九州ぶらりドライブの旅 後編
諌早を鹿児島に向けて出立。R3からR270・226を走ろうの予定だったが、色々聞いてみると皆さん賛成してくれない。今日の予定は砂風呂に入り鹿児島に到達すること。今日まで毎日400㎞を越える走行なので、今日は200㎞までに押さえたい。と言うことで、節を曲げて南九州自動車道を利用することに。
指宿で砂風呂を楽しんだ後、鹿児島へ。途中道の駅「いぶすき」で安納芋を買ってしまう。当地へ来て見る焼き芋屋は皆安納芋を使用している。きっと美味しいのだろうと思いお土産にと。
鹿児島に入る前に、前回はスルーしてしまった「知覧特攻平和会館」へ。特攻隊員の写真を前に厳粛な気持ちに。彼らの行動をどう受け止めるかによって右にも左にもなるであろう。何はともあれ平和の重さを考えさせられる。しかし、声高に談笑している人々には……。
3時過ぎに鹿児島到着。海岸沿いの桜島が一望できるホテルに投宿。最初から鹿児島ではこのホテルに泊まる予定で当日の電話で予約が取れラッキー。車を置いて鹿児島の繁華街天文館に。車中泊の旅で、繁華街を散策するのは初めての行動。美味しい薩摩揚げの店を探してブラブラする。今日の走行距離は予定の200㎞以内に収まった。
名の知らぬ花が。
今日は桜島から霧島へとの予定。フェリーで桜島に渡りR224を走行。途中有村溶岩展望所で噴火に遭遇。風向きから車は火山灰に包まれてしまった。旅人にとって噴火は素晴らしい光景だが、地元の人にとっては迷惑至極であろうことを実感。しかし何はともあれ、鹿児島市内から見る桜島は素晴らしい景色。ここまで来た甲斐があった。
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桜島からR220へ。道の駅「たるみず」で枇杷ソフトを食して霧島へ。途中黒酢の里で黒酢甕群を写真に。この道には蜜柑の販売所が多数ある。前回食べたところ美味しかったのでお土産にと車を停めて買いに。立ち寄ったお店で地元の人の会話を耳にし、初めて鹿児島弁に接することができ嬉しかったが、内容は半分位しか理解できなかった。しかし、この地の蜜柑は小粒だが甘い。
お昼頃に霧島神宮に到着。参拝後、「さざれ石」などのある境内を散策。七五三の宮参りや個人の参拝客が結構来ている。さすがは古事記の神宮。
宮崎の高千穂との関係はなどを考えながら、天孫降臨への道を通って高千穂河原へ。
「高千穂河原霧島神宮古宮」は鳥居と祭壇だけ。これまで見た神社の持つ雰囲気とは随分と異なる。高千穂峰の山頂には「天の逆鉾」があり、其処まで行きたかったが、リサーチしたところ、上りで一時間半、下りで一時間かかり、途中は新燃岳の噴火灰が厳しいとのこと。一応登る準備はしてみたが、時刻は2時半過ぎ。これから登ると戻ってきて5時過ぎ。しかも下りて来る人はいるが、登る人は皆無。登って登れないことはないが……。現時間から登って事故ってはと思い今回は諦めることに。このところ年寄りの自己過信による遭難騒ぎが多発。そうはなりたくない。高千穂河原ビジターセンターをゆっくり見学して終えることに。古事記九州の旅はこれでピリオドか。
霧島樹林帯の道とも
登りたかった
さて、そろそろ帰路につかねば。地図とにらめっこし都城に出てR10を福岡方面に向かうことにする。ガソリンがそろそろ厳しくなってきたので、いつもの貝印をR10沿いで探すが見当たらない。都農町で国道から外れたところでやっと発見し給油。大分に入ったらそこそこにあったが、宮崎では国道沿いには全くと言って良いほどない。
ひたすらR10を走ること6時間余り、そろそろ今日の休息地をと地図を広げ検討。R10沿いの道の駅「北川はゆま」か、R388沿いの「北浦」にすべきか。「北川はゆま」にするが、着いてビックリ、工事中。駐車場の灯りが取り外され、代わりに高速道の工事で用いる照明器具が設置されている。それはガソリンエンジンが電源の照明器具。エンジン音が結構うるさい。しかし、旅にはこんなトラブルが付きもの。今更他の道の駅に移動するのも億劫。子守歌と思って我慢して休むことに。
朝7時に目覚める。音はまだしているが、慣れたか余り気にならない。目覚ましに辺りを少し散策して出立。R10を更に走り臼杵市に。臼杵市の臼杵石仏を拝観しに。臼杵石仏は教科書に載っていたし、切手にも使われていたかと思うが…。石仏群は4カ所に分かれてあるが、途中でムササビに遭遇す。御仏の素朴で温和な表情にしばしみとれる。
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臼杵市から佐賀関半島を廻って大分・別府と走行。それほどの渋滞もなく快走。別府を出たところで、真っ直ぐ門司に向かうか、国東半島を廻るかで迷うが疲れも溜まって来たので国東半島は諦め門司に向かう。途中で宇佐神宮の傍を走るので、宇佐神宮参拝をすることに。時間が遅いので参拝客は少ない。門前のお土産屋も閉店の準備をしている。参拝を済ませ、この旅行最後の訪問地門司に向かう。前回の九州の旅で最後に飛び込んだ焼きカレーの店を目指して。食べ終えレトロ地区を少し散策。夜も9時を廻っているので観光客はほとんどいない。
来るときは朝に見た関門橋を夜に眺め今回の旅を終了。すぐに高速に入っても面白くないので、R3から関門トンネル(通行料150円)を通ってR2へ。少しだけR3を走って小月ICで山陽道に。
7日間約2900㎞走った旅も無事に終了。今回も走り屋で終わった感じではあったが。
夜の関門橋
今回も走り屋になってしまった。反省。次回こそゆったりとした日程で行動を。
諌早を鹿児島に向けて出立。R3からR270・226を走ろうの予定だったが、色々聞いてみると皆さん賛成してくれない。今日の予定は砂風呂に入り鹿児島に到達すること。今日まで毎日400㎞を越える走行なので、今日は200㎞までに押さえたい。と言うことで、節を曲げて南九州自動車道を利用することに。
指宿で砂風呂を楽しんだ後、鹿児島へ。途中道の駅「いぶすき」で安納芋を買ってしまう。当地へ来て見る焼き芋屋は皆安納芋を使用している。きっと美味しいのだろうと思いお土産にと。
鹿児島に入る前に、前回はスルーしてしまった「知覧特攻平和会館」へ。特攻隊員の写真を前に厳粛な気持ちに。彼らの行動をどう受け止めるかによって右にも左にもなるであろう。何はともあれ平和の重さを考えさせられる。しかし、声高に談笑している人々には……。
3時過ぎに鹿児島到着。海岸沿いの桜島が一望できるホテルに投宿。最初から鹿児島ではこのホテルに泊まる予定で当日の電話で予約が取れラッキー。車を置いて鹿児島の繁華街天文館に。車中泊の旅で、繁華街を散策するのは初めての行動。美味しい薩摩揚げの店を探してブラブラする。今日の走行距離は予定の200㎞以内に収まった。
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今日は桜島から霧島へとの予定。フェリーで桜島に渡りR224を走行。途中有村溶岩展望所で噴火に遭遇。風向きから車は火山灰に包まれてしまった。旅人にとって噴火は素晴らしい光景だが、地元の人にとっては迷惑至極であろうことを実感。しかし何はともあれ、鹿児島市内から見る桜島は素晴らしい景色。ここまで来た甲斐があった。
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桜島からR220へ。道の駅「たるみず」で枇杷ソフトを食して霧島へ。途中黒酢の里で黒酢甕群を写真に。この道には蜜柑の販売所が多数ある。前回食べたところ美味しかったのでお土産にと車を停めて買いに。立ち寄ったお店で地元の人の会話を耳にし、初めて鹿児島弁に接することができ嬉しかったが、内容は半分位しか理解できなかった。しかし、この地の蜜柑は小粒だが甘い。
お昼頃に霧島神宮に到着。参拝後、「さざれ石」などのある境内を散策。七五三の宮参りや個人の参拝客が結構来ている。さすがは古事記の神宮。
宮崎の高千穂との関係はなどを考えながら、天孫降臨への道を通って高千穂河原へ。
「高千穂河原霧島神宮古宮」は鳥居と祭壇だけ。これまで見た神社の持つ雰囲気とは随分と異なる。高千穂峰の山頂には「天の逆鉾」があり、其処まで行きたかったが、リサーチしたところ、上りで一時間半、下りで一時間かかり、途中は新燃岳の噴火灰が厳しいとのこと。一応登る準備はしてみたが、時刻は2時半過ぎ。これから登ると戻ってきて5時過ぎ。しかも下りて来る人はいるが、登る人は皆無。登って登れないことはないが……。現時間から登って事故ってはと思い今回は諦めることに。このところ年寄りの自己過信による遭難騒ぎが多発。そうはなりたくない。高千穂河原ビジターセンターをゆっくり見学して終えることに。古事記九州の旅はこれでピリオドか。
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さて、そろそろ帰路につかねば。地図とにらめっこし都城に出てR10を福岡方面に向かうことにする。ガソリンがそろそろ厳しくなってきたので、いつもの貝印をR10沿いで探すが見当たらない。都農町で国道から外れたところでやっと発見し給油。大分に入ったらそこそこにあったが、宮崎では国道沿いには全くと言って良いほどない。
ひたすらR10を走ること6時間余り、そろそろ今日の休息地をと地図を広げ検討。R10沿いの道の駅「北川はゆま」か、R388沿いの「北浦」にすべきか。「北川はゆま」にするが、着いてビックリ、工事中。駐車場の灯りが取り外され、代わりに高速道の工事で用いる照明器具が設置されている。それはガソリンエンジンが電源の照明器具。エンジン音が結構うるさい。しかし、旅にはこんなトラブルが付きもの。今更他の道の駅に移動するのも億劫。子守歌と思って我慢して休むことに。
朝7時に目覚める。音はまだしているが、慣れたか余り気にならない。目覚ましに辺りを少し散策して出立。R10を更に走り臼杵市に。臼杵市の臼杵石仏を拝観しに。臼杵石仏は教科書に載っていたし、切手にも使われていたかと思うが…。石仏群は4カ所に分かれてあるが、途中でムササビに遭遇す。御仏の素朴で温和な表情にしばしみとれる。
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臼杵市から佐賀関半島を廻って大分・別府と走行。それほどの渋滞もなく快走。別府を出たところで、真っ直ぐ門司に向かうか、国東半島を廻るかで迷うが疲れも溜まって来たので国東半島は諦め門司に向かう。途中で宇佐神宮の傍を走るので、宇佐神宮参拝をすることに。時間が遅いので参拝客は少ない。門前のお土産屋も閉店の準備をしている。参拝を済ませ、この旅行最後の訪問地門司に向かう。前回の九州の旅で最後に飛び込んだ焼きカレーの店を目指して。食べ終えレトロ地区を少し散策。夜も9時を廻っているので観光客はほとんどいない。
来るときは朝に見た関門橋を夜に眺め今回の旅を終了。すぐに高速に入っても面白くないので、R3から関門トンネル(通行料150円)を通ってR2へ。少しだけR3を走って小月ICで山陽道に。
7日間約2900㎞走った旅も無事に終了。今回も走り屋で終わった感じではあったが。
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今回も走り屋になってしまった。反省。次回こそゆったりとした日程で行動を。