ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

松江散歩

2013年06月14日 | 旅行
松江を散策。
お堀に沿ってぶらりぶらり。

お堀は水が豊かで、鬱蒼とした木々が水面に映り美しい。
何よりも感心したことは水が豊かで綺麗なこと。

今まで見たお城の堀のなかでは特筆に値するのではないだろうか。

宍道湖に連なっている関係からかも知れないが、住民の意識が綺麗にさせているのではないか。

小泉八雲旧居・記念館を訪問。彼の作品の根底に流れる何かを感じた一時であった。


素戔嗚尊と稲田姫(櫛名田比売)ゆかりの神社『八重垣神社』へ。参拝する人々で賑やかな神社。奥にある「鏡の池」は縁占いで有名な場所。乙女達が真剣な顔で紙を浮かべ占っている。それはよいとして40.50代のオッサンがやるのは絵にならない。

次いで素戔嗚尊と稲田姫(櫛名田比売)の新居であった、『須我神社』へ。松江からは相当奥にあるためか、参拝の人々は少ない。
この神社は「日本初之宮」で「和歌発祥之地」なそうな。知らなかった。
せっかくここまで来たのだから奥宮へも。車を下りて登る参道はなかなか厳しい道で息が上がってしまう。いわゆる巨石信仰なのだろうか。

そろそろ帰途へ。

「奥出雲たたらと刀剣館」「たたら角炉伝承館」を見学して高速に入る予定で出発。
途中『ここはかめだけでうさぎはいない』という看板を発見。
「エッ…、ひょっとするとここは松本清張の作品に出てくるあの場所?」雑貨屋さんで聞いてみると「この地で撮影したんですよ。記念碑がありますよ。」とのこと。
「そうかここがあの亀嵩か。」緒形拳のお巡りさん姿を思い浮かべた。

広島から山陰に入って『古事記』の旅第1章。
人麻呂の歌碑も途中見ることができた旅。まずはここで幕を。


 


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