熱海の土石流、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
熱海市は今回の災害エリアにソーラーパネルを設置する為に
大規模に山の木を削ってしまったとか。
勿論それだけが土石流の原因ではないでしょうが
木は根を張って地面を支えてくれるので残念な事だと思います。
たまたま今朝
山梨県南アルプス市のマウンテンバイクのコースを
地元の理解のもとに造成しているグループの話題をテレビで見ました。
手入れのされない山と、多くが老人の自治体に
マウンテンバイクで自然を満喫したい若い人達がタッグを組む事で
街が活性化し山の荒廃も防げるという見事な取り組みでした。
一方的に山をマウンテンバイクの為に使うというのでなく
地元の方々と仲良くなって意見を聞きながらのコースつくりと言う事で
これはマウンテンバイク好きのリーダーの人柄による所が大きいと感じました。
ソーラーパネルの場合はどうなんでしょう。
地元と共存共栄と言う発想がそこになければ今回のような事態で
やり玉に挙げられても仕方ない気がします。
ソーラーパネルに限りません。
そこに住む場合は勿論、会社、工場など利益を追求する場合も
誰かが泣き寝入りをするような開発は必ず後でしっぺ返しが来るのが
日本の神様の采配の気がするのですが。
日本というのは不思議な国で常に見えない誰かに見られている、多くは
「お天道様が見ている」という言い方をしますが
普段の生活でも自分の利益追求だけに走ってないか、
つねに襟をただす気持ちを持ちたいと思います。