたれ側面にも有ったらなあと思うことがあったんで、売ってないので作ることにしました。

題して「シートサイド用モールシステムのプラットフォーム(ベース)」の製作です。


先ずは助手席側面の型取りから。
厚紙で型取りしたあと、レベルを使ってモールシステムのベルトの水平をマーキング。







材料にするナイロン素材は今回も百均のセリアの小物入れ。









こういう商品って裏面がPVCコーティングしてあって厚みがあるので質感がでて良ろしです。






糸を切って開いたら背もたれの側面よりも大きくて丁度いいサイズ。







チャコールペンなんてのを使ってみたら、ちょっと"裁縫してます"感が出て、うれし。








気になる折り目にアイロンをかけてみた。









見事に折り目が消えました。
アイロンに愛が芽生た瞬間。








ベルトの末端は縁取りで隠す予定なのでギリギリでカット。








モールシステムの規格は、1インチ(2.5cm)のベルトが上から1インチ(2.5cm)間隔で縫い付けられ、
横方向には1.5インチ(3.8cm)間隔で縦に縫われます。

マスキングテープを貼って縦1インチピッチでベルトの配置をマーキング。
けっこうな本数。

長さ測ってカットして端っこをライターで炙ってほつれない様にしてって意外と面倒。
使わない所もあるからって勝手に間引いたりなんかしたらダサくなるので、規格は遵守。








ベルトのミシン掛け。
この日作業開始したのが夜中の1時半。


 






片側だけ全部縫い終わりました。
単調ですが、頭使わないでいいんでミシン掛けを楽しめます。









お次は1.5インチピッチで縫い付ける箇所のマーキング。
数が多いのでマーキングが終わったのが夜中3時。
この日はこれでお終い。








翌日も夜中1時過ぎから作業開始。
単純に縫い付けたらベルトが通りにくくなるのと、塗ったことでベルトが引っ張られてベース生地が寄ってしまいそうなので
厚紙で隙間作って縫ってます。







ベルトが全部縫えました。
時計を見たら丁度午前三時。








その日、仕事から帰ってきてシートに当てがってチェック。
シートに取り付けるベルトの長さやベルトの位置なんかを確認。









ヘッドレストと下端の二ヶ所の固定だとずれそうなので、途中にも入れて三箇所で固定することにしました。









それぞれのベルトが引っ張る方向に向くようにベルトをマスキングテープで固定。








ずれないようにそっと外してきました。









ミシン掛けしてる間に他のがずれる可能性があるので、慎重に一つずつミシン掛け。





基本的なところはできたので仕上げは後編で。
ではまた。





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