シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

イコンの工房「伝統」

2014-01-21 22:45:26 | 正教会及び宗教全般
ロシアNOWより。
イコンの工房「伝統」は、ニジニ・ノヴゴロドにあるアレクサンドル・ネフスキー聖堂の­後援を受け、20年程前に発足した。


今さらだけど祭日のイコンなんか見てるとすごい情報量が詰め込まれていて、ほんとに目で見る聖書だなあと思う。
一枚のイコンに盛り込むから同じ人が複数描いてあったりして(うわっと思ったのはバプテスマのヨハネが自分の首持ってるイコン。ああ、でも首だけ皿に乗っかってる構図のもどん引いたなあ…)なんか常識からとっぱずれてるけど、まあ説明してるわけだからしょうがないのだ

日本だと復活祭や十二大祭の他はハリストスと生神女、聖人単体のがほとんどだけど、他の国だと聖堂の壁なんかに所狭しと聖書の場面が描かれていたりしてね。
いつだかルーマニアかどっかで、修道女が子供たちにイコンに描かれている聖書の内容を説明していた映像を見た時、お寺さんの曼陀羅や涅槃図の絵解きを思い出した。
わかりやすく説明するにはビジュアルがあったほうがいいんだよね。