九州ぶらりドライブの旅
11月初旬。車中泊の旅にはちょっと寒い時期になってしまったが、思い立ったが吉日。我が愛車は車中泊関係雑誌では「仮眠が限度。車中泊には余り適さない」と評価されているが、スノコにクッション・枕などで手足を伸ばして寝られるように工夫を。とにかく最小限の費用で車中泊仕様に。
雨の山陽道を走行。まずは宮島SAで車中泊第1日目を。7時間ほど寝てから壇ノ浦SAに到着。関門橋を眺めながらこれからの旅路を思う。
九州道から長崎道へ。吉野ヶ里遺跡脇を通過する頃には青空が、暖かい。
「伊万里・有田焼伝統産業館」をナビに入れたが雑誌の電話番号が違っていた。到着した場所にそれらしき建物は見当たらず。駅に向かい観光案内所で尋ね、やっとのことで到着。「伊万里鍋島藩窯秋祭」の最中で各窯元の直売店は2割から5割引きとか。各窯元をブラブラ散策しながら見学。気に入った作品は「高いなあ」が正直な感想。買ったかどうかは……。
ふと入って見た路地で。
さすがは窯の里
付近の有田や波佐見の窯元も見てみたかったが割愛し西海橋に向かう。西海橋に着いたのは5時近く、そろそろ日が暮れかかってきた。さてここからどうしようか思案。道の駅「夕陽が丘そとめ」か、いっそ道の駅「みずなし本陣ふかえ」まで走るか。で、明日の行動から「みずなし本陣ふかえ」を目指すことに。無謀な判断だったようでR205・R34(当然高速は走らない)を走行し諌早市内に入ったところでダウン。
川のように流れる海に感動
翌朝天気は曇り。諌早から島原半島へ。半島に入って諫早湾干拓堤防道路直線7㎞の道を途中の駐車場まで。直線で行き交う車も少なくついスピードが出てしまいそうなところを押さえて走行。小雨交じりの強風で生憎の天候。悪天候の中、駐車場で車から降りてぶらついて見たところ堤防の外海側に魚の大群が。確かこの堤防が問題になっていたはず。
島原鉄道沿いに走り途中から適当に雲仙岳方面に行くであろう道に入り、その道をしばし走って多分R57に出たような。道が上るにつれ霧が。当然ながら標高が高くなればなるほど霧は深くなる。とうとう10メートル先が見えなくなる位の霧。事故ってはいられないので慎重に慎重に運転。頂上らしき所に来たところで道に迷ってしまった感じ。一方通行の出口があるが入口がない。札幌ナンバーの車も迷っているのか道端で地図を広げている。この霧の中危ない。ウロウロしても時間の無駄と考え、ナビに「口之津港」をセットし走り始めたら、なんと「仁田峠循環道路入口」の標識が。入口発見、この霧で厳しいかも知れないが…100円払って循環道路へ。今が盛りの紅葉も、展望台から見る景色も案の定、霧霧霧…
花は盛りに
月はくまなきをみるものかは……
口之津港に向かうR389はそれまでの天候とはうって変わって晴天。口之津港でフェリーの確認をし、場内意整理のおじさんに原城跡までの道と時間を聞いて原城跡へ。過酷な圧政に流した涙と血にしばし思いを馳せた。時間があったので「原城文化センター」の「原城跡発掘出土品展示室」を参観。口之津港に戻ってフェリーで天草へ。長崎から熊本へ。
原城跡
鬼港(だったと思うが)に上陸。R324・R389と「天草コレジオ館」目指してひた走る。その途中で見た畑の風景は初めて見る物だった。多分作物栽培に関する物だろうが。近くの人に尋ねられなかったのが残念。しかし、いったい何なんだろうか。教えて欲しい。
謎の真ん中にある黄色の
ボールを付けたポール
崎津天主堂
天草コレジオ館に「グーテンベルクの印刷機」の複製があり、それを一度見たかった。日本にもたらされたこの印刷機で出版されたのが一般的に「天草本」と総称される「伊曾保物語」や「平家物語」など織豊時代に出版された本。書誌学的に興味深い代物。前々からどんな印刷機なのか興味があり、館員の方に印刷の仕方を実演していただき好奇心が十分満たされた。コレジオ館を出たのが5時過ぎ。さてこの後どうしようかと思案、天草五橋の一つを見てみることに。R324をひた走り天草五橋の第一橋に着いたときには日はとっぷりと暮れてしまった。三角築港記念館の駐車場で一休みしながらこれからの予定を。R57からR3へ出て少しでも鹿児島に近づこう、疲れたら途中の道の駅で車中泊をと決め出発。「たのうら」「みなまた」と道の駅をスルーして走行。「阿久根」まで来て流石に疲れが。しかし「阿久根」は車中泊には? 11時をまわり薩摩川内でとうとうダウン。この先道の駅は相当離れているのでビジネスホテルを探すことに。
闇に浮かぶ天草五橋の一つ
11月初旬。車中泊の旅にはちょっと寒い時期になってしまったが、思い立ったが吉日。我が愛車は車中泊関係雑誌では「仮眠が限度。車中泊には余り適さない」と評価されているが、スノコにクッション・枕などで手足を伸ばして寝られるように工夫を。とにかく最小限の費用で車中泊仕様に。
雨の山陽道を走行。まずは宮島SAで車中泊第1日目を。7時間ほど寝てから壇ノ浦SAに到着。関門橋を眺めながらこれからの旅路を思う。
九州道から長崎道へ。吉野ヶ里遺跡脇を通過する頃には青空が、暖かい。
「伊万里・有田焼伝統産業館」をナビに入れたが雑誌の電話番号が違っていた。到着した場所にそれらしき建物は見当たらず。駅に向かい観光案内所で尋ね、やっとのことで到着。「伊万里鍋島藩窯秋祭」の最中で各窯元の直売店は2割から5割引きとか。各窯元をブラブラ散策しながら見学。気に入った作品は「高いなあ」が正直な感想。買ったかどうかは……。
ふと入って見た路地で。
さすがは窯の里
付近の有田や波佐見の窯元も見てみたかったが割愛し西海橋に向かう。西海橋に着いたのは5時近く、そろそろ日が暮れかかってきた。さてここからどうしようか思案。道の駅「夕陽が丘そとめ」か、いっそ道の駅「みずなし本陣ふかえ」まで走るか。で、明日の行動から「みずなし本陣ふかえ」を目指すことに。無謀な判断だったようでR205・R34(当然高速は走らない)を走行し諌早市内に入ったところでダウン。
川のように流れる海に感動
翌朝天気は曇り。諌早から島原半島へ。半島に入って諫早湾干拓堤防道路直線7㎞の道を途中の駐車場まで。直線で行き交う車も少なくついスピードが出てしまいそうなところを押さえて走行。小雨交じりの強風で生憎の天候。悪天候の中、駐車場で車から降りてぶらついて見たところ堤防の外海側に魚の大群が。確かこの堤防が問題になっていたはず。
島原鉄道沿いに走り途中から適当に雲仙岳方面に行くであろう道に入り、その道をしばし走って多分R57に出たような。道が上るにつれ霧が。当然ながら標高が高くなればなるほど霧は深くなる。とうとう10メートル先が見えなくなる位の霧。事故ってはいられないので慎重に慎重に運転。頂上らしき所に来たところで道に迷ってしまった感じ。一方通行の出口があるが入口がない。札幌ナンバーの車も迷っているのか道端で地図を広げている。この霧の中危ない。ウロウロしても時間の無駄と考え、ナビに「口之津港」をセットし走り始めたら、なんと「仁田峠循環道路入口」の標識が。入口発見、この霧で厳しいかも知れないが…100円払って循環道路へ。今が盛りの紅葉も、展望台から見る景色も案の定、霧霧霧…
花は盛りに
月はくまなきをみるものかは……
口之津港に向かうR389はそれまでの天候とはうって変わって晴天。口之津港でフェリーの確認をし、場内意整理のおじさんに原城跡までの道と時間を聞いて原城跡へ。過酷な圧政に流した涙と血にしばし思いを馳せた。時間があったので「原城文化センター」の「原城跡発掘出土品展示室」を参観。口之津港に戻ってフェリーで天草へ。長崎から熊本へ。
原城跡
鬼港(だったと思うが)に上陸。R324・R389と「天草コレジオ館」目指してひた走る。その途中で見た畑の風景は初めて見る物だった。多分作物栽培に関する物だろうが。近くの人に尋ねられなかったのが残念。しかし、いったい何なんだろうか。教えて欲しい。
謎の真ん中にある黄色の
ボールを付けたポール
崎津天主堂
天草コレジオ館に「グーテンベルクの印刷機」の複製があり、それを一度見たかった。日本にもたらされたこの印刷機で出版されたのが一般的に「天草本」と総称される「伊曾保物語」や「平家物語」など織豊時代に出版された本。書誌学的に興味深い代物。前々からどんな印刷機なのか興味があり、館員の方に印刷の仕方を実演していただき好奇心が十分満たされた。コレジオ館を出たのが5時過ぎ。さてこの後どうしようかと思案、天草五橋の一つを見てみることに。R324をひた走り天草五橋の第一橋に着いたときには日はとっぷりと暮れてしまった。三角築港記念館の駐車場で一休みしながらこれからの予定を。R57からR3へ出て少しでも鹿児島に近づこう、疲れたら途中の道の駅で車中泊をと決め出発。「たのうら」「みなまた」と道の駅をスルーして走行。「阿久根」まで来て流石に疲れが。しかし「阿久根」は車中泊には? 11時をまわり薩摩川内でとうとうダウン。この先道の駅は相当離れているのでビジネスホテルを探すことに。
闇に浮かぶ天草五橋の一つ